アメリカ旅行の第3回は、今回ラスベガスでお世話になるホテル『ウェスティン・ラスベガス』(The Westin Las Vegas Hotel & Spa) についてです。
ラスベガスにはホテルがたくさんあってホテル選びに迷いますが、その中でもこのホテルを選んだ理由と実際に泊まった感想を紹介します。
ウェスティン・ラスベガスについて
『ウェスティン』は、マリオットホテル傘下でシェラトンなどを展開するスターウッド・グループのブランドの1つ。
世界37ヶ国にホテルを展開しており、日本でも東京や大阪、京都などにある有名ホテルです。
ラスベガスは世界中からたくさんの人が集まる (その多くはカジノ目当ての) 観光都市で、ホテルも星の数ほどあります。
その中で僕がウェスティン・ラスベガスを選んだ理由を含めてご紹介していきます。
ウェスティン・ラスベガスは17階建てで部屋数は826室となかなか大きなホテルです。
ラスベガスには部屋数が1000室を超える大型ホテルがたくさんあるので、その中では中くらいの位置付けになります。
前身となるマクシム・ホテルが1977年に開業し、その後2003年にウェスティン・ラスベガスとしてリニューアルオープン。 2014年にもリフォームが行われました。
とても便利な立地
ウェスティン・ラスベガスのおすすめポイントひとつはそのロケーション。
ラスベガスの中心地であるストリップ、その中でも最も賑わうエリアまで徒歩5分という好立地です。
ストリップと言うのはラスベガスを南北に走るメインストリート「ラスベガス通り」 (Las Vegas Boulevard) に沿った地区のことです。
ラスベガスの多くの有名ホテルはラスベガス通り沿いに並んでいますが、ストリップは一晩中ガヤガヤしているんですよね。
その点、ラスベガス通りから東に400mほどの場所にあるウェスティン・ラスベガスのあたりはストリップ沿いと比べてずいぶん静かなので、夜うるさくて寝れないということはないでしょう。
メインのベッドルーム
では、客室の紹介です。ウェスティン・ラスベガスの客室は、大きく分けてスタンダード(トラディショナル)、デラックス、プレミアム、スイートという種類に分かれています。
スタンダードからプレミアムは広さや内装、設備など大きな違いは無いみたいです。デラックス以上はテレビが大きいくらいで、後は部屋のある階の違いでしょうか。
今回泊まったのはデラックス・ルーム。それなりに年季が入ってはいますが、割と広くて快適でした。
なお、ラスベガスのホテルは1980年代~1990年代に建てられたものが多く、高級ホテルでもそれなりに時代を感じました。
部屋までは入っていないのでリフォームされていたら新しい部屋もあるかもしれません。
テーブルの上には立派なコーヒーマシーンがありました。横に置かれているコーヒーはスターバックスのものです。
デルタ航空の機内で出たコーヒーもスターバックスでしたが、さすがアメリカという感じですね。
パイク・プレイス・ローストという種類のコーヒーでした。パイク・プレイス (Pike Place) とはスターバックス発祥の地であるシアトルにある市場の名前です。
スターバックスの1号店は、このパイク・プレイスのすぐ近くにあります。
サイドテーブルの上にはラスベガスを紹介する雑誌が置かれていました。
世界100都市以上の情報を提供している雑誌「Where」のラスベガス版です。まずはこれを読んでラスベガスの注目スポットをチェック。
バスルームとアメニティ
続いてはバスルーム。こちらも少し古さはありますが、清潔さや設備には全く問題ありませんでした。鏡も大きくて洗面台も広いです。
アメニティーも色々と揃っています。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディーローションの他、裁縫セットなんかもあります。とっさの時には助かるかもしれませんね。
僕が宿泊した部屋にはバスタブも付いていました。歩き疲れた時にはお風呂に入ってゆっくりできるのがいいですね。
ちなもに同じクラスの部屋でもバスタブのある部屋とシャワーのみの部屋があります。希望がある場合は、チェックインの際か事前にリクエストしてみると良いと思います。
客室からの眺め
北側の部屋からはストリップにあるLINQやベネチアン、パラッツォなどのホテルや、ハイローラーという観覧車などが見えました。
ハリー・リード国際空港 (旧称マッカラン国際空港) からは車で約10分の位置にあり、空港までのアクセスが非常に便利。
ホテルの客室からも巨大ホテルの間を飛ぶ飛行機がはっきり見えました。
ホテル内のその他の施設
1階には「Jake&Eli」という雰囲気の良いレストランや、24時間営業のスターバックスがあります。
夜遅くまでカジノに熱中したり、お酒を飲んで帰ってきた後でも美味しいスタバのコーヒーが飲めるのは嬉しいですね。もちろん朝早く出かける前でもOKです。
ホテルにはプールやスパ、フィットネスルームなどもあります。
ゴールデンウィーク時期のラスベガスは日本よりも暖かく、昼間は27℃くらいあったので、午前中からプールで泳いでいる人もいました。
ウェスティン・ラスベガスにないもの
色々と書きましたが、ラスベガスの多くのホテルにある「あるもの」がウェスティン・ラスベガスには無いことにお気づきでしょうか?
それは、「カジノ」です。ラスベガスの中規模以上のホテルにはだいたいカジノがありますが、このウェスティン・ラスベガスにはありません。
以前はあったそうですが、数年前に無くなったのだとか。カジノがあると夜中まで賑やかなので、自分が泊まるホテルは落ち着いたところがいい!という方にはウェスティン・ラスベガスはおすすめです!
値段はデラックスルームで1部屋1泊約9,000円+リゾート税が1泊約2,000円でした。
ラスベガスはホテルの数が多いからか、他の観光地よりホテルの相場が安い気がします (後半で行くロサンゼルスは高かった…)。
「ウェスティン・ラスベガス」の料金・空室は「エクスペディア」のホームページで確認できます!
次回はラスベガスで有名なベラージオの噴水ショーをご紹介します。