『Sky100』香港100万ドルの夜景を空から眺める

今回は香港で一番高いビル「ICC」の展望台『Sky100』からの景色を紹介します。

ICCは香港を見渡せる絶景スポットですが、特に「100万ドルの夜景」として有名なヴィクトリア・ハーバーの夜景は必見です！

ICCについて

International Commercial Centre (環球貿易広場または国際貿易センター)、通称「ICC」は地上118階建て、高さ484mの超高層ビルです。

ちなみに日本で一番高いビルは大阪にあるあべのハルカスで高さ300m。ICCはそのさらに1.5倍以上もあります。

ICCはビクトリア湾に面した九龍島の南西にあり、MTRの香港駅と直結しています。

 

香港駅を出ると低層階は「ELEMENTS」というショッピングモールになっています。

ショッピングモールの中は、ブルガリやカルティエなどをはじめとした高級ブランドのお店が中心でした。

僕が訪れた昨年末には、クリスマスのデコレーションがされていました。

 

２階の天井に届きそうな大きなクリスマスツリーの前では、たくさんの人が記念撮影をしていました。

ICCにはショッピングモールのほか、中層階はオフィスなどが入っており、最上階から15階はリッツ・カールトン・ホテルになっています。

そして、地上393mの場所にある100階にあるのが展望台「Sky100」です。

 

エレベーターで一気に地上100階へ

チケットを購入し、エレベータで展望台へ。

お得なチケットの入手方法については、記事の最後でご紹介します！

 

エレベーターへ続く通路は近未来的な雰囲気でワクワクします。タイムマシーンかスペースシャトルにでも乗り込むような派手さです。

 

エレベーターは地上100階の展望台まで約60秒で急上昇します。

 

あっという間に100階の展望台に着きました。エレベーターホールの足元には香港の模型が展示されています。

 

地上100階の展望台へ

展望台は広々としており、それほど混雑はありませんでした。全面ガラスばりになっており、香港の景色を360°楽しむことができます。

 

明るい時間と夜景が見える時間の両方を楽しみたかったので、日が暮れる少し前の時間に展望台に上がりました。

ビクトリアハーバーと香港島のビル群が眼下に広がります。ガラス越しなので少しクリアではないですが、昼間もとても綺麗です。

 

Sky100のサインは記念撮影に絶好のポイント。後ろの窓の外には香港の街が広がります。

 

海抜393mのサイン。

 

一通り景色を楽しんだ後、暗くなるのを待ちます。展望台にはリッツ・カールトンが運営する「Cafe100」があります。

 

こんなに高い場所からの景色を眺めながらお茶をする機会はあまりないですよね。

展望台には他にも地上393mからの景色をVRで楽しめるコーナー (実際にそこにいるのに何故あえてVR?) や、地上393mの空を飛んでいるような写真が撮れる撮影コーナー、お土産屋さんなどがあります。

 

100万ドルの夜景を見下ろす

そうこうしているうちに日が沈み、辺りが暗くなりました。窓の外には何とも美しい夜景が広がっていました。

九龍島の高層ビル群が宝石を散りばめたように輝いていました。息を呑むような美しさです！さすが、100万ドルの夜景。

尖沙咀で見た地上からの夜景(※)も綺麗でしたが上からの景色はさらに感動的です。

※参考記事：『シンフォニー・オブ・ライツ』100万ドルの夜景と音楽の共演

 

これだけの高層ビル群をさらに高い所から眺めるなんて、ヘリコプターにでも乗らない限り、なかなかできません。

 

どの方角を見ても本当に綺麗です。天気も良くて、遠くまでビルの明かりを見渡すことができました。

 

僕が今まで見た夜景の中では間違いなく１番だと思います。香港の夜景というと、尖沙咀やビクトリア・ピークからの景色が有名ですが、Sky100もおすすめです！

 

Sky100の営業時間・入場料など

 

チケットのお得な購入方法

展望台のチケットはICCの２階にある入口でチケットを購入します。チケットは178香港ドル (約3,200円) と結構高め。

しかし、展望台のチケットをお得に購入する方法があります。それは、「楽天トラベル観光体験」のホームページで割引チケットを購入する方法です。

メールで送付されるEチケットを見せればOK。日時の指定は不要なので、好きな時間に行くことができます。

Sky100へ行く予定の方はぜひ事前にチケットを購入しておきましょう！

 

次回は香港で最も有名な夜景スポット「ビクトリアピーク」を訪れます。しかし、そこには悲劇が待っていました…。