今回は香港のビクトリア・ハーバー沿いにある『尖沙咀プロムナード』のご紹介。ビクトリア・ハーバーは九龍島と香港島の間にある世界有数の港です。
「世界三大夜景」としても有名な場所ですが、今回は昼間の様子をお伝えします!
ヴィクトリア・ハーバー沿いの風景
『尖沙咀プロムナード』は九龍島側の港沿いに作られた全長約3kmの遊歩道です。とても綺麗に整備された区域で、歩いていて清々しい気分になりました。
ビクトリア・ハーバーを行き来する船や、対岸の香港島側にある高層ビル群を間近に見ることができます。今回は尖沙咀プロムナードの東側から西に向かって歩きました。
MTRの尖東駅のさらに東側です。西側よりも観光客が少なく、のんびりと釣りを楽しんでいるおじさんもいました。
後ろを振り返るとこちらにも九龍島一番の繁華街である尖沙咀の高層ビルがそびえ立っていました。
尖東駅の近くには香港映画スター100人の手形や、ブルース・リーの像がある『アベニュー・オブ・スターズ』があります。
しかし、ここは2018年末まで工事中とのこと。映画好きでここを目当てに香港に来る方もいると思いますが、注意してくださいね。
香港文化センターから西側のエリアも景色がとても綺麗です。前は広場のようになっていて、階段に座って景色を眺める人もいました。
二階建ての遊歩道
香港文化センターから少しのところには遊歩道が2階建てになった部分があります。少し高いところからの景色が楽しめます。
歩道脇には綺麗な花が植えられていました。暖かい香港らしく、花も南国っぽい鮮やかな色です。
2階部分にはベンチもあり、多くの人が景色を眺めながらぼーっとしたり、友人とおしゃべりしたりしていました。
僕が訪れた時もたくさんの観光客の方がいました。夜は夜景を目当てに、さらに多くの人が集まってきます。
この辺りからは香港島のビル群の中でも最も見応えのある場所が見えます。下の写真の中央やや右にある一番高いビルは「Two IFC」というビルで香港で2番目に高いビルです。
地上88階建て、高さは415.8mもあります。ちなみに日本で一番高いビルは大阪にある「あべのハルカス」で300mです。それよりも100m以上高いですが、それでも2番目なんですね。
ちなみに一番は後日紹介する「ICC (世界貿易センター)」 です。
>>『Sky100』香港100万ドルの夜景を空から眺める
歴史ある時計台「尖沙咀鐘楼」
さらに西へ進むと「尖沙咀鐘楼」という時計台が見えてきます。かつてこの場所には、香港と中国の広州を結ぶ鉄道の駅がありました。
時計台はその頃の名残で、作られたのは100年以上前の1915年。
歴史を感じさせる造りです。外側は赤レンガと花崗岩で出来ていて、高さは44m (+7mの避雷針)。尖沙咀プロムナードはこの時計台が終着点となっています。
フェリー乗り場とクルーズ船
そのあともう少し行くとフェリー乗り場があります。ここから九龍島から香港島へ渡るスター・フェリーが出ています。
僕が訪れた時はスター・パイシスというクルーズ船も停泊していました。ちょうど日が傾きはじめ、夕陽に照らされた姿が綺麗でした。
いつか大きなこんなクルーズ船で旅行してみたいものです。
次回は『シンフォニー・オブ・ライツ』という音と光のショーを見学します!