今回はメルボルン空港から市内へのアクセス方法をご紹介します。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
今後メルボルンへ行く予定の方、これまでの記事を読んでメルボルンへ行ってみたくなった方、ぜひ参考にしてください。
メルボルン空港について
『メルボルン空港』(Melbourne Airport) はメルボルンの中心から約25kmの場所にある国際空港です。空港コードは「MEL」。空港のある地区の名前から「タラマリン空港」とも呼ばれます。
日本でも運行しているジェットスター航空の本拠地となっている他、同じくオーストラリアの航空会社であるカンタス航空やヴァージン・オーストラリア航空などが就航しています。
オーストラリア各地への国内線の他、中国や東南アジア、中東、北米への国際線も就航しており、日本からはJALが成田航空発着の便を運行しています。
全部で4つのターミナルがあり、ターミナル2が国際線、その他のターミナルが国内線となっています。
空港から市内へのアクセス方法
メルボルン空港から市内へ行く主な方法は、バス、タクシー、レンタカーです。ここからはこれらの方法についてご紹介していきます。
バス (Skybus)
メルボルン空港から市内へ行く方法のひとつめはバスです。メルボルン空港とメルボルンの主要駅であるサザンクロス駅を結ぶ「スカイバス」(SkyBus) というシャトルバスがあります。
10分〜15分間隔で運行しているので、ほとんど待つ必要はありません。サザンクロス駅までは20〜30分です。
料金は片道19.75ドル (約1,500円)、往復37.50ドル (約2,800円)。
スカイバスの乗り場は、ターミナル1、3、4の前にあります。国際線でターミナル2に到着した場合は到着ロビーの右側の奥にある出口を出ます。
案内板の「Skybus to City」という表示に沿って進みます。
すぐ先にチケット売り場と乗り場があるので、ここでチケットを買って乗車します。
バスは2階建ての真っ赤なバスです。スーツケースを置く場所もあるので、大きな荷物を持っていても安心です。
サザンクロス駅からは、「スカイバス・リンク」(SkyBus Link) というが出ており、メルボルン空港からスカイバスを利用した人は無料で乗車することができます。
スカイバス・リンクは、街の北側をまわる「City North Link」と南側をまわる「City South Link」があります。
タクシー
ホテルがサザンクロス駅やスカイバス・リンクのバス停から遠い場所にある場合は、タクシーを利用するのがオススメです。
大きいスーツケースを持っている時や子供連れの人にも便利ですよね。
空港から市内中心部までは約20分です。ホテルの場所にもよりますが、料金は60〜70ドル (約4,500〜5,500円) 程度。深夜は割増料金になります。
タクシー乗り場は到着ロビーを出て道を渡ったところにあります。こちらもバスと同様、案内板に出ていますので、それに沿って行けば問題ないでしょう。
レンタカー
メルボルン空港ではレンタカーを借りることもできます。オーストラリアは日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、運転のハードルも低いです。
自分で運転して<グレート・オーシャンロード>を走りたい!という方は、空港でレンタカーを借りて行くと良いと思います。
料金は半日で10,000円〜、3日間で約35,000円〜。市内中心部までの時間は約20分です。
メルボルン空港にはAVISやNational、Enterprise、Europcarなど、海外で有名なレンタカー会社が揃っています。
楽天トラベルの海外レンタカー予約ページでは、レンタカー会社や車種、料金を比較しながら事前予約ができるのでオススメです。
アクセス方法の比較
時間 | 料金 [片道] | |
バス (Skybus) | 20〜30分 | 19.75ドル (約1,500円) |
タクシー | 約20分 | 60ドル〜 (約4,500円〜) |
レンタカー | 約20分 | 10,000円〜 |
バス (Skybus) が一番オススメですが、4人で移動するならタクシーの方が割安になる場合もあります。荷物が多い時にも便利。
レンタカーは空港と市内の移動だけに利用するにはあまりメリットがありませんが、車で観光する予定なら空港でレンタカーを借りておくのが便利だと思います。
空港送迎を予約するのもアリ
海外オプショナルツアーの「VELTRA」では空港送迎を事前に予約しておくこともできます。料金は125ドル〜 (約9,500円〜)。
タクシーやバスの乗り場を探す必要もなく、行き先も予約時に指定できるので英語が苦手な人でも安心です。
日本語が話せるドライバーの送迎プランもあります。深夜の移動にもオススメ。