フランス

モン・サン=ミッシェルの行き方。電車・バス・車を比較

この記事ではフランスの北西部にある世界遺産モン・サン=ミッシェル』への行き方をご紹介します。

サン・マロ湾に浮かぶ姿が有名で、一度は行ってみたい!という人も多いのではないでしょうか?

モン・サン=ミッシェルはパリから直線距離で300km以上離れた場所にあります。今回は電車とバス、レンタカーでの行き方を比較します。

モン・サン=ミッシェルとは

モンサンミッシェル

『モン・サン=ミッシェル』(Mont-Saint-Michel) は、フランス北西部のノルマンディー地方にあるサン・マロ湾に浮かぶ修道院です。

潮の満ち引きが激しい場所にある為、干潮時には陸続きですが、満潮時には海の上に浮かぶような姿が有名です。

 

オムレツで有名なモンサンミッシェルの「ラ・メール・プラール」

モン・サン=ミッシェルの島内は修道院を中心に、レストランやホテル、土産物屋などが並ぶ通りがあります。

中世ヨーロッパの雰囲気が残る非常に美しい建物が並び、まるでタイムスリップしたような気分さえ感じます。

島の入口に近い「ラ・メール・プラール」というレストランのふわふわオムレツが名物になっています。

 

モンサンミッシェル修道院の付属教会

修道院の内部では教会や複数の礼拝堂、修道士たちが使った食堂、美しい中庭、貴族を迎えるための迎賓の間などを見学することができます。

とても大きな修道院で見どころもたくさんあるので、モン・サン=ミッシェルを訪れるなら外観だけでなく、ぜひ内部も見学することをオススメします。

 

まずは日本からパリへ

シャイヨー宮から見たエッフェル塔

モン・サン=ミッシェルへ行くには、まず日本からフランスのパリへ行く必要があります。

日本からパリへ直行便を運航しているのは、エールフランス航空、ANA、JALの3社です。

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ヨーロッパの他の国を経由するルートだと、直行便よりも安く航空券が手にはいる場合が多いです。オススメはヘルシンキを経由するフィンランド航空

僕も以前フィンランド経由でパリに行ったことがありますが、飛行時間も短く、ヘルシンキのバンター空港は乗り継ぎが楽でした。

 

パリへのお得な航空券は、エイチ・アイ・エスが運営する格安航空券予約サイト「Surprice」(サプライス) のホームページで検索できます!

>>Surpriceでパリ行きの格安航空券を探す

 

モン・サン=ミッシェルの場所

モン・サン=ミッシェルはフランス北西部のノルマンディー地方にあるサン・マロ湾という湾にあります。

パリからは直線距離で約300km (東京から琵琶湖くらい)。車での移動距離は約380kmになります。

観光する時間を合わせると日帰りでも12時間はかかります。ほぼ丸一日費やすことになりますが、それでも十分行く価値はあると思います。

 

パリからモン・サン=ミッシェルへの行き方

電車

パリからモン・サン=ミッシェルへ行く最も速い方法が電車です。最短で約3時間ほどで行くことができます。

パリから電車でモン・サン=ミッシェルへ行く場合のルートは以下の通りです。

  1. メトロでモンパルナス・ビヤンヴニュ駅へ
  2. TGVでパリ・モンパルナス駅からレンヌ駅へ (約1時間半)
  3. バスでレンヌ駅からモン・サン=ミッシェルへ (約1時間)

所要時間は乗り換えの時間を含めてだいたい3時間半程度 (モンパルナス駅への移動時間によって前後します)。

 

①メトロでモンパルナス・ビヤンヴニュ駅へ

<モンパルナスのシンボル「モンパルナス・タワー」

まずは長距離高速列車の出発駅となる「モンパルナス駅」(Gare Montparnasse) へ行きます。

モンパルナス駅はパリ市内の主要路線であるメトロやRER (パリとその近郊を結ぶ鉄道) と接続していません。

モンパルナス駅へ行くにはメトロの4、6、12、13号線のいずれかで「モンパルナス・ビヤンヴニュ駅」(Station Montparnasse – Bienvenüe) へ行きます。

モンパルナス・ビヤンヴニュ駅からモンパルナス駅へは地下で繋がっており、乗り換えが可能です。

 

②TGVでモンパルナス駅からレンヌ駅へ

モンパルナス駅からはTGV (テジェヴェ) という列車に乗って「レンヌ駅」へ行きます。

前述の通りモンパルナス駅へはメトロやRERの乗り入れが無いので、隣接するメトロの「モンパルナス・ビヤンヴニュ駅」から徒歩で行きましょう。

TGVはフランス各地を結ぶ高速鉄道で、日本で言う新幹線のようなものです。

チケットは当日、駅で購入することもできますが、週末や夏のバカンスシーズンなどは満席になることもあるので、事前に予約しておくことをオススメします。

TGVの予約はフランス国鉄「SNCF」のホームページ (英語またはフランス語)、から可能です。

英語に自信がない人は日本語で申し込みができる「マックスビスタ (株式会社欧州エキスプレス)」のホームページ でも予約が可能です。

こちらは手数料込みの値段となるため、少しだけ割高になってしまいます。

料金は日付や時間によってかなり変動します。最安値で片道約1,400円、高いと片道約12,000円くらいです。

パリからレンヌまでの所要時間は約2時間です。

 

③バスでレンヌ駅からモン・サン=ミッシェルの駐車場へ

レンヌ駅に着いたらバスでモン・サン=ミッシェルへ向かいます。

モン・サン=ミッシェル行きのバスは、レンヌ駅を出たところにあるバスターミナルから出発します (上の地図のあたり)。

チケットは駅の出口手前にあるチケット売り場で購入できます。日曜・祝日はチケット売り場が閉まっているので、バスの運転手から購入します。

チケットは往復で15ユーロ (約2,100円)。レンヌからモン・サン=ミッシェルまでは約1時間ほどです。

バスはパリからのTGVの合わせて出発するようになっていますが、必ず最新のスケジュールを確認しておきましょう。

>>モン・サン=ミッシェル行きバスの時刻表

 

バスはモン・サン=ミッシェルの駐車場に停車します。これはツアーに参加した場合も同様です。

そこから島内へはシャトルバス、または馬車か徒歩で移動します (詳細は後述)。

 

バス (オプショナルツアー)

バスでモン・サン=ミッシェルへ行くオプショナルツアーもオススメです。

バスの場合、パリからモン・サン=ミッシェルまでは約4時間 (途中の街に立ち寄る時間は除く)。料金は日帰りで約2万円〜

バスで行くオプショナルツアーがおすすめの理由のひとつは、自分でチケットを買ったり乗り場を探したりする必要がないこと。

フランス語も英語も分からないと電車やバスを乗り継いで行くのは結構大変です。バスツアーなら集合場所へさへ行けば、後は目的地へ連れて行ってくれます。

日本語ガイドさんが同行するツアーも多いので、海外に慣れていない方には安心です。

 

フランスで最も美しい村 ブブロン村<フランスで最も美しい村「ブブロン村」>

もうひとつの理由は、途中で電車では立ち寄れない街にも行くことができること。ノルマンディー地方の美しい村を訪れるツアーが人気です。

僕は「フランスで最も美しい村」のひとつである「ブブロン村」に立ち寄りました。他にも「オンフール」という港町に立ち寄るツアーもあります。

僕が参加したツアーでは、「ブブロン村」のほかに往路・復路ともに1回ずつサービスエリア的な場所で休憩時間がありました。

 

モンサンミッシェルの夜景<モン・サン=ミッシェルの夜景>

みっつめの理由は、ツアーなら日帰りでもモン・サン=ミッシェルの夜景が見られることです (冬季限定)。

電車の場合、冬季はモン・サン=ミッシェルからレンヌ駅への最終バスが18時頃にモン・サン=ミッシェルの駐車場を出発します。

日帰りで夜景を見ようと思うと、日没が18時頃なので夜景を見る時間はほとんどありません。

夜景鑑賞ツアーなら、日没の少し後にモン・サン=ミッシェルを出発しますので、夜景を鑑賞する時間がちゃんと確保されています。

モンサンミッシェルの夜景
モン・サン=ミッシェルの夜景。日帰りで見られるのは冬だけ!今回はモン・サン=ミッシェル編の最終回。モン・サン=ミッシェルの美しい夜景をご紹介します! 普段はモン・サン=ミッシェルの近くに宿...

 

海外オプショナルツアーの「VELTRA」のホームページでは、日帰りや1泊2日のツアー、冬限定の夜景鑑賞ツアーなど、色々な種類のツアーが検索できます!

>>VELTRAでモン・サン=ミッシェルのツアーを探す

 

レンタカー

自分で車を運転してモン・サン=ミッシェルに行きたい!という人にはレンタガーがおすすめです。

レンタカー代は車の種類や期間によって異なりますが、1泊2日で約1万4千円〜借りることができます (ガソリン代は別途必要)。大勢で割ればお得に旅行できますね。

フランスのレンタカーは<楽天トラベル (海外レンタカー) のページ>で検索&予約できます。複数の大手レンタカー会社を比較できて便利です!

※フランスはマニュアル車が多く、オートマチック車は数が限られているのでご注意ください。

 

パリから車でモン・サン=ミッシェルへ行く主なルートは2つ。

ひとつは高速道路のA13とA84を通る北周りのルート。もうひとつは主にA11を通る南周りのルートです。

北周りのルートの場合、パリからA13を東へ3時間弱走り、カーンという街でA84に入ります。A84を降りてさらに東へ走るとモン・サン=ミッシェルがあるサン・マロ湾に着きます。

南周りの場合、パリからA10、A11と進み、ル・マンという街でA81に入ります。A81を降りた後は北に向かって走ると目的地が近づいてきます。

フランスでレンタカーを運転するためには、あらかじめ国際免許証(国外免許証)を入手しておく必要があります

日本の免許証を所持している方であれば、各都道府県の免許センターで交付を受けることができます。国際免許証の有効期限は1年間です。

交通ルールが日本と異なる海外での運転には十分気をつけてくださいね!

 

モン・サン=ミッシェルへの行き方比較

モンサンミッシェルのホテル

パリからモン・サン=ミッシェルへの代表的な行き方である電車とバスを比較してみましょう。

料金 (往復)時間 (片道)
電車約4千円〜約3万円
(時期や時間により変動)
3時間半前後
(乗り換え時間等による)
バス約2万円〜約4時間
レンタカー約1万4千円〜
(+ガソリン代・高速料金)
約4時間

 

シャトルバスでモン・サン=ミッシェルの島内へ

モンサンミッシェル

パリを出発してから約5時間。遂に憧れのモン・サン=ミッシェルが見えてきました。

手前には牧草地が広がり、羊や牛がのんびりと草を食べる姿が可愛いです。

 

モンサンミッシェルのお土産屋さん「Les Galaries du Mont Saint Michel

バスはモン・サン=ミッシェルから3kmほど離れた駐車場に到着。この辺りにはホテルやレストランなどが並んでいます。

カラフルな牛が迎えてくれるこちらのお店は「Les Galaries du Mont Saint-Michel」というお土産屋さんです。

大きなお店で品揃えも良いですが、お土産を持って島内を歩くのは荷物になるので、買い物をするのは帰りまで待ちましょう。

 

パセレル橋から見たモンサンミッシェル

駐車場からは「パッスール」と呼ばれる無料のシャトルバスに乗ってモン・サン=ミッシェルへと続く橋を渡ります

「パセレル橋」というこの橋は、以前あった土堤の道路に代わって2014年に完成した立派な橋です。

シャトルバスは朝7:30から深夜12:00まで運行しており、ツーリスト・インフォメーション・センターの横から約12分でモン・サン=ミッシェルに到着します。

シャトルバスの他に馬車に乗って行くこともできます。ただし、こちらは有料です。

モン・サン=ミッシェルまで歩いて行くこともできますが、徒歩だと40分ほどかかります。

 

モンサンミッシェル

シャトルバスを降りるとモン・サン=ミッシェルはもう目の前。そこからは歩いて島内へ向かいます。

上の写真の赤い旗が立っている場所の少し左に島内へ入る門があります。

 

開館時間、入場料など

■モン・サン=ミッシェル修道院 (Mont Saint-Michel Abbey)
開館時間9月〜4月9:30〜18:00
5月〜8月9:00〜19:00
閉館日1/1, 5/1, 12/25
入場料11ユーロ
HP (英語)http://www.abbaye-mont-saint-michel.fr/en/

※2019年4月現在。最新の情報はホームページをご確認ください。

モン・サン=ミッシェル修道院のチケットは修道院の入口で購入することができます。

 

チケットを事前購入する方法

僕が訪れた冬はそれほど観光客も多くなく、すんなりチケットを購入することができました。

しかし、夏のハイシーズンにはたくさんの観光客で溢れます。チケット購入のために行列が出来ることもあります。

チケット購入の順番待ちで貴重な観光の時間を無駄にしたくない!という人はネットで事前にチケットを購入しておきましょう

「Tigets」(チゲッツ) のホームページでは、モン・サン=ミッシェル修道院のチケットを事前に購入できます。

現地ではスマホにチケットを表示させて見せるだけでOKです (電波が入らない場合があるので事前にダウンロードしておきましょう)。

>>モン・サン・ミッシェル修道院:優先入場のチケット (Tigets)

 

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