今回は香港にある『1881ヘリテージ』という人気の商業施設を訪れます。1881ヘリテージには高級ブランドをはじめとしたお店やレストランが集まっています。
1881ヘリテージで行われる冬限定のクリスマスイルミネーションもご紹介します!
地下鉄に乗って尖沙咀へ
香港空港からホテルに移動した後、ご飯を食べに尖沙咀 (チムサーチョイ) というエリアに移動しました。ホテルのある油麻地からは尖沙咀へは「MTR」と呼ばれる地下鉄で2駅。
MTRの切符は、駅にある自動販売機で表示される地図から行き先を選んで買います。日本のように事前に行き先までの値段を確認しなくて良いので便利です。
香港の切符はクレジットカードサイズ。日本の切符の比べてしっかりした造りで、何度も再利用されるみたいです。
高級ブランド店が並ぶ『1881ヘリテージ』
尖沙咀の駅を降りてすぐのところにあるのが『1881ヘリテージ』(1881 Heritage) という商業施設。
1881ヘリテージには、かつて海上警察本部だった建物を利用したホテルや高級ブランドショップ、レストランがあります。
海上警察本部が作られたのが、イギリス統治時代の1881年だったことから、1881ヘリテージという名前になったそうです。
カルティエやティファニーをはじめ、高級ブランドのお店が並んでいました。
冬限定のクリスマスイルミネーション
僕が訪れた11月には、クリスマスのイルミネーションがありとても綺麗でした。
クリスマスツリーや、それを彩るライトが暖かい香港でも冬の雰囲気を感じさせてくれます(ちなみに香港は11月でも昼だと25℃くらいあります)。
イルミネーションは毎年変わるようですが、2017年はアンティークの木馬がモチーフでした。
ライトアップの時間を狙ってたくさんのお客さんが集まっていました。
海上警察本部時代の歴史的な建物
元々の海上警察本部のメインの建物は「Hullet House」というホテルになっています。ビクトリア時代のコロニアル様式で作られた美しい建物です。
Hullet Houseへ続く道にはこれまた豪華な門が並んでいました。
ホテルの前には当時使用されていたものと同じ型の大砲が展示されています。
この他に敷地内には、「時間球」と呼ばれるかつて香港の港を通る船に時間を知らせていた球を展示した塔があります。1881ヘリテージの開業時にこの場所に移されたのだとか。
時間球塔の横には大きな樹があります。元々、海上警察本部には200本近い樹があったそうです。
隣にあるレンガ造りの建物は「旧九龍消防局」。現在はこちらもお店になっています。建物といい、イルミネーションといい、ヨーロッパに来たような雰囲気です。
何も知らずご飯を食べに来たら、とても素敵な場所に出会いました。香港に行った際は是非訪れてみて下さい。クリスマスシーズンはオススメです!
次回は香港で人気のナイトマーケットをご紹介します!