今回ご紹介するのは長崎県にあるテーマパーク『ハウステンボス』。日本にいながら海外に行った気分になれる場所です!
東京ディズニーリゾートの1.5倍もの広さの敷地に、オランダをイメージしたヨーロッパの街並みが再現されています。
近年はイルミネーションにも力を入れており、冬限定で1300万球のLEDを使った世界最大級のイルミネーションが園内を彩ります。
今回と次回に分けて、昼と夜のハウステンボスを、ヨーロッパさながらの美しい街並みを中心にご紹介していきます。
ヨーロッパのような街並み
入場ゲートを通ると、そこはもう外国のような風景。中世のお屋敷のような建物を通って園内へ入ります。
クリスマスが近いこともあり、中庭には可愛いクリスマスツリーが飾られていました。
こちらの建物は、「テディベア・キングダム」というテディベアの博物館。約700体のテディベアが展示されていて、その中には世界最大のテディベアもあります。
オランダと言えば風車。園内に入ると早速オランダの田舎町を思わせる大きな風車が並んでいます。
後ろに映っている大きな建物はホテルオークラ。お城のように大きなホテルです。
こちらはポルトガルの「アゲダ」という街のアンブレラ・フェスティバルを思わせる、カラフルな傘に埋め尽くされたアーケード。
赤や黄色、白、青など様々な色の傘約1000本が頭上を彩ります。色鮮やかで、写真映えすること間違いなしのポイントです!
アムステルダムを思わせる運河
園内にはたくさんの運河が流れています。その長さは全長6kmにもなるそうです。
オランダの首都「アムステルダム」にはたくさんの運河があり、ヨーロッパでは「北のヴェネチア」と呼ばれるほど。
以前アムステルダムに行った時は本当にこんな感じだったなぁ、と思いながら散策していました。
運河には「カナル・クルーザー」という船やゴンドラが運行していて、運河からゆったりとヨーロッパ風の街並みを眺めることもできます。
ハウステンボスでは船の他にも、馬車や観光用カート、4人乗りのレンタサイクル、セグウェイなどでも園内を移動することができます。
運河にかかる跳ね橋もオランダらしいです。普段は普通の橋ですが、船が来ると橋が上がって、船が通れるようになるものです (ハウステンボスにあるものは橋が上がることはありませんが)。
以前オランダに行った際に訪れたアムステルダムにも同じような橋がたくさんあったのを覚えています。
1年を通して花が溢れる園内
風車ともうひとつオランダで有名なのが「花」ですよね。
オランダはヨーロッパ最大の花の輸出国だそうです。中でもチューリップのイメージが強いと思います。
さすがに冬にチューリップは咲いていませんでしたが、それでも園内にはたくさんの花が咲いていました。
こちらは園内にある「アートガーデン」という広いお庭です。冬でもこれだけたくさんの花が咲いているのはすごいと思いました。相当手入れされているんでしょうね。
ハウステンボスのホテル
ハウステンボスの園内には3つのオフィシャルホテルがあります。
いずれもヨーロッパ風の建物で、非日常の感覚から覚めることなくそのまま宿泊できます。
ハウステンボス周辺にはオフィシャルホテル以外にも複数のホテルがあるので、宿泊にも困ることはないでしょう。
メインスクエアで行われる無料ライブ
ハウステンボスのメインスクエアである「アムステルダム広場」には、一際大きな大聖堂風の建物があります。
近くで見るととても迫力があって、彫刻なども精巧に作られているのが分かります。
この大聖堂のような建物の中は、ガラス工芸品の美術館になっています。世界最大級のシャンデリアをはじめ、ヨーロッパの美しいガラス工芸品が展示されています。
同じくアムステルダム広場では色々なアーティストによる無料コンサートが行われていました。
ソロの女性シンガーや、バンドなどバラエティーに富んだ音楽が楽しめます。写真の彼らは「トリオ・マキシマム」というウクライナ出身のトリオ・シンガー。
有名なオーディション番組「X-Factor」のファイナリストにもなったという実力派!
3人がそれぞれ異なる個性を持った声で、とても良かったです!家でも聴きたくなってCDを購入ました。
シンボルタワーの「ドム・トールン」
こちらは「ドム・トールン」というハウステンボスのシンボルタワー。高さは100m以上もあるそうです。
地上80mの高さには展望台があり、ハウステンボスを一望できます。展望台からの眺めは後編でご紹介します!
紅葉した秋のハウステンボス
11月末のハウステンボスは、まさに秋から冬に変わるタイミング。紅く色づいた街路樹の葉が風に舞う姿がとてもきれいでした。
こうやって写真で切り取って見ると本当にヨーロッパにいるみたいじゃないですか?
街灯にサンタがしがみついているあたりは少しテーマパークっぽいですが…。
街並みの美しさと、色づいた葉っぱが相まって、まさにヨーロッパの秋といった雰囲気です。早く次の海外旅行に行きたい気持ちがますます強くなってしまいました…。
ハウステンボスで紅葉が1番のきれいに見られるのは、アドベンチャーパークというエリア。エリア全体が林の中にあり、見上げると赤や黄色に染まった木々に囲まれたような感覚。
昼間はまだ秋の雰囲気が残る11月下旬のハウステンボスでしたが、夜になると一気にクリスマスムードが高まり、街並みはさらに美しく輝きます!
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次回は、6年連続で日本一に選ばれたイルミネーションを中心に、夜のハウステンボスをご紹介します!
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