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ワンワールド系マイルならアメリカン航空の『アドバンテージ』がおすすめ

今回は、おすすめマイルプログラム紹介の第3弾アメリカン航空のマイレージプログラム『アドバンテージ (AAdvantage) 』について解説します。

正直、ワンワールド系のマイルプログラムは、スターライアンスのユナイテッド航空 (マイレージプラス) や、スカイチームのデルタ航空 (スカイマイル) のようにダントツのおすすめはありません。

しかし、ワンワールドにはJALやフィンエアーのように利用価値が高い航空会社が加盟しているので、どこかの航空会社でマイルは貯めておきたいところ。

その有力な選択肢となるのがアメリカン航空の「アドバンテージ」です。この記事では、アドバンテージの長所と短所の両方をお伝えしていきます。

アメリカン航空/アドバンテージとは

「アメリカン航空」は、アメリカのフォートワース (テキサス州) に本拠地を置く航空会社で、総旅客数世界一位を誇る世界最大の航空会社となっています。

アメリカン航空はボーイング737やエアバスA321などを中心に計900機以上の機体を保有しています。就航都市は北米・南米路線を中心に世界350都市。

日本では成田空港にロサンゼルス、シカゴ、ダラス便、羽田空港にロサンゼルス便が就航しています。

JALやブリティッシュ・エアウェイズなどが加盟する航空会社連盟「ワンワールド」の創設メンバーで、現在もその中心的な航空会社となっています。

アメリカン航空のマイレージプログラム「アドバンテージ」(AAdvantage) は世界初のマイレージプログラムで、現在6,000万人以上の会員を有します。

年会費は無料で、誰でも申し込むことができます。

一般会員のほか、フライト実績に応じてゴールド、プラチナ、エグゼクティブ・プラチナといった上級会員になることも可能。

会員ランクに応じてボーナスマイルの獲得や無料アップグレードなど様々な特典が受けられるようになります。

それでは、アドバンテージについて詳しく見ていきましょう!

 

アドバンテージのメリット

マイルの期限が延長可能

アドバンテージで貯めたマイルの有効期限は取得から「18ヶ月=1年半」です。

しかし、この1年半の間に新たなマイルを獲得するか、マイルの一部を利用すると、すでに持っていたマイルの期限が、その時点から1年半に延長されます。

つまり、1年半に1回マイルを獲得するか利用すれば、マイルの期限は実質無期限になります。

ちなみに、JALやANAのマイルの有効期限は取得から3年。最上級会員でない限り、延長する方法はありません (最上級会員なんてよほどじゃない限りなれません)。

飛行機には数年に1回しか乗らないので、1年半は短すぎる!という方もご安心ください。

アメリカン航空の提携クレジットカードを利用すれば、クレジットカードで支払いをするたびにマイルが加算されるので、有効期限がどんどん延長されていくんです。

これ以上クレジットカードを持ちたくない!という方は、マイルの一部を寄付することでも有効期限を延長することができます。

寄付は1000マイルから可能なので、貯めたマイルが全部失効するよりは、誰かの為に寄付をして期限も延長できた方がいいですよね。期限の失効に直前で気付いた場合にも便利です。

有効期限が実質無期限なので、飛行機に乗る頻度が低い方や、長距離路線にあまり乗らない方でも、ヨーロッパ行きやビジネスクラスの特典航空券を目指してじっくりとマイルを貯めることができます。

 

JALのフライトでマイルが貯まる

ワンワールドに加盟しているアメリカン航空のアドバンテージは、JALを含むワンワールド加盟航空会社のフライトでもマイルを貯める/利用することができます

JALと提携しているのは日本に住んでいる人にとっては大きなメリットです。国内線を利用する時でもマイルが貯められたり、国内線の航空券をマイルで購入できるのは嬉しいところ。

「ワンワールド」は3大アライアンス (スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド) の中で最も加盟航空会社数が少ないアライアンス (14社) です。

しかし、前述のJALやヨーロッパに最短で行けるフィンエアー、イギリスの大手ブリティッシュ・エアウェイズ、アジア経由で北米・ヨーロッパ路線も多いキャセイパシフィックなど、利用価値の高い航空会社が揃っています

その為、加盟航空会社数の割に利用頻度が高いのがワンワールドだと思うので、アメリカン航空のアドバンテージの価値もそれと同様に高くなります。

 

少ないマイルで北米へ行ける

貯めたマイルを航空券に交換する場合、同じ行き先でも航空会社によって必要なマイル数が異なります。

アメリカン航空はさすがアメリカの航空会社だけあって、北米行きの航空券が他社に比べて少ないマイルで手に入ります

アメリカン航空のアドバンテージの場合、北米行きの片道航空券に必要なマイルは35,000マイル

JALやキャセイパシフィック航空は40,000マイル (※)、フィンエアーは50,000マイル、ブリティッシュエアウェイズはローシーズンで35,000マイル、ハイシーズンで50,000マイルです。

※JALは提携航空会社のフライト利用時。JAL便利用時の必要マイル数は複雑な為、他社との比較が困難。

ヨーロッパ路線は片道35,000マイル。ワンワールドで見ると平均的ですが、ブリティッシュ・エアウェイズならロンドンまでの特典航空券が19,500マイルから交換できます。

>>参考記事:ブリティッシュ・エアウェイズの『エグゼクティブ・クラブ』を徹底解説

 

提携会社利用時の加算率が高い

次のポイントは提携航空会社利用時のマイルの加算率 (積算率)です。

アメリカン航空のアドバンテージはワンワールドの航空会社の中で比較的、提携航空会社利用時の加算率が高くなっています。

これにより、アメリカン航空以外の航空会社を利用する場合も、より多くのマイルを獲得できます。

マイル加算率を他社と比較してみます。縦軸がマイルプログラム、横軸が利用航空会社です。
<エコノミー割引運賃 (予約クラス:K)とエコノミー大幅割引運賃(Q)の場合>

アメリカン航空JALフィンエアーブリティッシュ・
エアウェイズ
アドバンテージ
(アメリカン航空)
K: 100%
Q: 50%
K: 70%
Q: 30%
K: 50%
Q: 25%
K: 50%
Q: 25%
マイレージバンク
(JAL)
K: 70%
Q: 30%
K: 70%
Q: 30%
K: 70%
Q: 25%
K: 50%
Q: 25%
フィンエアープラス
(フィンエアー)
K: 50%
Q: 25%
K: 70%
Q: 30%
K: 100%
Q: 50%
K: 50%
Q: 25%
エグゼクティブ・クラブ
(ブリティッシュ・
 エアウェイズ)
K: 50%
Q: 25%
K: 50%
Q: 25%
K: 50%
Q: 25%
K: 50%
Q: 25%

アメリカン航空の圧勝とまでは行きませんが、特にアメリカン航空便を利用した際の獲得マイル数は一歩抜き出ていますね。その他も他の航空会社に劣る部分はあまり見られません。

 

スカイマイルのデメリット

提携クレジットカードが少ない

飛行に乗る頻度が少ない方や、陸マイラー (ショッピングなどフライト以外の方法でマイルを貯める人) にとって重要なのが提携クレジットカード

航空会社の提携クレジットカードでショッピングをすると、その額に応じてマイルが貯まります。

普段のショッピングをクレジットカードで支払っていると、いつの間にか海外旅行に行けるだけのマイルが貯まっているということもある重要なものです。

 

しかし、残念ながらアメリカン航空は提携クレジットカードが少ないです。

日本で加入できるアメリカン航空の提携クレジットカードは「りそな/AAdvantage VISAカード」のみ。

しかも、年会費5,000円のクラシックカードで還元率は0.5%と低水準 (1000円のショッピングで5マイル獲得)。年会費15,000円のゴールドカードですら還元率は1.0%です。

先日ご紹介したユナイテッド航空の提携クレジットカード「Mileage Plus セゾンカード」は年会費1,500円+マイルアップメンバーズ5,000円で還元率が1.5%でした。

>>参考記事:スターアライアンス系マイルならユナイテッド航空の「マイレージプラス」がおすすめ

 

提携カードではありませんが、「SPGアメリカンエキスプレスカード」であれば、100円につき1.25マイル相当のポイントが貯まるので、よりお得です。

年会費が34,100円 (税込) とやや高額になっていますが、Marriot Bonvoyの上級会員資格や、無料宿泊券がもらえたりといったメリットがあります。

>>SPGアメリカンエキスプレスカードの申し込み

 

アドバンテージのおすすめ度

★★★★★★☆☆☆☆ 6/10

マイルの期限が実質無期限である点、JALをはじめとしたワンワールド加盟航空会社と提携している点は大きなポイント。

JALやフィンエアー、ブリティッシュエアウェイズなど、ワンワールドの航空会社をよく利用する方にはおすすめです。

一方で、提携クレジットカードが少なく還元率も低い点がネックになり、メインのマイレージプログラムにはなれない存在。

ワンワールドしか乗らない!という人は別として、マイレージプラスやスカイマイルのサブとして利用するのが良いのではないでしょうか。

ワンワールドのマイルでは、ブリティッシュ・エアウェイズの「エグゼクティブ・クラブ」もおすすめです。

>参考記事:ブリティッシュ・エアウェイズの『エグゼクティブ・クラブ』を徹底解説

 

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