今回はミシュランで星を獲得している広東料理のお店『明閣 (Ming Court)』で少しラグジュアリーな飲茶を体験します。
今回香港に来た目的の一つが「おいしい飲茶を食べること」だったので、とても楽しみです♪
明閣への行き方
今回訪れるレストラン『明閣』は、九龍島の旺角 (モンコック) にあるランガム・プレイスという商業施設の中にあるコーディス (Cordis) というホテルのレストランです。
MTRの旺角駅で降り、ネイザンロードから少し西に入った場所にあります。ネイザンロードから奥に入った通りにも色々なお店が並んでいます。
こちらが「ランガム・プレイス」。この辺りでも一際目立つ高層ビルです。
1階にある「コーディスホテル」の入口から入り、エレベーターで6階に上がります。
品のある明閣の店内
明閣は香港版ミシュランガイドでも星を獲得している有名店です (2017年までは2つ星でしたが、2018年版では残念ながら1つ星に変更)。
店の前には受付の方がいて、店内へ案内してくれます。予約はしていませんでしたが、普通に入ることができました。お店に入ると豪華な雰囲気の通路があり、この左右は個室になっていました。
通路の奥の広々とした部屋には多くの席がありますが、お昼時だったのでほぼ満席。 さすがホテルのレストラン、落ち着いた雰囲気です。
香港の飲茶は「ワゴン式」と「オーダー式」
飲茶のスタイルには大きく分けて2種類のスタイルがあります。一つは店員さんがワゴンで点心を運んでいて欲しい物があった時にもらう「ワゴン式」。
もうひとつは、普通のレストランのように欲しい物を注文する「オーダー式」です。ホテルなどの高級店の飲茶はオーダー式が多く、大衆向けのレストランなどは比較的ワゴン式が多いようです。
飲茶に欠かせない「お茶」
まずは飲茶に欠かせないお茶を注文します。飲茶の定番は烏龍茶、プーアル茶、あとはジャスミン茶あたりです。
急須はろうそくの上で温めるので、常に冷めることなくいただくことができます。中国茶には消化を助けてくれる働きがあるそうです。
ちなみに、飲茶というのは点心 (Dim Sum) を食べながらお茶をいただく食事スタイルのことです。
続いて点心を注文していきます。英語のメニューもあったので助かりました。欲しい物がどれか分からないときは店員さんに相談すると親切に教えてくれました。
街中では割と塩対応の店員さんが多い香港ですが、こういったレストランではさすがに皆さん快い対応をしてくれます。
おすすめメニュー
まずは「蒸し餃子の3点セット」。一度に色々な味を楽しめます。
続いては「エビの腸粉 (チョンファン)」。もちもちした皮とプリプリのエビが最高です。
次は「春巻」。アジアでは生春巻が多いイメージですが、飲茶の春巻はパリパリ。
そして「叉焼包 (チャーシューバオ)」。チャーシューを厚めの皮で包んだ中華まんの一種です。
全部テーブルに並ぶと豪華ですね。ブログを書いていたら思い出してまたお腹が空いてきました。
今回は点心をいただきましたが、こちらのお店はその他の広東料理もあります。ぜひディナーにも来てみたいですね。
入口にはワインセラーもあり、たくさんのワインが並んでいました。
おまけ:小籠包の人気店「祥興記」
たくさんの点心を食べてお腹いっぱい…だったのですが、帰りに美味しそうな小籠包を見つけてつい買ってしまいました。
こちらの「祥興記」というお店もミシュランガイドに掲載されたそうです。
確かに肉汁たっぷりで、とてもジューシー。お昼から美味しい物をたくさん食べて大満足でした♪
次回は香港のパワースポットその2「黄大仙」を訪れます。