今回はドイツの主要空港のひとつである『ミュンヘン空港』の免税店をご紹介します。
日本からの直航便も就航し、日本人の旅行先としても人気のミュンヘン。そのミュンヘン空港で立ち寄りたい免税店の情報や、出発前の利用に便利なレストランをご紹介します!
ミュンヘン空港について
『ミュンヘン空港』はドイツ南部にあるバイエルン州のミュンヘン郊外にある空港です。正式名称はミュンヘン出身の政治家の名をとって「フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港」と言います。
日本からもANAとルフトハンザ航空の直行便が就航しており、ドイツへ旅行する日本人観光客も多く利用する空港です。
ミュンヘン行きの航空券予約は、エイチ・アイ・エスが運営する格安航空券予約サイト「サプライス」のホームページがおすすめです!
冬には空港のホールにてクリスマスマーケットが行われることでも有名です。フライト前や乗り継ぎの際にはぜひ立ち寄ってみると良いでしょう。
ミュンヘン空港のターミナル
ミュンヘン空港にはターミナル1とターミナル2という2つのターミナルがあります。
ターミナル1はスターアライアンス以外の航空会社が利用しています。一方のターミナル2はANAやルフトハンザ航空などスターアライアンスの航空会社が就航しています。
日本 (羽田空港) からの直航便もターミナル2から離発着します。その為、日本人の利用頻度が高いのはターミナル2だと思います。
今回の記事でもターミナル2を例に、ミュンヘン空港の免税店やレストランをご紹介していきます!
お土産を買うならこの免税店
ミュンヘン空港でお土産を買うなら「My Duty Free」という大型の免税店がオススメです。お菓子やお酒、タバコ、化粧品など、大抵のものはこのお店で揃ってしまいます。
ターミナル1および2の各ゲートにあります。こちらはターミナル2の出国検査後にある国際線出発エリアの店舗です。
お土産の定番はやっぱりお菓子。Schwermer (ジュヴェルマー)、Niederegger (ニーダーエッガー)、Neuhaus (ノイハウス)、Hachez (ハシェ) といったドイツの有名お菓子メーカーの商品も豊富です。
他にもGODIVA (ゴディバ) やToblerone (トブラローネ) といった世界的に人気のブランドのお菓子もたくさんありました。
化粧品売り場も広くて充実しています。シャネルやエスティローダー、ランコム、ロクシタン、クリニークなど多数のブランドのコーナーが並びます。
売り場の一角には金色の天使の像が置かれていました。
ブランド品や高級時計が揃うお店
ブランドショップも多数揃っています。エルメスやシャネル、ブルガリ、バーバリー、ヴァレンティノなどの有名ブランドの店舗が並びます。
ドイツのブランドの物が購入したい方は、ターミナル2の4階にある「MCM」がオススメです。バッグや財布などの革製品を中心とした上質なアイテムが揃います。
時計を購入したい方は「LOOK」(ルック) というお店が便利です。
スイスの時計メーカーであるLongines (ロンジン)やTAGHeuer (タグホイヤー)、RADO (ラドー)、Chopard (ショパール)、ドイツのNOMOS (ノモス) など、多数のブランドを取り扱っています。
他にもツヴィリング・J.A.・ヘンケルスやフィスラーといったキッチン用ツールを扱う「CHEF’s TOOLS」というお店もあります。
これらはドイツの調理器具ブランドで、日本を含めた世界中で人気です。僕もツヴィリング・J.A.・ヘンケルスの包丁を使っていますが、とても使いやすくて丈夫です。
売店感覚で気軽に利用できるお店
フライト前に機内へ持ち込む飲み物やお菓子を買う際には「Checkout」(チェックアウト) という店舗が便利です。
免税店とは違い、手軽な値段設定のドイツ土産も充実しています。
同じような店舗として「Cee’U」(シーユー) というお店もあります。こちらも飲み物やお菓子がたくさん揃っています。
ドイツ土産も置いてあるので、最後に買い忘れたものがないかチェックしておきましょう。
こちらはミュンヘンの有名なビアホール「ホフブロイハウス」のビアジョッキ。以前の記事で書いたように、ミュンヘンのミール通は、マイジョッキを持ってビアホールに通います。
参考記事:11都市目ミュンヘン!白ソーセージとビールが最高!
レストラン&カフェ
機内食はあまり食べられない、という人は、ミュンヘン空港にたくさんあるレストランを利用して、フライト前にお腹を満たしておきましょう。
こちらはターミナル2の国際線出発エリアにある「SELMANS Restaurant & Bar」。
メニューはサンドイッチやサラダ、パスタなどが中心です。
こちらも同じくターミナル2の国際線出発エリアにある「Boconero」。
サンドイッチをはじめ、ブルスケッタ、パニーニ、フランスパンなど、パン製品が自慢のカフェ・レストランです。
パンと一緒にいただくコーヒーも色々な種類が揃っています。
フライト前にもう一度ドイツビールを味わいたい方には、「Airbrau」(エアブロイ) というレストランがオススメです。
定番のドイツ料理と一緒に、エアブロイのオリジナルビールをいただくことができます。
フライト前にリラックスするなら
ミュンヘン空港の国際線出発エリアには、フライト前にリラックスできる場所が用意されています。
無料で利用できるレクリエーションエリアには、ソファやリクライニングチェアなどラウンジ並みにくつろげる設備が揃っています。
こちらの「napcabs」というボックス。一体何かと言うと…
中はカプセルホテルのような空間になったボックスなんです!簡単なベッドと寝具が用意されています。
こちらは有料ですが、フライトまでに一眠りしたい方にはとっても便利です。
(重要)ソーセージの購入は要注意!
最後に、ミュンヘン空港でお土産を買う人へ重要な注意点です。それはソーセージなどの肉類の購入について。
ドイツに行ったらお土産にソーセージを購入したいという人も多いと思います。しかし、ソーセージは申告したとしても日本には持ち込むことができません。
空港で検疫を受けてもダメです。加熱されていても、缶詰に入っていても同じです。
現在、海外で購入した肉製品を日本へ持ち込む場合、輸出国政府が発行する検査証明書が必要になります。
しかし、これを発行しているのはアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド。ドイツでは検査証明書が添付されて販売されているものはほとんどありません。
日本の空港の到着エリアには肉製品の持ち込みを検査する検疫探知犬がいます。検査証明書がない肉製品を持ち込もうとしていたことが見つかると、罰則の対象になるので、持ち込みは諦めてください。
どうしてもドイツのソーセージを日本で食べたい場合は、輸入業者が正規の手続きを経て輸入した者をインターネットで購入しましょう。
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