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『デルタ航空』搭乗記。評判や機内食、映画など

デルタ航空の機体

今回はアメリカ旅行の際に利用した『デルタ航空』の搭乗記をお伝えします。

日本から北米への直行便を運航するデルタ航空。この記事では気になるデルタ航空の評判や機内食機内コンテンツなどを紹介していまきす。

特に機内食は予想以上に美味しかったです。これからデルタ航空を利用する方はぜひ参考にしてください!

デルタ航空について

デルタ航空の機体

デルタ航空』は、アメリカのアトランタに拠点を置く航空会社です。2008年には全米5位のノースウエスト航空と合併し、当時世界最大の航空会社になりました。

北米・ヨーロッパ・アジアなど世界350都市以上に就航しており、日本では成田、羽田、大阪、名古屋の4都市と北米およびハワイを結んでいます。

今回のアメリカ旅行では、この記事でご紹介する成田発/シアトル着の便の他、シアトルからラスベガス、ラスベガスからロサンゼルスの国内線、そしてロサンゼルスから羽田行きの便を利用しました。

 

デルタ航空は「スカイマイル」というマイレージプログラムを提供しています。このスカイマイルは、貯めたマイルの有効期限がなく、完全無期限という珍しいプログラムです。

デルタ航空以外にも、エールフランスや大韓航空やアリタリア航空なども所属する航空会社連合「スカイチーム」に加盟する航空会社のフライトでもマイルが貯まります

デルタ航空を利用する予定の方は、ぜひ事前に「スカイマイル」に申し込んでおきましょう。

スカイマイルについてはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

スカイマイルの会員カード
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デルタ航空の評判

搭乗記を書く前に、デルタ航空の評判について調べてみました。 2019年3月現在。いずれも5点満点です。

HIS トリップアドバイザー Fly Team
デルタ航空 3.1 点 4.0 点 3.7 点
ANA 3.7 点 4.5 点 4.0 点
アメリカン航空 2.9 点 3.5 点 3.2 点

デルタ航空だけだとちょっと分かりにくいので、日系のANA、同じアメリカ系のアメリカン航空と比較しています。

日系で、しかも世界の航空会社ランキングで常に上位にいるANAと同等の評価を期待するのは難しいですが、同じアメリカ系のアメリカン航空よりは高評価のようです。

デルタ航空の評判は「並」と言ったところでしょうか。では、実際のところどうなのか!?見てみましょう。

 

デルタ航空の機体

デルタ航空の機体

デルタ航空の機体にはデルタ航空のマークと「DELTA」の文字、尾翼と主翼の端には青地に赤のデルタマーク。

エンジンも青く塗装されています。洗練されたスタイルでとても格好いいです。

デルタ航空はボーイング737やエアバスA320などを中心に合計700機以上の機体を保有しています。

成田発/シアトル着のDL268便はボーイング767 (現在はエアバスA350に変更)、ロサンゼルス発/羽田着のDL7便はエアバスA350

シアトルからラスベガスのDL2860便はボーイング737、ラスベガスからロサンゼルスのDL5793便はブラジルのエンブラエル社のERJ-175というちょっと珍しい機体でした。

 

デルタ航空のチェックイン方法

デルタ航空の自動チェックイン機

デルタ航空はチェックインカウンターではなく、その近くにある自動チェックイン機で搭乗手続きを行う仕組みでした。

こちらは成田空港にあるスカイチームのチェックイン機です。

航空会社を選んで、あとは指示に従って操作すれば、簡単にチェックインが完了します。その後は荷物をカウンターに預けて終了です。

デルタ航空のアプリ「Fly Delta」でもチェックインができます。

 

デルタ航空の定時運行率

OAG (オフィシャル・エアライン・ガイド) による2017年のデルタ航空の定時運行率は82.67%

これは大手20社のうち3位に入る好成績で、1位のJAL(85.27%)にもそれほど見劣りしない、優秀な成績と言って良いでしょう。

ちなみに20位の中国国際空港は60.14%でした。

 

デルタ航空の機内・座席

デルタ航空の機内(エアバスA350)

搭乗時間になり機内へ。エコノミークラスなので作り自体は普通なんですが、機内はなんだか明るくて綺麗です。

機体が割と新しいのでしょうか。シートは紺色の革貼り。

トイレの壁も四角の凹凸で模様がデザインされています。さりげないところですが、ちょっと雰囲気が良く見えます。

 

デルタ航空エコノミークラスの座席モニター

座席のモニターも大きくて綺麗です。USBの差し込み口もありました。コンセントもあって充電ができるのは、特に機内でパソコンを使用する際には嬉しいです。

 

デルタ航空の機内で配られたグッズ

席に着くと色んなものが配られます。右からスリッパ、アイマスクと耳栓、イヤホン、お菓子、お菓子。スリッパとか何気に嬉しいですよね。

ずっと靴を履いているのは窮屈ですし、スリッパがあれば楽ですね。「DELTA」のロゴが入っているのも飛行機好きには嬉しいところ。今後のフライトでも使えそうです。

 

デルタ航空の機内コンテンツ

先日ご紹介したルフトハンザ航空ほどではありませんが、新しい映画が結構揃っていました!

搭乗時点ではDVD発売前の「グレイテスト・ショーマン」、「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」のほか、日本では公開前の「かごの中の瞳」や「ブレス しあせの呼吸」などがありました。

 

デルタ航空の機内で見られるテレビチャンネル

生で見られるテレビチャンネルもたくさんあります。ESPN (スポーツ)、CNN (ニュース)、FOX (ドラマ・バラエティー) などアメリカの放送局がいろいろあります。

 

デルタ航空の機内食

続いては、機内食。エコノミーの機内食なんてどれも一緒でしょ…と侮ることなかれ!デルタ航空の機内食は一味違います!

メインディッシュは牛肉の煮込み、鶏肉の香草焼き、タリアテッレのクリームソースから選べました。

 

デルタ航空の機内食

僕は鶏肉の香草焼きを選びました。お肉も柔らかく、香草の味が効いていて美味しかったです。メインも美味しいのですが、1番違いを感じたのはサラダ(左上)!

もうパッと見た感じで新鮮なのが分かるくらい色が良いです。食感もシャキシャキで、みずみずしい!

左下のアジア風サラダも同じく歯ごたえが良くて美味しかったです。タンドリーシュリンプもすごくプリプリしていて、ピリ辛の味がたまりません。

デザートのケーキも機内食とは思えないクオリティ!

 

デルタ航空の機内で出たハーゲンダッツのアイスクリーム

フライトの途中ではアイスクリームが配られましたが、なんとハーゲンダッツのアイスでした!贅沢ですねぇ。

長いフライトで冷たいアイスは気分をリフレッシュできるので、より一層美味しく感じます。

 

デルタ航空の機内で出るスターバックスのコーヒー

コーヒーをお願いするとスターバックスのコーヒーが出てきました!さすがコーヒー大国にしてスターバックス発祥の地アメリカの航空会社です。

味はもちろんおなじみのスターバックスの味。まさか飛行機で飲むことができるとは思っていませんでした。

 

デルタ航空機内の軽食

到着前には軽食として玉子とチーズのラップ、ヨーグルト、フルーツが出ました。ラップは暖かくて美味しかったです。

こういうものも冷めている場合が多いんですが、ホカホカでした。フルーツは先ほどのサラダと同様、みずみずしくて新鮮でした。

ヨーグルトは日本の明治ブルガリアヨーグルト。安定の美味しさです。

 

デルタ航空の機内誌

デルタ航空の機内誌

デルタ航空の機内誌「Sky」。2冊用意されており、1冊は英語、もう1冊は日本語のものでした。内容も日本語と英語で違っていました。

日本語の機内誌があるのは珍しいと思います。日本語があるのも珍しいですが、あっても内容は同じで英語と日本語併記とかなので。

 

デルタ航空の機内誌

日本語版は主にシアトルの街の紹介が書かれていました (ちょうどこの便はシアトル行き)。

シアトルは初めて海外に行った場所なので、懐かしく思いながら読んでいました。

 

個人的評価

★★★★★★★★★☆☆ 8/10

結論から言うと、全然悪くありません!と言うか、むしろ良い!

特に機内食や美味しさや、ハーゲンダッツのアイスにスターバックスのコーヒーまで出てくるのには驚きました。

機体:外見はなかなかクール。機内は清潔感あり。
機内食:美味しい。スタバのコーヒーや、ハーゲンダッツのアイスも出るのは嬉しい。
機内コンテンツ:映画の種類は普通。最新映画もあり。テレビが見れるのは良い。
サービス:必要最低限にして十分。ANAやJALのような細かい(時に過剰な)気配りは期待できません。

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