今回からは昨年の11月に行った香港の旅行記を書いていきます。第一回は香港へのフライトに利用したLCC (格安航空会社)『香港エクスプレス』の搭乗記です。
国内線も含めてLCCを利用するのは今回が初めてだったのですが、意外と快適でした!
香港エクスプレスについて
『香港エクスプレス』は2004年に設立した航空会社です。設立当時はフルサービスの航空会社ですが、2013年に香港初の格安航空会社(LCC)に転換しました。
香港国際空港を拠点として23都市に就航しており、日本では成田・羽田・関空・中部をはじめとした11都市と香港を結んでいます。
また、香港を経由してタイやカンボジアなど東南アジアの国々にも行くことができます。
評判
香港エクスプレスの気になる評判をチェックしてみましょう。
同じく日本から香港への便を就航しているキャセイパシフィック航空と香港航空、そしてLCCの代表エアアジアとの比較です。※2018年2月現在
香港 エクスプレス |
キャセイ パシフィック |
香港航空 | エアアジアX | |
H.I.S | 3.1 / 5 点 | 3.3 / 5 点 | 3.0 / 5 点 | 2.7 / 5 点 |
トリップアドバイザー | 3.0 / 5 点 | 4.0 / 5 点 | 3.5 / 5 点 | 3.5 / 5 点 |
Fly Team | 3.4 / 5 点 | 4.0 / 5 点 | 3.8 / 5 点 | 3.5 / 5 点 |
フルサービスの航空会社であるキャセイパシフィックと香港航空に比べると、さすがにやや見劣りしてしまいますが、LCCの雄・エアアジアと比較すると同レベルと言えます。
定時運航率
2018年の香港エクスプレスの定時運航率は65.1%。あまり優秀な数字ではないですね。
ちなみに前述のキャセイパシフィックが71.6%、香港航空が92.4%、エアアジアXが59.1%です。
フルサービスの航空会社と比べると低いですが、LCCはこんなものなのかもしれません。
機体
香港エクスプレスの機体は全てエアバス2320シリーズ (A321含む)。「HK express」のロゴと紫色を中心にしたカラーリングが印象的です。近代的で格好良くないですか?
機内・座席
日本から乗った機体は革張り(合皮)のシートでした。LCCはシートの間隔が狭いというイメージでしたが、特に狭い気はしませんでした。
少なくとも香港までの5時間くらいであれば全く問題なかったです。(帰りは約4時間)
帰りの便は布製シートで、香港エクスプレスのイメージカラーである紫色で統一されていました。写真の奥に見えるCAさんの制服も紫色です。
僕はちょうど非常用出口の横の席で、他の席よりも若干間隔が広かったです (赤いシートの座席)。
選べて嬉しい機内食
格安航空会社なので、機内食や飲み物は有料になります。メニューは色々あるので、好きなものを選ぶことができるのが逆に嬉しいかもしれません。
食事は65HKD (約900円) 程度でした。4〜5時間のフライトなので、空港で事前に食べておけば機内食は不要でしょうね。
せっかくなので、チキンライス (前の写真の左下) を注文してみました。メニューの写真とは少し違う気がしますが、まぁ、こんなもんでしょうね。味は悪くないです。鶏肉も柔らかい。
飲み物はというと、水が22HKD (約300円)、コーヒーやジュースが25HKD〜 (約350円〜) でした。この他、お菓子なんかも売っています。
あっという間に香港空港に到着!綺麗なアートが迎えてくれました。
個人的評価
★★★★★★☆☆☆☆ 6/10
機体やサービスはLCCとしては普通です。香港までの4〜5時間であれば、全く苦痛はありませんでした。
香港エクスプレスを利用するメリットはやはりチケットの安さ。キャセイパシフィックなどフルサービスの航空会社を利用するよりも、ずいぶんお得です。
ちなみに、今回は航空券とホテルのセットなので航空券のみの値段は分かりませんが、ホテルも含めて3泊4日でお値段は3万円台でした。HISさん、安すぎませんか!?しかも空港⇔ホテルの送迎付き。
この値段であれば、週末にふらっと本格中華料理を食べに…。そんな感覚で行けちゃいますね。
香港エクスプレスのお得なチケットはエイチ・アイ・エスが運営する格安航空券予約サイト<「Surprice (サプライス)」のホームページ>で検索できます!
次回は香港で宿泊したホテルをご紹介します!