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『アムステルダム』たくさんの運河が流れる美しい街

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今回は過去のヨーロッパ周遊旅行記の第3回。ベルギーからオランダに移動し、『アムステルダム』の街を訪れます。

アムステルダムは町中に運河が流れる美しい街並みや、オランダ出身の画家「ゴッホ」の名画を展示するゴッホ美術館や、アムステルダム国立美術館などの美術館が人気です。

また、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクの家、世界中で有名なビール「ハイネケン」の博物館であるハイネケン・エクスペリエンスなどアムステルダムの見どころを紹介していきます!

運河が流れる美しい街並み

前回訪れたベルギーのアントワープから電車で約1時間でアムステルダムの玄関口「アムステルダム中央駅」に到着しました。

アムステルダム中央駅は1889年に建てられた開業した歴史ある駅で、レンガ色の美しい建物です。

 

アムステルダムにはアムステルダム中央駅の辺りを中心にして網の目状にたくさんの運河が流れています

運河沿いの歩道には木や花がたくさん植えられていて、街を歩いていると、とっても清々しい気分になります。

 

運河を行き交うボートや、船が通るための跳ね橋もアムステルダムのシンボルになっています。

どこかで見たことのある風景だなぁ、と思っていたら、高校時代に訪れた長崎の「ハウステンボス」でした。

ハウステンボスには去年あらためて行ったのですが、実際にアムステルダムを見てから行くと、その再現度の高さにより感動しました!

参考記事:気分はオランダ♪『ハウステンボス』へ行ってきた!

 

一番のオススメはゴッホ美術館

アムステルダムでまず行きたかったのは「ゴッホ美術館」。オランダ出身の画家ヴィンセント・ファン・ゴッホの作品が多数展示されている美術館です。

世界的に有名な「ひまわり」や「自画像」、「黄色い家」などたくさんの有名作品が収められています。

ゴッホの作品だけでも数百点が展示されており、じっくりとゴッホの世界に浸ることができます

ゴッホ以外にも、ゴッホと同時代に活躍したポール・ゴーギャンや、ゴッホが大きく影響を受けたミレーなどの作品が展示されていました。

 

ゴッホ美術館の横には「ミュージアム広場」という広い芝生の広場が広がっています。

ミュージアム広場の周りには、ゴッホ美術館以外にも「アムステルダム国立美術館」や「アムステルダム市立美術館」、「現代美術館」などが集まっており、まさにミュージアム (美術館) 広場と言える場所です。

中でもアムステルダム国立博物館はフェルメールやレンブラントなど17世紀にオランダで活躍した画家の作品が多数展示されている人気の美術館です。

アムステルダム国立美術館の建物はアムステルダム中央駅をデザインした建築家によって設計されており、実際にこの2つの建物を見比べると、とてもよく似ているので、外観にも注目してみてください。

 

迫害の歴史を語る「アンネ・フランクの家」

アムステルダムには、「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクとその家族がナチスの迫害から逃げるために隠れ住んでいた「アンネ・フランクの家」が残されています。

現在は、当時の迫害の実態を伝える博物館になっており、当時のリアルな様子を知ることができます。

外観は一見普通の家なので、街を歩いていてもなかなか見つけにくいですが、中に入るとたくさんの方が訪れています。

 

アンネ・フランクは、ユダヤ系ドイツ人の少女で、ナチスによるユダヤ人迫害を受けた彼女とその家族の生活を記した「アンネの日記」の作者として知られています。

アンネ・フランクの家の中にはナチスによるホロコースト (ユダヤ人の大量虐殺) の記録や、当時の生活の様子を伝えるものが多数展示されています。

その内容は非常にショッキングですが、当時の出来事を教訓として伝える役割を担っています。

 

オランダ生まれのビール「ハイネケン」

オランダで生まれ世界中で愛されているビールと言えば「ハイネケン」。お酒好きの人でなくてもハイネケンの緑色のボトルと赤い星のマークを一度は見たことがあるでしょう。

さっぱりとした味が特徴の飲みやすいビールで、僕もイギリスに留学している時はよく飲んでいました。

せっかくオランダに来たので、アムステルダムでも本場のハイネケンをいただきました。

 

アムステルダムはハイネケン発祥の地で、ハイネケンが始まった醸造所があります。

今は「ハイネケン・エクスペリエンス」というビールの博物館になっており、醸造所の設備を見学したり、ハイネケンを試飲できたりします。

しかし、僕が訪れた時は改装かメンテナンスか何かで閉館中…。楽しみにしていたので残念です!

 

日本とはちょっと違う「コーヒーショップ」

日本でコーヒーショップというと、スターバックスや街の喫茶店のように、コーヒーを飲むお店を想像します。しかし、オランダの「コーヒーショップ」はちょっと意味合いが違います。

オランダでコーヒーショップは、マリファナを吸うお店を指すことが多いです。

オランダでは行って量のマリファナを販売・所持することが認められており、それを目当てにやってくる観光客も多いそうです。

反対にオランダ人はあまりマリファナを吸わないと聞いたことがあります。

マリファナが合法なんて日本では信じられないですが、敢えて締め付けを緩くすることで、中毒者を減らすというわけですね。

もちろん僕はこれまでマリファナを吸ったことはありませんが、アムステルダムを歩いていると明らかに異質な匂いがするお店があります。「あぁ、ここか」と納得。

 

アムステルダムのその他の見どころ

レンブラント広場

オランダの画家レンブラント・ファン・レインの有名な作品「夜警」を銅像で再現した広場です。

アムステルダムにはレンブラントが住んでいた家も残されています。

 

マダム・タッソー

イギリスのロンドン発の蝋人形館。歴史上の人物や映画スターなど著名人にそっくりの蝋人形が展示されています。

今では世界中にたくさんの分館があり、アムステルダムにもその一つがあります。

 

ムント塔

アムステル川沿いのムント広場にある時計塔。15世紀に作られた塔で、後に時計が取り付けられました。

塔の上部にはカリヨンと呼ばれる鐘があり、決まった時間になると音楽を奏でます。

 

自転車

場所ではありませんが、アムステルダムでは自転車での移動がとってもポピュラー。街をたくさんのオシャレな自転車が走っています。

運河にかかる橋の手すりに鍵を結ばれたカラフルな自転車は写真にも映えそうです。

 

オランダは人が優しい印象

色々な国を旅していると、同じヨーロッパでも国によって人柄の違いみたいなものが見えてきます。オランダは学生時代に周遊した国の中でも人の印象が非常に良い国でした。

宿泊したユースホステルの受付の女性もすごく親切で感じが良かったですし、レストランのウェイターさんもフレンドリーでした。

イギリスに留学していた時に仲良くしていたメンバーにもオランダ人が2人いて、なんだか気が合うお国柄なのかな、と勝手に親近感が湧いてしまいました。

人との良い出会いがあると旅も楽しくなりますね。特に1人旅をしているとより一層現地での出会いは貴重なものです。

 

次回は再び国境を越え、ドイツのケルンへ向かいます!