スペイン

『マドリード王宮』スペイン王が暮らした豪華絢爛な宮殿

スペインのマドリード王宮

今回はマドリードにある王宮をご紹介します。『マドリード王宮』は、かつてスペイン王の住まいとして使用されていた豪華な宮殿です。

王宮の最寄り駅は地下鉄のオペラ駅ですが、<前回の記事>で紹介したようにプエルタ・デル・ソルから、マヨール広場やチョコラテリア・サン・ヒネスに立ち寄りながら歩くのもおすすめです。

チケット売り場の混雑を避けるなら

スペインのマドリード王宮

チケット売り場と王宮への入り口は向かって右側にあります。私は開館直後の10時過ぎに行きましたが、既に結構人がいました。

昼過ぎに帰る頃には入口に並ぶ人の列が出来ていたので、混雑を避けるなら早めの時間帯がオススメです。

チケットは<公式ホームページ>で事前に予約するか、マドリード王宮への優先入場が含まれた現地ツアーに参加するのもおすすめです!↓

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王宮の前のアルメリア広場

マドリード王宮のアルメリア広場

王宮の前は「アルメリア広場」という大きな広場になっています。広場はヨーロッパらしい石畳になっており、サッカーができそうなくらい広いです。

王宮自体もとても大きく、広大な建物です。写真では分かりにくいですが、かなり奥行きもあります。

 

広場に立つ街灯は豪華な金色の装飾がされていました。写真では伝わりにくいかもしれませんが結構大きくて5mくらいあるでしょうか。

 

撮影は禁止だが、見学の価値あり!

マドリード王宮のアルメリア広場

残念ながら建物の中は写真撮影が禁止なのですが、どの部屋も豪華絢爛でした。数々の芸術作品や歴史的価値のある鎧や武器などが展示されています。

中でも見どころは13世紀以降にスペイン王室で使用された鎧や武器を展示する「王立武具博物館」や、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間に影響を受けた「王座の間」、豪華なシャンデリアが目を引く「大食堂」など。

 

スペインのマドリード王宮

ちなみに現在この王宮に国王や王族の方は住んでいません。元々、この場所には10世紀頃から要塞が建てられていました。16世紀にフェリペ2世によってこの地に宮廷が建てられます。

しかし、宮廷は18世紀前半に焼失。フェリペ5世の命により現在の王宮が建てられたのは18世紀半ばでした。その後、200年近くにわたってスペイン国王の住まいとして利用されました。

 

王宮の西側の景色。こうして見ると結構高い場所に立っているのが分かります。最初は要塞として使用されていた場所というのも納得です。

麓には「カンポ・デル・モーロ庭園」という大きな庭園が広がっています。

 

オリエンテ広場とサバティーニ庭園

マドリード王宮

バイレン通りを挟んだ王宮の東側には「オリエンテ広場」という広場があります。前回紹介した王立劇場(テアトロ・レアル)との間にある広場です。

 

マドリードのオリエンテ広場

広場の中央には噴水とフェリペ4世の騎馬像があります。王宮の北側には、18世紀にマドリードで活躍した建築家サバティーニが設計した、その名も「サバティーニ庭園」があります。

緑いっぱいの美しい庭園なので、王宮に来た際は是非立ち寄って見てください。私は気付かず素通りしていました(泣)

 

隣の「アルムデナ大聖堂」にも注目

マドリードのアルムデナ大聖堂

マドリード王宮の隣には「アルムデナ大聖堂」(サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ) があります。

アルムデナ大聖堂は王宮の向かいに建つ大聖堂で、王宮と合うようにネオクラシカル様式で作られています。

 

マドリードのアルムデナ大聖堂

かなり大きな大聖堂で、とても存在感がありました。アルムデナ大聖堂の建設計画は16世紀に始まりましたが、途中で中断されるなど最終的に完成したのは1993年でした。

2004年には現スペイン国王フェリペ6世とレティシア王妃の結婚式が行われました。

 

マドリード王宮の営業時間・入場料

■マドリード王宮 (Royal Palace of Madrid)
営業時間 夏季 (4〜9月) 10:00〜22:00
冬季 (10月〜3月) 10:00〜18:00
入場料 10ユーロ
HP http://www.patrimonionacional.es/real-sitio/palacio-real-
de-madrid

 

マドリード王宮は、地下鉄のオペラ駅から徒歩5分ほどの場所にあります。

 

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今回は以上です!次回はとても楽しみにしていたスペインでのサッカー観戦の模様をお伝えします!