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『英語の慣用句』25選。Cup of teaはお茶じゃない!?

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今回は英語の慣用句 (イディオム) について。よく使う代表的な慣用句や、面白い慣用句を紹介します。

日本語でも「腹を割る」や「頭に来る」のように文字通りの意味とは異なる慣用句が日常的に使われますが、英語にも同じような慣用句がたくさんあります。

慣用句は知らないと全く意味が理解できないので、会話について行けなくなります。英語を上達させたい人はぜひ覚えておきましょう!

慣用句 (イディオム) とは?

 

そもそも「慣用句」とは何でしょうか?

二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。

ー デジタル大辞泉 (小学館)

例えば、日本語の「骨が折れる」(労力がいるという意味) のように、文字通りの意味とは異なること/ものを表す単語の組み合わせ、ということです。

英語にもたくさんの慣用句があり、「idiom (イディオム)」と呼ばれます。

単語の意味だけを知っていても、その慣用句を知らなければ意味が分からない、または勘違いをしてしまうものばかりです。

日本語と同じように英語でも日常的に慣用句を使うことがよくあるので、英語力をアップさせたい人は少しずつ覚えていくと良いでしょう。

 

英語の慣用句1〜5

1. cup of tea

特にイギリスでよく使われる表現です。そのまま読むと「カップに入ったお茶」ですが、そうではありません。

英語では『お気に入り』『好み』という意味で使われるイディオムです。

It’s not my cup of tea.
私の好みではありません。

 

2. a piece of cake

直訳すると「ひと切れのケーキ」ですが、『簡単』という意味の慣用句です。日本語の慣用句である「朝飯前」と同じようなニュアンスですね。

It’s a piece of cake!
そんなの朝飯前さ!

 

3. cats and dogs

犬や猫は関係なく、天気に関する慣用句です。どんな意味か想像できますか?

実は、『土砂降り』を表す慣用句で、

It’s raining cats and dogs.
雨が土砂降りだよ。

のように使われます。

 

4. out of the blue

知らなければ「青の外?」と、全く意味が分かりそうにありませんが、「out of the blue」で『突然』という意味の慣用句になります。

日本語で言うと「晴天の霹靂」に当たり、「晴れた空に突然発生する雷 (a bolt in the clear blue sky)」が語源です。

The news came out of the blue.
その知らせは突然やって来た。

 

5. time flies

「時間が飛ぶ?」いえいえ、『時間があっという間に過ぎる』と言う意味です。日本語でも「光陰矢の如し」と言いますが、それに似た表現ですね。

Time flies!
あっという間だったよ!

のように、このイディオムだけで使うことが多いです。

 

英語の慣用句6〜10

6. keep in touch

直訳すると「触り続ける」という意味ですが、英語の慣用句では『連絡を取り合う』『交流を続ける』という意味になります。

日常会話でもよく使うフレーズで、「連絡してね!」というニュアンスで別れる時の挨拶として使われることも多いです。

「keep」の代わりに「stay」を使うこともあります。

Keep in touch!
連絡してね!

 

7. chin up

「chin」は「あご」のこと。直訳すると「あごを上げる」という意味ですが、『元気を出して!』という意味の慣用句になります。

落ち込んでいると下を向いてしまうので、「顔を上げて!」ということですね。

Keep your chin up!
元気出してね!

 

8. leave it to me

そのまま読むと「私に残しておいて」という意味になりますが、慣用句として『私に任せてください』という意味になります。

こちらもよく耳にするフレーズのひとつです。

Just leave it to me.
私に任てください。

 

9. I’m all ears

もちろん「私は全て耳です」という意味ではありません。『注意深く聞く』という意味になります。

「すごく聞きたい」や「ちゃんと聞くよ」という意思表示として使うことが多いです。

Tell me about it. I’m all ears.
その話教えてよ。すごく聞きたい。

 

10. hang in there

「hang」は「吊るす」という意味ですが、「hang in there」と言うと『頑張って!』という意味になります。

特に「(苦しい状況において)何とか持ちこたえて」というようなニュアンスがあります。

Hang in there! You can do it!
頑張って!君ならできるよ!

 

英語の慣用句11〜15

11. once in a blue moon

直訳すると「青い月に1度」という意味になるこのイディオムは、『ごくまれに』という意味になります。

ちなみに「blue moon」というのは「ひとつの季節に4回ある満月のうち、3回目の満月」だそうです。

I only see him once in a blue moon.
彼にはごくたまにしか会わない。

 

12. make sense

「sense」は「感覚」や「意識」という意味ですが、「make sense」は『理にかなっている』という意味にの慣用句になります。

会話の中でよく使うフレーズなので、ぜひ覚えておくと良いと思います。

It doesn’t make sense.
わけが分からない。

 

13. touch wood

直訳すると「木に触る」という意味のこの慣用句は、実は全く違う意味で使われます。

「touch wood」は『幸運を祈る』という意味です。木には精霊が宿っており、木を触ると悪い運気が逃げる、という言い伝えから来ているそうです。

Touch wood.
幸運を祈ります。

 

14. break the ice

文字通り「氷を壊す」という意味もありますが、『場を和ませる』という意味の慣用句です。

会議の場などで、緊張をほぐすために会話の口火を切るといった状況を思い浮かべてもらえべ良いと思います。

Let’s play a game to break the ice.
緊張をほぐす為にゲームをしましょう。

 

15. big picture

「大きな絵」ではありません。『全体像』という意味のイディオムです。

「be a picture (美しい)」や「get the picture (理解する)」など、「picture」を使った慣用句はたくさんありますが、中でもよく使う表現です。

You need to see the big picture.
もっと全体像を見るべきだ。

 

英語の慣用句16〜20

16. in a nutshell

「nutshell」とは「木の実の殻」のことですが、「in a nutshell」という慣用句として使うと『一言で言えば』という意味になります。

「nutshell」には「(木の実の殻に入るほど) わずかなもの」という意味もあり、「in a nutshell」も「わずかな言葉 (一言) で言うと」という慣用句になりました。

Please explain the situation in a nutshell.
状況を簡単に説明してください。

 

17. speak of the devil

「悪魔の話をする」というこの慣用句は、日本語で言う『噂をすれば影』に当たります。

悪魔の話をすると悪魔が現れるという迷信から、「噂をすればその人が現れる」という意味で使われるようになりました。

Speak of the devil, here she comes.
噂をしていたら、彼女が現れたよ。

 

18. bark up the wrong tree

「bark」は「吠える」という意味で、「間違った木に向かって吠える」となりますが、慣用句としては『見当違いをする』という意味になります。

獲物がいない木に向かって吠えている犬の様子からこの言葉ができました。

If you think it’ll solve the problem, you are barking up the wrong tree.
もしそれが解決策だと思っているなら、君は見当違いをしているよ。

 

19. go Dutch

「Dutch」というのは「オランダ人」という意味。ですが「go Dutch」という慣用句になると『割り勘にする』という意味になります。

昔、イギリス人から見てオランダ人はケチな印象があったらしく、そこから皮肉の意味を込めてこの言葉が生まれたそうです。

Let’s go Dutch today.
今日は割り勘にしよう。

 

20. Greek to me

国に関する慣用句をもうひとつ。「Greek to me」は『全く意味が分からない』という意味になります。

昔、イギリス人にとってギリシャ語 (Greek) は何を言っているか分からなかった為、こういう表現が出来たんだとか。

It’s all Greek to me.
僕にはさっぱり理解できないよ。

 

英語の慣用句21〜25

21. packed like sardines

「Sardines」は魚の「サバ」のことですが、「packed like sardines」は『ぎゅうぎゅう詰め』という意味の慣用句です。

サバは大群で泳ぐ習性の魚で、その様子から出来た言葉です。日本語では「すし詰め」という表現も使われますね。

Commuters are packed like sardines on the train.
通勤する人たちは電車の中ですし詰めになっている。

 

22. beat around the bush

これも想像しにくいですが、『遠回しな言い方』という意味の慣用句です。

直訳すると「茂みの周りを叩く」ということですが、これは猟師が茂みを叩いてそこから出てきた獲物を仕留めるという方法、つまりは「まわりくどい方法」ということに由来しています。

Please stop beating around the bush and get to the point.
遠回しな言い方はやめて、単刀直入に言ってください。

 

23. out of the woods

直訳すると「森から出る」という意味のこの慣用句は、『困難を乗り越える』という意味です。

「We are not out of the woods」のように否定系で使うと「まだ安心は出来ない」という表現になります。

Maybe it’s too soon to say that we are out of the woods.
困難を乗り越えたと言うにはまだ早いかもしれない。

 

24. pull someone’s leg

文字通りだと「足を引っ張る」となりますが、英語の慣用句としては『~をからかう』という意味で使われます。

「成功の邪魔をする」という日本語とは違った意味になるので、間違えないように注意しましょう。

Stop pulling my leg.
からかうのはやめてよ。

「make fun of ~」も同じような意味です。

 

25. bite the bullet

「銃弾を噛む」という何やら物騒なこの慣用句は『我慢する』という意味で使われます。

戦場で兵士が治療を受ける時に痛みに耐えるため銃弾を噛ませて行ったことに由来する言葉です。

Just bite the bullet and do your best.
我慢して全力を尽くしなさい。

 

英語にはまだまだたくさんの慣用句 (イディオム) があるので、英語を上達させたい人は、少しずつ覚えていきましょう!