英会話

英語初級者にオススメの勉強法5選。これならアナタも続けられる!

今回はTOECのスコア950点、高校の教員免許も持っている僕が初級者にオススメする英語の勉強法をご紹介します。

(この記事で言う「初級者」はTOEIC500点以下または英検3級レベルまでの人です)。

もちろん留学に行くとか、高額なスクールに通うことなく誰でも続けられる方法ばかりです。

今まで続かなかった人は、きっと自分に合わない方法で勉強していたからです。そんな人もこの記事を読めばきっと続けられるはずです!

こんな人にオススメ

「海外旅行の際に英語を使いたい」
「英語の勉強が長続きしない」
「楽しく英語を上達させる方法を知りたい」

中級・上級者にオススメの勉強方法はこちら↓

>>中級者にオススメの英語勉強法5選。上級者への近道を教えます

>>英語上級者にオススメの勉強法5選。伸び悩んでいる人は必見!

最も大事なことは…

はじめに、英語を習得する上で最も重要なことをお伝えします。それは、「自分が楽しんで英語を学べる方法を見つけること」です。

これは初級者に限った話ではありませんが、特にこれから英語を習得したいと思っている人には大事なことです。

英語を話せるようになるという目標を強く持っていても、楽しくない「勉強」は続かないからです。

日本人が英語を話せない理由のひとつは英語の授業が「受験用の勉強」で、面白くないことがあると考えています。

英語を話せるようになるために分厚い参考書は必要ありません。

 

どうしたら楽しく勉強できるかは人によって違います。

  • 映画が好きな人:洋画
  • 音楽が好きな人:洋楽
  • 本が好きな人:洋書
  • ドラマが好きな人:海外ドラマ
  • スポーツが好きな人:海外のスポーツ中継・記事
  • 旅行が好きな人:旅行ブログ

これらはあくまで一例ですが、自分が興味を持っているものを最大限に活用しましょう。

英語を話せるようになるのは簡単ではありません (しかし、いつ始めても不可能ではありません)。そのため、ある程度継続して取り組む必要があります。

興味を持って続けられる方法を見つけることが英語習得への最大の近道だと思います。

 

①単語を覚える

英語を習得する上で初級者がまず取り組まなくてはいけないこと。それは、とにかく「単語をたくさん覚えること」です。

単語の意味を知らないのに、英語を読んだり聞いたりしても理解できるわけがありません。

逆に言うと、単語の意味さえ分かれば文法なんか勉強していなくても、8割以上理解できるでしょう。

 

単語を覚える上でポイントが3つあります。

ひとつめは最初にお伝えしたように「自分が楽しんで続けられる方法を見つけること」です。

単語を覚えるために単語帳を暗記するのもひとつの方法ですし、効率は良いです。しかし、それだけでは続かない人が多いでしょう。

僕は映画やドラマ、音楽が好きなので、映画やドラマを英語字幕で見て知らない単語の意味を調べたり、歌詞カードを見て単語を覚えたりしました。

 

もうひとつのポイントは、「発音をカタカナで覚えないこと」

カタカナで読み方が書いてある単語帳もあります。英語の発音は複雑で、日本語のように字を見ただけでは発音が分からないことも多いので便利に感じるかもしれません。

しかし、それでは実際に聞いた時に理解できず、自分で話した時にも相手に伝わらないことが多いです。

初級者には難しく感じるかもしれませんが、はじめのうちから本当の発音に慣れておきましょう。

正しい発音を覚える方法については次の章でご紹介します。

 

②聞くことに慣れる

英語を習得する上では「読む」だけではなく「聞くことに慣れる」必要があります。

実際に英語を使う際には「読む」のと同じくらいかそれ以上に「聞く」ことが多いからです。

なぜか日本の英語教育は「読む」「書く」に重点を置いていて、「聞く」「話す」がおろそかにされています (最近は多少変わりつつありますが、未だに解消にはほど遠い)。

そのため、読み書きはある程度できるけど、聞けない、話せない、という人が本当に多いです。

英語を使えるようになりたいなら、初級者のときから「聞く」ことにも慣れておくことをオススメします。

 

では、聞くことに慣れるにはどうすれば良いでしょうか?

映画やドラマを使って単語を覚える方法は必然的にたくさん英語を聞くことが出来ますが、最初から全てを聞き取るのは困難でしょう。

オススメは、音声読み上げ機能があるオンライン辞書を活用する方法です。単語の意味を調べる際に活用すると良いと思います。

参考サイト:ケンブリジ英語辞典

 

単語帳を使って単語を覚える場合は、CDが付いているもの (または音声がダウンロードできるもの) を使うというのがオススメです。

いずれの方法でも、実際の発音をひとつひとつ確認しながら、自分でも口に出しながら覚えていくと良いでしょう。

 

③実際に使えるフレーズを覚える

次にオススメするのは、「実際に使えるフレーズを覚える」方法です。

英語を習得する際に大事なことは、使うことをイメージして覚えることだと思います。

英語の教科書に出てきた「I have a pen.」のような例文に対して、「そんな英語いつ使うの?」と思った人は多いのではないでしょうか?

そんないつ使うか分からない言葉ではなく、実際に使うフレーズをどんどん覚えていきましょう。

 

具体的な方法としては、まず英語を話せるようになったら何をしたいかイメージしてみてください。

「海外旅行で英語を話したい」
「海外の友人を作りたい」

などなど。

次に、その時に使うフレーズを日本語で考えます

旅行だったら、

「空港でチェックインする」
「飛行機で飲み物を注文する」
「レストランを予約する」
「お店でお土産を選ぶ」

といったシチュエーションを思い浮かべてください。

次にそのフレーズ+「英語」という言葉をGoogleで検索します。例えば「チェックインをお願いします 英語」のように。

そうすると、大抵の言葉は英語で例文が出てきますので、それを声に出して覚えていきます。

これを続けて行くことで、あなたが本当に英語で話したいことがどんどん話せるようになっていきます。

 

「海外旅行」や「ビジネス」のようなシチュエーション別に使うフレーズをまとめたサイトもたくさんあるので、それを活用するのも良いでしょう。

当サイトでも海外旅行で使えるフレーズをまとめた記事があるので、旅行に興味がある方はぜひ参考にしてください。

>>あいさつに使える英語フレーズ。海外旅行に役立つ英会話#1

>>空港で使える英語フレーズ。海外旅行に役立つ英会話#3

ほか、全8記事

 

④簡単な文法を覚える

僕は、初級者の段階で難しい文法を学ぶ必要はないと思っています。基本構文などは覚えておいて損はありませんが、覚えなくても英語は話せます。

日本人は受験用に難しい文法を勉強し過ぎていて、会話でも不自然に長くて難しい言い方をしてしまうことが多いです。

初級者に必要なのは、「5W1H」「過去形」「未来形」です。これらさえ知っていれば、言いたいことはたいてい言えるはずです。

それでは、これらについて説明していきます。

 

5W1H

「5W1H」とは、英語の疑問文を作る時に必要な「6つの疑問詞」の頭文字をまとめた言葉です。

5W1Hで始まる6つの疑問詞は以下の通りです。

  • What:何を (何が)
  • Why:なぜ
  • Who:誰が
  • When:いつ
  • Where:どこへ
  • How:どうやって

これらをマスターすれば、大抵のことは質問することができるでしょう。

また、英語を聞く時にも言葉の最初に来る疑問詞に集中すれば、相手がどんなことを聞きたいのか想像することができます。

 

過去形

過去に起こったことを話す際は、動詞が「過去形」になります。

英語の場合、多くの言葉の過去形は、動詞の最後に「ed」が付く (「e」で終わる動詞は「d」が付く)、という非常に覚えやすいものです。

例えば「watched (見た)」や「played ((スポーツを)した、(楽器を)弾いた)」などです。

しかし、そうではないものがあります。「go (行く)」の過去形である「went」、「see (見る)」の過去形の「saw」などです。

単純に「ed」が付くパターンではなく不規則な変化をする動詞はしっかりと覚えておく必要があります。

動詞を覚える時には、毎回「過去形が何か」を確認しておくと良いでしょう。

 

未来形

英語の「未来形」はもっと単純です。動詞の前に「will」を付けるだけです。

例えば、「I will go shopping tomorrow. (明日買い物に行きます)」。この場合、動詞である「go」の前に「will」が付いています。

「will」以外にも未来のことを話す言い方もありますが、まずはこれだけ覚えておけば問題ありません。

 

⑤主体的に話す/書く

最後のステップは、「主体的に話す」ことです。話す機会を作るのが難しい人は「書く」でもOKです。

人間は見たり聞いたりしたことよりも、実際に自分でやってみたことの方が強く記憶に残ります。

単語やフレーズをある程度覚えたら、それを使って自分の意思で話す/書く機会を作りましょう。そうすれば上達のスピードが格段に上がるはずです。

最初はうまくいかないでしょうが、それでも「こういう時は何て言えば良いんだろう?」と考えることが大事です。

 

「簡単に言うけど、英語を話せる機会なんて身近にないよ…。」と思う人もいるかもしれません。しかし、そんなに難しく考えなくても大丈夫です。

例えば、SNSに英語で投稿してみる (必要ならプライベートとは別アカウントで)。無理をすると続かないので、最初は1文くらいの短い内容で良いと思います。

趣味について投稿すれば、同じ趣味を持った海外の人とつながることもできるはずです。

そうすればコメントやDMでやり取りをすることもできて、投稿するモチベーションもどんどん上がるでしょう。

毎日ではなくても良いので、自分で考えて話す、または書く機会を作ってください。そうすれば、あなたの英語の上達のスピードは大きく変わるでしょう。

 

最近話題の「オンライン英会話」もオススメです。いつでもどこでもレッスンが受けられる上に、通学制に比べて圧倒的に授業料が安いです。

まずは無料体験レッスンを受けてみると良いでしょう。


まとめ

これから英語を習得する上で最も大事なのは、「自分が楽しく学べる方法を見つけること」。続かないのは楽しくないからです。

初級者にオススメの勉強法は以下の5つ。

  • とにかく「単語」を覚える:単語帳に限らず楽しめる方法で)
  • 「聞く」ことに慣れる:オンライン辞書を活用。カタカナ英語はNG
  • 「フレーズ」で覚える :実際に使う言葉を覚える
  • 「簡単な文法」をマスターする :まずは5W1Hと過去形、未来形。複雑な文法は不要)
  • 主体的に「話す/書く」:SNSを活用するのもオススメ

 

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