今回は、日本にいながら海外リゾートのような雰囲気を味わえる『志摩地中海村』をご紹介します!
志摩地中海村は三重県の志摩市にあるホテルで、その名の通り地中海をテーマにしています。
広大な敷地にひとつの「村」のように並ぶ美しい建物や、スペインのレストランとコラボレーションした料理など、海外気分を味わえます。
近くには同じく海外気分を楽しめる「志摩スペイン村」もあるので、セットで訪れてみてはいかがでしょうか?
志摩地中海村とは
『志摩地中海村』は三重県の志摩市にある宿泊施設で、リアス式海岸である英虞湾を見下ろす海沿いに建っています。
その名の通りまるでヨーロッパのリゾートのような雰囲気で、「地中海」に行ったような気分を味わうことができます。
33,000㎡もの巨大な敷地には、ホテル、レストラン、カフェ、プール、土産物店、クラフト体験ができる工房などがあり、宿泊だけでなく1日楽しめる場所です。
インスタ映えする街並み
志摩地中海村の魅力はなんと言ってもその美しい街並みです。
そこにはスペインのアンダルシア地方やカスティーリャ地方、イタリアのサルデーニャ島などをイメージした街が再現されています。
本場スペインから輸入したレンガやタイルを使って、作られた街並みはヨーロッパさながらの雰囲気です。
それもそのはず、志摩地中海村のデザインを監修したのはスペイン人建築デザイナーのルイス・コルベーラ氏。
2018年にはギリシャのミコノス島や、スペインのメノルカ島をイメージしたミコノルカゾーンと、スペインのアルハンブラ宮殿をイメージしたアルハンブラゾーンが新たに加わりました。
村の中を歩いていると日本にいることを忘れて、まるでヨーロッパのリゾート地に来ているような錯覚を感じるほど。
写真を撮りたくなるスポットが満載です。
村の中にはたくさんの花や木々が植えられていています。色鮮やかな花は白い壁によく映えて、温暖な地中海の雰囲気を演出してくれます。
メインスクエアにある噴水は夜になるとライトアップされて、より一層素敵な雰囲気になります。
地中海村のホテル
志摩地中海村の建物の多くはホテルの部屋になっていて、村の中で宿泊することができます。
もちろんホテルも地中海風の作りで、完全に街並みに溶け込んでいます。
ホテルの中庭。静かでとってもいい雰囲気です。
まるで映画のセットみたいじゃないですか?
部屋のタイプは一般的なツインルームやヴィラ(一戸建て)タイプのスイートルーム、犬と一緒に泊まれるワンワンスイートルームなど、様々なタイプが用意されています。
写真はツインルームの客室。タイル張りの床に真っ白な壁と天井、そして地中海を思わせる青色の家具やベッドスローがアクセントになっています。
スタンダードなタイプの客室でも十分広くて快適でした。
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地中海村のレストラン
地中海村にあるレストランでは、宿泊者はもちろん、日帰りのお客さんも食事ができます(ただし、要予約)。
こちらは「RIAS」(リアス) という地中海村のメインレストレラン。
「Kokotxa (ココチャ)」というスペインでミシュラン一つ星を獲得したレストランとコラボレーションしています。
この日のメニューは「オードブル」「パスタ または パエリア」、メインの「牛肉の香草焼きと魚 (サワラ)のポワレ」「デザート」でした。
海を眺める絶好のロケーションで、伊勢志摩の食材を活かした料理が楽しめます。
レストランの外にあるウッドデッキにはパラソルと木を編んで作られたイスが置いてあり、海を眺めながらのんびり過ごすこともできます。
地中海村には他にも伊勢志摩の食材を使った和洋様々な料理が楽しめるビュッフェ形式のレストラン「タベルナ・アズール」や、地中海のリゾート感満載の雰囲気が魅力の「カフェ・アミーゴ」などがあります。
温泉施設
2018年にスペインの世界遺産「アルハンブラ宮殿」をイメージした「スパ・アルハンブラ」が登場しました。
スパ・アルハンブラはアラビック様式の天然温泉で、エキゾチックな雰囲気で非日常を味わえる特別な空間になっています。
室内のお風呂以外に英虞湾が見える露天風呂もあります。
英虞湾サンセットクルーズ
志摩地中海村では目の前に広がる英虞湾をクルーズすることもできます。約30分または50分のクルーズで、海の青と山の緑のコントラストが美しいリアス式海岸を巡ります。
昼間のクルーズと夕方の時間帯のクルーズがあります。
※この時は地中海村の船がメンテナンス中か何かで近くにある「合歓の里」の船でのクルーズになりました。
夕日が美しい時間帯のサンセットクルーズ。英虞湾の夕日は「日本の夕日百選」にも選ばれた絶景です。ワインを飲みながらのクルーズはなんとも優雅な気分に浸ることができます。
クルーズに参加するには予約が必要なので、興味のある方は事前に予約しておきましょう!
日帰りでも楽しめる!
志摩地中海村は宿泊施設ですが、日帰りでも楽しむことができます。
地中海リゾート風の街並みが楽しめるのはもちろん、レストラン(要予約)で伊勢志摩の美味しい食材を使った料理を食べたり、地中海風のカフェでお茶したりできます。
クラフト体験工房で世界に一つのモザイクタイルを作ったり、スペインの宮殿をイメージした施設で温泉に浸かったりするプランもあります(いずれも要予約)。
日帰りでの入村料金は、大人500円、子供(小学生以下)は無料、ペット500円。入村できる時間は10時〜17時となっています。
日帰りの方向けのプランは志摩地中海村の公式ホームページで予約できます。
周辺にも観光スポットが満載!
志摩地中海村があるのは三重県の「志摩市」。
あまり聞いたことがない人も多いかもしれませんが、実は周辺にも人気の観光スポットがたくさんあります。
例えば、地中海村と同じくヨーロッパのような雰囲気が楽しめるアミューズメントパーク「志摩スペイン村」や、2016年にG7サミットが行われた「賢島」、グランピングやゴルフ、温泉施設などのある「ネム・リゾート」など。
志摩市の隣にある伊勢市や鳥羽市も含めると、日本の神社の本宗である「伊勢神宮」や、日本最大級の水族館「鳥羽水族館」、夫婦やカップルに人気の「二見岩」(伊勢市) など、実は有名な観光スポットがたくさんあります。
志摩地中海村だけでなく、周辺観光も楽しめること間違いなしです!
地中海村へのアクセス
志摩地中海村へ行く際は、周辺観光のことも考えると車で移動できた方が便利です。
自家用車で行くか、最寄り駅または空港でレンタカーを借りるのがおすすめです。
電車の場合
電車の場合は新幹線で名古屋駅まで行き、そこから地中海村の最寄り駅である「鵜方駅」までは近鉄特急で約2時間。
大きな窓からのパノラマが楽しめる観光列車「しまかぜ」や「伊勢志摩ライナー」が人気です。
鵜方駅から地中海村へはタクシーまたはレンタカーがおすすめです。鵜方駅の近くにはオリックスレンタカーとニッポンレンタカーがあります。
「楽天トラベル」なら料金を比較してレンタカーを予約できます。
飛行機の場合
三重県には空港がありません (ドラマ「半沢直樹」に「伊勢志摩空港」という空港が出てきましたが、架空の空港です)。
飛行機の場合、「中部国際空港」(セントレア) まで行き、空港でレンタカーを借りるか、名鉄電車で名古屋駅まで移動します (名古屋駅からは前述の「電車の場合」の通り)。
中部国際空港から車の場合は、知多半島道路→伊勢湾岸自動車道→東名阪自動車道→伊勢自動車道というルートで約2時間半です。
空港から電車に乗る場合、名鉄の「ミュースカイ」という特急電車で名古屋駅まで約30分。そこから最寄り駅の近鉄特急で鵜方駅まで約2時間です。
愛知県には「中部国際空港」と「県営名古屋空港 (小牧空港)」があります。県営名古屋空港から名古屋駅までは直行バスで約30分。車だと地中海村まで約2時間45分です。
中部国際空港または県営名古屋空港への航空券は「エアトリ」で比較しましょう!
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