スペイン

バルセロナのカテドラル『サンタ・エウラリア大聖堂』

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」

バルセロナの教会と言えば、何と言ってもサグラダファミリアが有名ですが、バルセロナにはサグラダファミリア以外にもいくつもの教会があります。

その中でも見逃せないのが『サンタ・エウラリア大聖堂』(通称「カテドラル」) です。

大聖堂のある「ゴシック地区」

バルセロナのゴシック地区とカテドラル

サンタ・エウラリア大聖堂は、中世の面影が残る「ゴシック地区」にあります。地下鉄で行く場合は、4号線のJaume I (ジャウマ・プリメ)駅が最寄り駅です。

ライエタナ通りを歩いていると、脇道の向こうに大きな大聖堂の姿が見えました。あとは真っ直ぐ歩いていくだけです。

 

サンタ・エウラリア大聖堂について

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」

サンタ・エウラリア大聖堂は最頂部が高さ90mもあるネオゴシック様式の大聖堂です。

正式名称は「サンタ・クレウ・イ・サンタ・エウラリア大聖堂」(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia)と言い、単に「カテドラル」とも呼ばれます。

1298年から約150年の歳月をかけて建設されたゴシック様式の教会で、現在の外観は1888年に開催されたバルセロナ万博に合わせて改装されたものです。それ以前の大聖堂はもっとシンプルな作りだったそうです。

カテドラルの前の広場はたくさんの人で賑わっていました。観光客だけではなく、地元の人の憩いの場にもなっているようですね。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」

正面には8枚のステンドグラスがあり、モダニズム様式とルネッサンス様式のものがあります。ファサードには繊細な彫刻が施されています。

門の上には合計100体にもなるキリストや聖人、天使の像が並んでいます (アーチ型になっている部分です)。その上の三角の部分の彫刻も繊細な模様で綺麗ですね。

 

荘厳な雰囲気の大聖堂の内部

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の内部

大聖堂の中に入ると高い天井の下に荘厳な雰囲気の空間が広がっています。自然を感じさせる明るい雰囲気のサグラダファミリアとは異なり、薄暗い重厚な雰囲気で、これぞゴシック様式の大聖堂といった感じです。

ほぼ同時期に作られたトレド大聖堂とも通ずるところがありますね。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の内部

大聖堂の真ん中あたりには大理石のレリーフがあり、バルセロナの守護聖人であるサンタ・エウラリアの生涯が刻まれています。

サンタ・エウラリアは当時スペインを支配していたローマ帝国によるキリスト教への弾圧にも関わらず、信仰を捨てなかった為に拷問を受けて、わずか13歳で殉教しました。

こうしてバルセロナの守護聖人となったサンタ・エウラリアは、カテドラルの地下聖堂に祀られています。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の主祭壇

祭壇には十字架に磔られたキリストと、それを囲む6人の天使の像が掲げられています。

祭壇の後ろにはステンドグラスが並び、そこから柔らかな光が差し込み、神聖な雰囲気でした。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の礼拝堂

大聖堂の中にはたくさんの礼拝堂が並んでいて、その数は28にもなります。その一つ一つにキリストや聖人たちが祀られています。

どの礼拝堂もとても豪華で、金色の装飾がずらり。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」のパイプオルガン

大聖堂の壁には大きなパイプオルガンがあります。中世のパイプオルガンの多くはドイツ製かオーストラリア製のものが多いのですが、こちらは珍しいスペイン製だそうです。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」

パイプオルガンの反対側の壁には、11世紀に現在のカテドラルの前身となるロマネスク様式の教会を作ったバルセロナ公爵ラモン・バランゲー1世と彼の妻アルモディスのお棺が据えられています。

その上の壁にはカタルーニャの旗が描かれていました。

 

大聖堂の屋上も見学できる!

バルセロナのカテドラルの天井

天井を見上げると、数十メートル上の一際高い塔の部分には窓から光が差し込み、明るくなっていました。このスケールの大きさはなかなか体験できません。

サンタ・エウラリア大聖堂の特徴が、屋上に行けること。今まで色々な教会に行きましたが、屋上に上ったのはこの時だけだと思います。

屋上まではエレベーターで上がることが出来ます。階段じゃないんですね…見た目に反して意外と近代的。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の屋上

屋上に出るとバルセロナの街を眺められる見事な景色が待っていました。遠くにはサグラダファミリアも見えます。

屋上は工事現場の足場のような通路を通って歩き回ることが出来ます。かなり貴重な体験ですよね。

 

バルセロナのカテドラル「サンタ・エウラリア大聖堂」の屋上

後ろを振り返るとカテドラルのシンボルとも言える大きな塔があります。この距離で見るとすごい迫力。塔に施された彫刻の細部まで見ることが出来ます。

屋上を一通り見学し、再びエレベーターで大聖堂の中に戻ろうとした時、乗っていたエレベーターが急にストップ!かなり古めのエレベーターだったので、嫌な予感がしてたんですよね…。

するとどこからか天使のような歌声が…。あれ、俺は天国に来てしまったのか?と思ったその時、エレベーターが再び動き出し、無事地上に戻ってきました。

単に重量オーバーだったようです。古いからブザーとかも鳴らないんですね。天使かと思った声は、いつの間にか始まった聖歌隊の歌声でした。

最後にちょっとしたハプニングもありましたが、バルセロナのカテドラルは荘厳でとてもいい場所でした!

 

 サンタ・エウラリア大聖堂の営業時間・入場料

■サンタ・エウラリア大聖堂 (Cathedral of Barcelona)
営業時間月〜金12:30〜19:45
12:30〜17:30
14:00〜17:30
入場料6ユーロ
HPhttps://www.catedralbcn.org/index.php?lang=en

 

 

次回は「モンジュイックの丘」と、有名人も愛したパエリアの名店をご紹介します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です