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香港の基本情報。気温やトイレ事情、チップの習慣など

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香港旅行記の最後に、香港の基本情報をまとめます。

チップの習慣やトイレ事情、コンセントの形状など、香港に旅行に行く前に必ず知っておきたい情報ですので、今後香港へ行く方は是非参考にして下さい!

香港って…国?地域?

香港は正式名「中華人民共和国香港特別行政区」と言い、中国の一部です。

しかし、ある程度自治権が認められており中国本土とは通貨も異なります。オリンピックなどにも「香港」として中国とは別に参加しています。

 

ビザ

90日以内の滞在で、観光目的の場合は不要です。入国時に出入国カードの記入だけが必要です。

 

言語

中国語 (広東語)、英語

日常会話には主に中国語 (広東語) が使われています。中国語には広東語の他、北京語や上海語など地方によって方言のような違いがあります。

僕は中国語はほとんど分からないので、違いもあまり分かりませんが、言葉や発音などが全然違うそうです。

かつてイギリス領だったことから、英語も公用語になっていますが、思ったほど英語を話せる人は多くなかったです。

もちろん日本よりは話せる人が多いですが、割合で言うと半分くらいでしょうか。香港の中でも九龍島では英語を通じないことが多く多く、反対に香港島は英語が通じることが多かったです。

 

時差

日本からの時差は−1時間

サマータイムはありません。日本が昼12時の時、香港は午前11時。時差ぼけの心配はなさそうですね。

 

気候

沖縄よりもさらに緯度が低い場所にある香港は、亜熱帯気候で年中温暖です。夏が長く、気温・湿度ともに高くなります

冬でも暖かく、私が訪れた11月でも昼間は25℃くらいありました。しかし夜は冷えることもあるのと、夏も冷房がきついお店が多いので、羽織れる上着を持っていくと良いと思います。

夏はかなり暑いので、秋から冬にかけてが観光にはベストシーズンでしょう。

 

通貨

香港ドル (HKD)

1HKD≒13.5円 (2018年4月現在)。中国本土で使われている「元」とは異なります。

クレジットカードは主要ブランド(Visa, Mastercard, American Expressなど)であれば多くのお店やレストランで使えます。

小さいお店などでは使えないところもあるので、必ず現金も併せ持っておきましょう。

海外旅行に行く際は1〜2枚クレジットカードを持っていくことをお勧めします。海外旅行保険付きのものであればより安心です!

 

物価

日本より少し安いですが、特に観光地ではそれほど大きく変わりません。地元の人が行くようなレストランやナイトマーケットでは安く買い物ができます。

ただし、ブランド品は偽物も多いので注意してください。

 

チップ

香港には、イギリス領時代の名残でチップの習慣があります。ファストフード店などでは不要ですが、中級以上のレストランやホテル、タクシーなどではチップを渡した方が良いでしょう。

チップには支払い額の5〜10%を渡します。チップ用の小銭を常にポケットに入れておくと、すぐに渡せてスマートです。

 

交通機関

香港の移動に便利なのがMTRと呼ばれる地下鉄。主要エリアを網羅しています。切符も自販機で地図を選んで購入でき、簡単で分かりやすいです。

 

MTRでの飲食は罰金の対象になるので注意して下さい。MTRが通っていないエリアではタクシーが便利です。日本よりも安くて気軽に乗ることができます。

 

香港ならではの乗り物としては2階建てのトラムや、ビクトリア・ハーバーを渡るスター・フェリーなどに乗ってみるのも良い記念になると思います。

 

治安

香港の治安は比較的良いですが、人混みや電車の中ではスリなどの軽犯罪に注意して下さい。

 

トイレ事情

中国と言うと正直トイレが綺麗じゃないイメージですよね。特に田舎の方は個室にドアがなく丸見えなんて話もよく聞きます。

香港ではそこまで悪くありませんが、やはり日本ほど綺麗ではありません。世界中探しても日本よりトイレが綺麗な国はほぼないと思いますが。

街中に公衆トイレはあまりなく、駅にも1ヶ所程度なので、出来るだけホテルやレストランで済ませておいた方が無難です。

レストランやカフェではトイレが施錠されていることが多く、店員さんから鍵を借りて入ります。

 

コンセント/電圧

コンセントの形はBFタイプ。丸い差し込み口が2つと、縦長の四角が並んでいる形です。

BF型への変換プラグもありますが、これから色んな国に行く可能性がある方は様々な国に対応できる変換プラグがお勧めです。僕もどの国へ行く時も持っていきます。

 

BF型に変形させるとこんな感じです。

 

電圧は220V。日本は100Vですが、最近の電化製品は100V-240Vに対応しているものが多いので、表示を確認してみて下さい。

携帯やパソコンなどは大体対応していると思います。反対にドライヤーなどモーターの回転数に影響を受けるものは対応していない場合が多いです。

220Vに対応していない製品を持っていく場合は、変圧器が必要になります

 

香港の水道水は飲めなくはないですが、ミネラルウォーターを買って飲むことをお勧めします。

 

電話

・日本から香港へかける場合
香港の国番号は「852」です。

(固定電話から)
001-010-852-相手の電話番号

最初の001はKDDIの場合。NTTを使用する場合は0033。

(携帯・スマートフォンから)
+852-相手の電話番号

※相手の電話番号が0から始まる場合は0を省略して発信
「+」の表示方法は機種によって異なりますが、スマホの場合は「0」長押しの場合が多いです。

・香港から日本にかける場合
001-81-相手の電話番号(最初の0は省略)

 

Wi-Fi

空港や多くのホテルではWi-Fiが使えます。街ではあまりWi-Fiスポットを見た覚えはありません。

街を歩きながらスマホで地図を見たい場合などは、定額制のWi-Fiルーターをレンタルしていくと良いと思います。携帯会社の海外パケ放題よりも割安です。