モン・サン=ミッシェルの修道院を後にして、島内を散策していると、小さな教会を見つけました。それが今回ご紹介する『サン・ピエール教会』です。
入口にはジャンヌ・ダルクの像があり、内部には聖母マリアや大天使ミカエルの像があります。
モン・サン=ミッシェル修道院とは異なり、小さくて落ち着いた教会の様子をご覧ください。
参考記事:モン・サン=ミッシェルの行き方。電車・バス・車を比較
入口にはジャンヌ・ダルクの像
こちらが『サン・ピエール教会』。お土産屋さんやレストランが並ぶモン・サン=ミッシェルのメインストリートである「グラン・リュ」沿いにあります。
しかし、道の脇にひっそりと建っているので、見落としてしまいそうです。
サン・ピエール教会の入口には、大天使ミカエルのお告げを聞いて百年戦争でフランスを勝利に導いたとされる「ジャンヌ・ダルクの像」があります。
落ち着いた教会の内部
教会の内部は薄暗く、ひっそりとした雰囲気でした。この教会は11世紀に岩山を削って作られ、現在の姿が完成したのは17世紀だそうです。とても歴史のある教会なんですね。
正面の祭壇には十字架とロウソクが置かれ、その後ろには大きな絵が飾られていました。絵が飾られている壁はとても豪華な装飾がされています。
天井にはシャンデリアが吊るされ、薄暗い教会の中を照らしていました。
聖母マリアと大天使ミカエルの像
教会にはモン・サン=ミッシェルに礼拝堂を作らせたと言われる※「大天使ミカエルの像」も置かれています。
モンサンミッシェル修道院で見た姿とは少し異なりますが、こちらも大きくて存在感があります。銅像ではなく銀で出来ているそうです。
※参考記事:モン・サン=ミッシェルの歴史と修道院内部の見どころ
こちらは「聖母マリアの像」。幼いキリストを抱くマリアの周りには天使たちの姿があります。また、マリア像の後ろには青を基調とした美しいステンドグラスがあります。
神秘的なロウソクの明かり
大天使ミカエルの像の前には教会を訪れた人が捧げたロウソクが置かれていました。青・黄・赤・緑とカラフルなロウソクが並んでいます。
ロウソクは教会の中で購入することができます。お土産として買って帰るのも良いのではないでしょうか。
こちらの大きいロウソクには大天使ミカエルの絵がプリントされていました。
こちらもお土産として売られていた置物。翼があるので大天使ミカエルでしょうか?人を足で踏みつけて剣を刺そうとする様子。
オベール司教の頭に穴を開けたり※と、なんだか物騒なイメージが付いてしまいました。
※参考記事:モン・サン=ミッシェルの歴史と修道院内部の見どころ
サン・ピエール教会の開館時間・入場料
■サン・ピエール教会 (Eglise St. Pierre du Mont Saint-Michel) | |
開館時間 | 9〜22時 |
休館日 | なし ※ミサなどの時間はHPでご確認ください。 |
入場料 | 無料 |
HP | https://messes.info/lieu/50/le-mont-saint-michel/ eglise-paroissiale |
※2019年4月現在。最新の情報はホームページをご確認ください。
サン・ピエール教会は、小さな教会なので15分もあれば見て回れます。モン・サン=ミッシェル修道院の帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
次回はモン・サン=ミッシェルの夜景をご紹介します!
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