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海外旅行に必要な一眼カメラのレンズはこの2種類!メーカー別おすすめレンズ

海外旅行の思い出を美しく残すのに「一眼カメラ」は必需品です。しかし、一眼カメラは普通のデジタルカメラよりも重く、さらに交換レンズを何本も持ち歩いていると大変です。

僕もこれまで色々なレンズを試してきましたが、最終的に海外旅行に必要なレンズは2本のみという結論に至りました。

この記事では海外旅行に最適な一眼カメラ用レンズと、メーカー別のおすすめレンズをご紹介します!

海外旅行に持って行くレンズのポイント

旅行に適した焦点距離

サントリーニ島イアの展望台からの景色<24mm (フルサイズ換算), F11で撮影>

海外旅行で最も多く撮影するのは雄大な自然や美しい建造物などを写した「風景写真」と海外の街角を切り取った「ストリートスナップ」で、この2つのシーンに適した焦点距離のレンズが最も利用価値が高いです。

風景写真は15mm〜30mmストリートスナップは30mm〜50mmが最も適しています (いずれもフルサイズ換算)。

15mm〜30mmは屋内での撮影にも使えますし、30mm〜50mmは人物を写すのにも便利です。

この2種類の焦点距離をカバーするレンズを持っておけば、ほぼ全ての被写体を撮ることができるでしょう。

 

大きさ・軽さ

海外旅行に持って行くカメラに重要なのが、「大きさ」「軽さ」です。どんなに写りの良いレンズでも、重くてかさばるものは邪魔になってしまいます。

旅行の間持っていても苦にならない程度の極力小さく軽いレンズを選んだ方が良いでしょう。理想は1本300g以下のレンズです。

 

海外旅行に必要なレンズはこの2種類!

50mmの明るい単焦点レンズ

モンサンミッシェルの通り<50mm (フルサイズ換算), F1.8で撮影>

1本目は「焦点距離50mm程度の明るい単焦点レンズ」です。僕が使用している中で最も使用頻度の高いレンズで、今は撮れる限りこのレンズで撮り切っています。

※単焦点レンズとは、ズーム機能を持たないレンズのこと。ズーム機能がない代わりに明るく高画質なものが多いのが特徴です。

焦点距離50mmは人の目に近い焦点距離と言われており、自然な写真が撮れます。引きで撮ってしまうと平坦でつまらないストリートスナップもちょうど良い距離感で撮れます。

 

<50mm (フルサイズ換算), F1.8で撮影>

さらに、明るいレンズはボケも美しく、一眼カメラならではの味がある写真が撮れます。美しい背景ボケを活かして、人物や食べ物など、ひとつの被写体をフォーカスした写真にももってこいです。

レンズの明るさは、レンズの名前に含まれている「F値」というもので判断できます。このF値が低いほど明るいレンズだと言えます。明るいレンズは背景ボケも大きく、美しい写真が撮れます。

明るさや背景のボケやすさはカメラのセンサーサイズによっても異なるので一概には言えませんが、F2以下が理想です。

50mmがちょっと近すぎて使いにくい、という方は35mm前後のものを選んでも良いと思います。個人的には50mmの方が面白い写真が撮れると思っていますが。

 

軽い超広角レンズ

グランドキャニオンのマーサポイント<焦点距離24mm (フルサイズ換算), F10で撮影>

海外旅行に持っていきたい2つめのレンズは「軽い超広角レンズ」です。

超広角レンズは主に風景写真を撮るのに撮影します。50mmのレンズだと入りきらない広大な自然や大きな建築物を撮影する際に、そのスケール感を伝えることができます。

焦点距離はフルサイズ換算で18mmくらいから撮れるものがベストですが、24mmくらいからでもOKです (28mmだとちょっと画角が狭い)。

 

サントシャペルのステンドグラス<焦点距離24mm (フルサイズ換算), F3.5で撮影>

超広角レンズは、教会やお城など屋内での撮影の際にも活躍します

屋外であれば全体が写る場所まで自分が下がる、ということができますが、屋内だとそうもいきません。限られたスペースで空間全体を写すために、超広角レンズが便利です。

超広角レンズは大きく重たいものが多いので、海外旅行へ持って行く上では「小さく軽いものを選ぶ」ことがポイントになります。

 

持って行くレンズを1本だけに絞りたい!という方は、こちらの記事をご覧ください↓

参考記事:海外旅行におすすめのズームレンズ6本。この1本があれば十分!?

 

メーカー別おすすめレンズ

オリンパス

オリンパス (Olympus) は前回の記事でも書いたように、「OM-D」「PEN」など軽くて高性能なボディが豊富で、軽いレンズも多いおすすめのメーカーです。

参考記事:海外旅行にオススメの一眼カメラ6選【2020年版】

マイクロフォーサーズという規格を採用しており、同じくマイクロフォーサーズを採用するパナソニックのルミックスGシリーズとも互換性があります。

単焦点レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

『M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8』はフルサイズ換算で50mmの焦点距離の明るい単焦点レンズです。

クリアな高画質で、明るい単焦点レンズならではの美しい背景ボケも魅力的。人物撮影などにも最適です。

軽さはわずか137g、しかもオートフォーカスも早い、という長所ばかりの超おすすめレンズです。

この性能で価格は約3万という、コストパフォーマンスの良さ!ダントツの一押しです。

 

さらに明るい「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」もありますが、こちらは重さが410gもあり、価格も13万円前後と非常に高額です。

 

超広角レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

大きく重たいレンズが多い超広角レンズの中でM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6』は、全長49.5mm、重さ155gの小型軽量レンズなので、海外旅行へ持って行くにもぴったりです。

焦点距離はフルサイズ換算で18mm〜36mmと、そここそワイドに撮れるレンズです。価格は5万円弱と、同等クラスのレンズに比べるとかなりお買い得。

 

ソニー (フルサイズ)

ソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラの「α7シリーズ」におすすめレンズです。

単焦点レンズ:FE 50mm F1.8

『FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)』は焦点距離50mmF値1.8の明るいレンズで、高い解像度を実現しています。

全長59.5mm、重さ186gの小型軽量レンズで、持ち運びにも便利です。ソニーの残念なところはレンズが高額な点なのですが、こちらは約2万5千円と非常にリーズナブル。

 

超広角レンズ:Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

『Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS (SEL1635Z)』は16mm〜の超広角ズームレンズで、ズーム全域でF値4で撮れるのが特徴です。

光学手ブレ補正機能を搭載しており、防塵防滴にも配慮した設計になっているので、旅行で持ち歩くにはぴったりです。

全長98.5mm、重さ518gとオリンパスのレンズに比べると重いですが、フルサイズ一眼用の広角レンズとしては小型軽量の部類に入ります。

価格は約14万円とやや高額になっています。ソニーはレンズが高いのが残念ですね…。

 

ソニー (APS-C)

ソニーの「α6100」など、APS-Cフォーマットの機種におすすめのレンズです。

単焦点レンズ:E 35mm F1.8 OSS

APS-Cフォーマット用レンズE 35mm F1.8 OSS (SEL35F18F)』は、フルサイズ換算で52.5mmの単焦点レンズです。

F値1.8の明るくボケの美しいレンズながら、重さ154gの軽量レンズです。価格は約 4万円

 

超広角レンズ:E 10-18mm F4 OSS

『E 10-18mm F4 OSS (SEL1018)』はフルサイズ換算で15mm〜27mmの広角レンズ。ズーム全域でF値4で撮ることができます。

重さは225gと広角ズームレンズにしては軽量です!値段は約7万円

 

富士フイルム

富士フイルムの「X-T3」「X-T30」「X-T100」などにおすすめのAPS-Cフォーマットレンズです。

単焦点レンズ:XF35mmF2 R WR

 『フジノンレンズ XF35mmF2 R WR』は、フルサイズ換算で53mm相当の単焦点レンズ。F値2でキレの良い描写と自然な背景ボケが特徴です。

高級感のある金属ボディで、防塵防滴構造なのも旅行に持って行くには嬉しいポイント。一方、重さは170gと持ち運びに便利な軽さです。

 

XF35mmF2 R WRの値段は約4万円。予算に余裕のある方は、さらに明るい「XF35mmF1.4 R」(約6万円)を検討しても良いと思います。

 

超広角レンズ:XF10-24mmF4 R OIS

『フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS』はフルサイズ換算で15mm〜36mm相当の広角ズームレンズ。ズーム全域でF値4での撮影が可能です。

オートフォーカスが早く、光学手ブレ補正機能も付いているので、海外旅行での撮影にもおすすめです。

410gとやや重たいのと、約9万円という値段がややネック。

 

キヤノン (EF-Mマウント)

キヤノンのレンズは、カメラの種類ごとにフルサイズ一眼用の「EFマウント」、APS-C一眼用の「EF-Sマウント」、フルサイズミラーレス機用の「RFマウント」、APS-Cミラーレス機用の「EF-Mマウント」に分かれています。

ミラーレスでない一眼機は重いため海外旅行には向かず、フルサイズミラーレス機用はまだまだレンズの種類が少ないため、ここではAPS-Cミラーレス機用の「EF-Mマウント」に絞って紹介します。

EF-Mマウントの機種には、小型で軽い「EOS Kiss」「EOS Mシリーズ」があります。

単焦点レンズ:EF-M32mm F1.4 STM

キヤノンのEF-Mマウントでおすすめの単焦点レンズが『EF-M32mm F1.4 STM』です。フルサイズ換算で48mm相当、F値が1.4の明るいレンズです。

全長56.5mm、重さ235gと小型軽量で持ち運びにも便利です。値段は約5万円。

 

超広角レンズ:EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM

『EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM』はフルサイズ換算で18-35mm相当の広角レンズです。

全長58.2mm、重さ220gと広角レンズとしてはとても小さくて軽いレンズで、手ブレ補正機能も備えているので海外旅行にはぴったりです。

 

ニコン

結論から言うと、ニコンは現時点で海外旅行用のカメラとしておすすめしていません

ニコンのレンズは一眼レフ用の「Fマウント」と、ミラーレス一眼用の「Zマウント」があります。

海外旅行に持って行くにはより軽いミラーレス一眼の方が良いですが、ニコンのミラーレス一眼「Zマウント」はまだまだレンズが少ないです。

一方の「Fマウント」の中にはフルサイズの「FXフォーマット」と、APS-Cの「DXフォーマット」がありますが、FXフォーマットの機種は重く、DXフォーマットはレンズの選択肢が少ないです。

これからZマウントレンズが充実してくることを期待しましょう。

 

 

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