カメラ・写真

海外旅行にデジカメは必要?スマホよりもおすすめな理由

今回は、「海外旅行にデジカメを持って行く必要はあるのか?」という疑問にお答えします!

スマホのカメラ、そして一眼カメラと比較した場合にデジカメにどのようなメリットがあり、どのような機種がおすすめなのかを紹介して行きます。

海外旅行にどのようなカメラを持っていこうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

※この記事ではコンパクトデジタルカメラのことを「デジカメ」と呼んでいます。

スマホ時代にデジカメは必要?

最近はスマホのカメラも性能が上がってきていますが、わざわざデジカメ (いわゆるコンパクトデジタルカメラ、コンデジ) を買う必要があるのでしょうか?

答えは…「あります!」

ただし、買う価値があるデジカメ2種類だけです (あくまで個人的な見解です)。

その理由を説明するために、まずは次の章でスマホのカメラ、そして一眼カメラと比較してデジカメのメリットを確認していきます。

 

スマホにはないメリット

スマホのカメラにはない、デジカメのメリットは以下の2つです。

  • 高画質
  • ズーム機能

これらの機能を持つデジカメが、前の章でお話した「買う価値がある2種類のデジカメ」です。

スマホのカメラも十分高画質だし、ズームも出来るよ!と思うかもしれません。デジカメだと具体的に何が良いのか、詳しく説明していきます。

 

高画質 (大型センサー)

最近はスマホのカメラも十分高画質なので、一眼カメラならまだしも、デジカメと画質なんてそんなに変わらないんじゃないの?と思うかもしれません。

カメラの「センサー」と呼ばれる光を集めて映像化する部品は、カメラの種類によって大さが異なります。例えば、フルサイズカメラのセンサーサイズはスマホの33倍の大きさです。

センサーサイズが大きいと何が違うか、というと…

  • 明るい写真が撮れる
  • 暗い場所でもキレイに撮れる
  • 背景ボケが生まれやすい

といったメリットがあります(決して「フルサイズ一眼の方が33倍画質が良い」ということではありません)。

スマホのセンサーサイズは「1/2.3型」というものが一般的で、実は普通のデジカメも同じ「1/2.3型」サイズのものが多いんです。

なので、画質面では1/2.3型のデジカメにはそれほど魅力は感じません。

僕がおすすめするのは、「1型センサー」を搭載したデジカメです。センサーサイズはスマホカメラの約4.5倍の大きさです。

実際に使ってみると結構違います。特に暗い場所での撮影と背景ボケに関しては1型センサーを搭載したデジカメの圧勝です。

 

1型センサーを搭載したデジタルカメラで撮ったこちらの写真は、奥の方がボケていて手前の食器を強調することができています。

最近ではスマホも明るいレンズが増えてきていますが、やはりセンサーサイズの大きいデジカメの方が自然で美しい背景ボケを生み出すことができます。

 

1型センサーを搭載したデジタルカメラなら、暗い場所でもノイズが出たり手ブレが発生したりすることも少なくてすみます。

薄暗いモスクの中で撮影したこちらの写真も、暗い部分までキレイに撮れています。

 

高倍率ズーム機能

スマホにもデジカメにもズーム機能は付いていますが、ズームの仕組みは全く異なるものです。

スマホに搭載されているレンズは「単焦点」レンズと呼ばれる、ズームができないレンズです。

ではどうやってスマホがズームしているのかというと、映像を引き伸ばしているだけなんです。つまり、スマホはズームすればするほど画質は下がってしまいます

一方、デジカメのレンズは「ズームレンズ」が搭載されています。

レンズによって光学的に対象を大きく写すことができるので、その範囲内であればデジカメはズームしても画質が下がりません

レンズのズーム機能を上回る倍率にズームをすると画質は下がってしまいますが、最近のデジカメは高倍率ズーム時の画質の低下を補正する機能が付いているものもあります。

 

参考に、デジカメとスマホで同じものを同じ場所からズームして撮った写真を比較してみます。

スマホで撮った方は画像が荒くなっているのに対し、デジカメで撮った方は全く画像の劣化がありません。

この点もスマホよりデジカメが圧倒的に優れているポイントのひとつです。

 

一眼カメラにはないメリット

次はデジカメと一眼カメラを比べてみましょう。

先ほど紹介したように一眼カメラのセンサーサイズはスマホのカメラやデジカメよりもはるかに大きいです。

その為、暗い場所での撮影や背景ボケの美しさは一眼カメラの方が上です。

1型センサーでもフルサイズの約1/7。オリンパスなどの小型一眼カメラに搭載されているマイロフォーサーズと比べても約1/2です。

写りの良さを追求するなら一眼カメラの方が良いことは否めません。

参考記事:海外旅行におすすめの一眼カメラ7選【2020年版】

 

では、一眼カメラよりもデジカメを選ぶ理由は何なのか。それは「小ささ」「軽さ」です。

Canon
7D Mark II
Canon
EOS R
Canon
EOS M200
Canon
G7X Mark II
種類一眼レフミラーレス一眼ミラーレス一眼デジカメ
センサーフルサイズフルサイズAPS-C1型
大きさ148.6(幅)×
112.4(高さ)×
78.2(奥行)mm
+レンズ
135.8(幅)×
98.3 (高さ)×
84.4(奥行)mm
+レンズ
108.2(幅)×
67.1(高さ)×
35.1(奥行)mm
+レンズ
105.0(高さ)×
60.9(高さ)×
41.4(奥行)mm
質量
(本体のみ)
820g
+レンズ
580g
+レンズ
262g
+レンズ
280g

本体の大きさ・軽さはもちろん、デジカメはレンズが内蔵されているため、レンズの分も考えると一眼カメラよりはるかに持ち運びに便利です。

どんなに軽いミラーレス一眼カメラでも、レンズを付けた状態でポケットに入れることはできませんが、デジカメならジャケットのポケットに入れて持ち歩くことが可能です。

海外旅行の際はたくさん歩くので、重たいカメラを首から下げて持ち歩くよりも、ポケットに入れて持ち歩く方がずっと楽です。

 

海外旅行用のデジカメ選びのポイント

ここまで書いた内容を踏まえて、海外旅行に持って行くデジカメを選ぶ際のポイントをまとめます。海外旅行以外の用途で使用する場合も基本的には同様です。

 

センサーの大きさ

ひとつめは「1型センサー」を搭載した機種であること。センサーサイズがスマホのカメラと同じ「1/2.3型」であれば、わざわざデジカメを購入するメリットは少ないです。

1型センサーを搭載した機種であれば暗い場所での撮影にも強く、背景ボケも出やすいので、美しい写真が撮れます。

 

レンズの明るさ

2つめは「レンズの明るさ」です。センサーサイズが大きい場合と同様、レンズが明るいほど写真の写りも明るくなります。また背景ボケも出やすくなります。

レンズの明るさは「F値」という値で表され、これが低いレンズほど明るいレンズということになります。レンズのF値が2〜またはそれ以下のカメラを選ぶと良いでしょう。

 

大きさ・軽さ

3つめは「小さくて軽いこと」です。どれだけ画質が良くても、重くて大きいデジカメを選ぶくらいなら一眼カメラを選んだ方が良いです。

せめて上着のポケットに入れておいても良いくらいの大きさ・軽さのデジカメを選びましょう。

 

自撮り機能

4つめは「自撮りのしやすさ」です。旅行先で自分たちの写真を撮りたいことも多いと思いますが、海外で知らない人に写真を撮ってもらうのは抵抗がありませんか?

液晶画面が180度回転して被写体の方に向けられるカメラであれば簡単に自撮りができますし、スマホのインカメラよりもキレイに撮れること間違いなしです。

 

Wi-Fi接続機能

5つめは「Wi-Fi接続機能があること」です。旅行先で撮った写真をすぐにスマホからSNSにアップしたい時に便利な機能です。

カードスロットを開けるのにピンが必要なスマホも多く、メモリーカードの抜き差しは面倒ですよね?

Wi-Fi接続機能が付いているデジカメであればメモリーカードを抜き差ししてデータを移行する必要がありません。

特にiphoneのようにメモリーカードが入らないスマホを使っているなら必須の機能です。

 

手ぶれ補正機能

最後は「手ぶれ補正機能」が付いていることです。旅行中は三脚でカメラを固定している余裕もないことが多く、動く車内から写真を撮ったり、歩きながら写真や動画を撮ることもありますよね?

そんな時に手ぶれ補正機能が付いていると、せっかく撮った写真がブレてしまうということを防いでくれます。手ぶれ補正機能は夜景を撮る際にも大きな効果を発揮してくれます!

 

ズーム機能は…

ズームしても画質が下がらない点は、スマホにないデジカメのメリットであることを紹介しました。

しかし、「野生の動物を撮りたい」とか「スポーツ選手の表情を撮りたい」といった目的がある場合を除き、海外旅行ではズームの倍率の高さを追い求める必要性は少ないでしょう。

1型センサーを搭載したデジカメであれば、どれもある程度のズーム機能は付いています。海外旅行の際には高倍率のズームを使う機会はそれほど多くありません。

 

おすすめ機種はこちら

最後に海外旅行に持っていくのにオススメのデジカメを紹介します。いずれも1型センサーと明るいレンズを搭載したカメラです。

Canon 『Power Shot G7 X Mark II』

Canon の『Power Shot G7 X Mark II』は、1型センサーを搭載したキャノンのコンパクトデジタルカメラです。

同クラスの他機種に比べてやや大きくて重たいですが、それでも約300gと一眼カメラに比べれば全然軽いです。上着のポケットにも入る大きさです。

この機種の良さは何より写りの良さ。F1.8〜2.8の明るいレンズを搭載し、デジカメとは思えないほど自然で美しい背景ボケが楽しめます。色もキレイです。

モニターを180度回転させることができるので自撮りも簡単ですし、Wi-Fiでスマホとデータのやりとりも可能、さらに手ぶれ補正機能もついている優秀なカメラです。

Power Shot G7 X
Mark II
画素数2010万画素
センサーサイズ1型
重量(本体のみ)294g
F値F1.8〜2.8
光学ズーム4.2倍
自撮り機能
Wi-Fi
手ぶれ補正機能
参考価格¥64,000

 

現在は最新モデルの「Mark III」が発売されていますが、まだまだ値段も高いです。Mark IIでも十分な機能を備えていますので、こちらをオススメします。

 

Sony 『Cyber-shot RX100 III』

SONYの『Cyber-shot RX100 III』は、1型センサーを搭載するRX100シリーズの中位機種です。ドイツの有名なレンズメーカーである「Carl Zeiss」のレンズを搭載しています。

レンズの明るさはF1.8〜2.8と明るく、背景ボケもキレイに出ます。色味はCanonのPower Shot G7 X Mark IIよりもやや落ち着いた印象でした。

CanonのPower Shot G7 X Mark IIよりも小さくて軽く、ポケットに入れて持ち歩いていても気になりません。クールでスタイリッシュな外観も魅力です。

Cyber-shot RX100 III
画素数2010万画素
センサーサイズ1型
重量(本体のみ)263g
F値F1.8〜2.8
光学ズーム2.9倍
自撮り機能
Wi-Fi
手ぶれ補正機能
参考価格¥59,859

 

さらに上位機種も存在しますが、自撮り機能やWi-Fi接続、手ぶれ補正といった欲しい機能を十分備える「RX100 III」が価格的にもおすすめです。

 

Canon『Power Shot G9 X Mark II』

Canonの『Power Shot G9 X Mark II』は前述の「G7 X Mark II」の下位機種に当たります。

液晶モニターは自撮りに対応していませんが、182gという圧倒的な軽さが魅力の機種です。

レンズの明るさは上の2機種には劣るものの、F2〜と十分明るいレンズです。価格も「G7 X Mark II」よりも手頃なので、手に入れやすいのではないでしょうか?

Power Shot G9 X
Mark II
画素数2010万画素
センサーサイズ1型
重量(本体のみ)182g
F値F2.0〜4.9
光学ズーム3倍
自撮り機能×
Wi-Fi
手ぶれ補正機能
参考価格¥51,800

 

以上の3機種です!いずれも普通のデジカメよりはやや高額ですが、中途半端なスペックのカメラを買っても結局スマホで良かった…ということになります。

これくらいのカメラを買った方が、絶対に満足度が高いです!次の旅行の際にはお気に入りのデジカメを持って手軽に綺麗な写真をたくさん撮りましょう!

 

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