ギリシャ

アテネ国際空港から市内へのアクセス方法を比較

アテネのアクロポリス

この記事では、ギリシャの窓口となるアテネ国際空港からアテネ市内へのアクセス方法をご紹介します。

主な交通手段であるタクシー、電車、エアポートバス、レンタカー、送迎予約の所要時間や料金、メリット・デメリットを比較してみましょう。

※各種料金などは変更になる場合があります。

アテネ国際空港から市内への交通手段

まずはアテネ国際空港 (別名エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港) からアテネ市内への交通手段を紹介します。

タクシー

空港からアテネ市内までの一番簡単な移動方法はタクシーでしょう。僕も空港からホテルまではタクシーで移動しました。

特に、大きなスーツケースがある場合や、到着が夜遅くになる場合はタクシーがオススメです。

空港からアテネ市内までの所要時間は約40分。ただし、アテネ市内は時間帯によって渋滞する場合があります。

アテネ市内への料金は一律38ユーロ (約4700円)。定額制になっているので安心です。深夜 (0:00〜5:00) は54ユーロ (約6600円) とやや割高になります。

また、上記の料金に5〜10%のチップが必要になります。

タクシー乗り場はアテネ国際空港の到着ロビー3番出口を出たところにあります。

 

電車

電車を利用する場合、アテネ国際空港からアテネ市内までは、地下鉄の3番線に乗ります。

市内中心地のシンタグマ駅までの所要時間は約40分、料金は10ユーロ (約1250円)です。

乗車から70分以内なら他の公共交通機関も含めて乗り換えが可能です。2番線へはシンタグマ駅で、1番線へはモナスティラキ駅で乗り換えます。

3番線の駅からホテルが近い場合はアリだと思います。一方、そうでない場合、重いスーツケースを持って何度も乗り換えするのはオススメしません。

アテネの治安はそれほど悪くないので、普段は電車での移動も特に問題ないと思いますが、スリなどの軽犯罪には注意してください。

また、到着が夜遅くになる場合はタクシーや空港送迎を利用することをオススメします。

 

エアポートバス

アテネ国際空港から市内へ最も安く行く方法がエアポートバスです。

料金は6ユーロ (約750円)。所要時間は、市内中心地のシンタグマ広場行きで約60分となっています。

アテネではOASAという会社が市内へ向かうエアポートバスを4つの路線で運航しています。

路線と行き先
  • X93:リオシオン経由キフィソス・バスターミナル行き
  • X95:シンタグマ広場行き
  • X96:ピレウス港行き
  • X97:エリニコ駅行き

乗り場は到着ロビーの4番出口と5番出口の間にあります。チケットは乗り場の近くにある券売機で購入できます。

ホテルがバス乗り場の近くにある場合は便利です。一方で、ホテルがバス乗り場から遠かったり、乗り換えが必要な場合は不便かもしれません。

 

レンタカー

アテネ市内でも車で観光地を回りたい場合は空港でレンタカーを借りると良いでしょう。ただし、オートマチック車は少なく料金も2万円〜とお高め。

レンタカーの場合もタクシーと同じく市内までの所要時間は40分程度です。到着ロビーの3番出口と4番出口の間にある各社のカウンターで手続きができます。

ギリシャのレンタカーは「楽天トラベル (海外レンタカー)」で検索&予約できます!

>>楽天トラベルでギリシャのレンタカーを探す

 

空港送迎を予約

夜遅い時間になる場合は安全を考慮して送迎を予約しておいた方が良いかもしれません。

値段は片道135ユーロ (約1万7千円) から。所要時間は目的地にもよりますが、40分程度です。

アテネ国際空港からの送迎は海外オプショナルツアーの「VELTRA」のホームページから予約できます!

>>VELTRAでアテネの空港送迎を検索
icon

 

空港から市内へのアクセス比較

これまでにご紹介したアテネ国際空港から市内へのアクセス方法を比較します。こちらを参考に自分にあった移動方法を検討してみてください。

時間 料金 (片道) こんな人にオススメ
タクシー 約40分 約4,700円 + チップ
(夜は約6,600円)
・荷物が多い
・ホテルが駅から遠い
電車 約40分 約1,250円 ・ホテルが地下鉄3番線の駅に近い。
エアポートバス 約60分 約750円 ・とにかく安く移動したい
レンタカー 約40分 約2万円〜 ・自分で運転したい
空港送迎 約40分 約1万7千円 ・海外での移動に慣れていない
・深夜に移動する

※料金の円表示は2017年現在のレートに基づく

 

空港からアテネ市内までの道のり

空港周辺は平野が広がり、その向こうにギリシャの山々が見える綺麗な風景。次第にかわいい家が並んだ街が見える高台を通っていきます。

高速道路を降りると急に雰囲気が変わります。アテネに入った様子。

アテネ市内に入ってしばらくすると、一際高い丘と、その上にあるあの有名な<パルテノン神殿>が目に入ってきます!放たれる特別な存在感に興奮が抑えられません!

パルテノン神殿以外にも、第1回近代オリンピックの舞台となった<パナシナイコ・スタジアム>や、ハドリアヌスの門、<ゼウス神殿>などの遺跡が次々と道沿いに出現!

横を通るたびにタクシーの運転手さんがカタコトの英語で「これは〜だよ」と丁寧に説明してくれました。アテネに来た時間が一気に湧き、観光が楽しみになってきました!

 

アテネ市内の交通手段

電車やエアポートバスでアテネ市内に着いた後、ホテルまで距離がある場合はさらに乗り換えを行う必要があります。アテネ市内の主な交通手段は以下の通りです。

地下鉄

「メトロ」と呼ばれるアテネの地下鉄。主な路線は3つで、1番線(グリーンライン)、2番線(レッドライン)、3番線(ブルーライン)の3つです。路線が分かりやすいので、使い勝手が良いです。

路線
  • 1番線(グリーンライン):ピレウス駅⇔キフィシア駅
  • 2番線(レッドライン):アクロポリ駅⇔エリニコ駅
  • 3番線(ブルーライン):アギア・マリアナ駅⇔アテネ国際空港駅

料金は後述のバスやメトロと共通で、時間制になっています。時間内であれば何度でも乗り換え可能です。

  • 90分:1.4ユーロ
  • 24時間:4.5ユーロ
  • 5日間:9ユーロ
  • 1ヶ月:30ユーロ

 

バス

アテネ市内にはバスがたくさん走っていて、路線も豊富です。バスに乗れば市内のどこへでも行くことができるでしょう。中には24時間運行している路線もあります。

しかし、旅行者にとってはどのバスに乗ればどこへ行けるのか、分かりにくいかもしれません。

アテネのバスを運行する<OASAのホームページ>で路線や行き先から調べることができます。

 

トラム

アテネの街の中心地にはトラムも走っています。シンタグマ広場前のトラム乗り場から、ゼウス神殿の横を通ってパナシナイコ・スタジアムの方へ走り、海沿いまで南下しています。

海に沿って走っているルートもあるので、ピレウス港へ行く際や、海沿いの観光の際には便利です。

 

アテネへの航空券予約は、エイチ・アイ・エスが運営する格安航空券予約サイト「サプライス」のホームページがおすすめです!

>>「サプライス」でアテネ行き航空券を探す

 

同じカテゴリの記事:「ギリシャ」の記事一覧はこちら