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『ジェットスター航空』オーストラリア国内線の搭乗記 (メルボルン〜エアーズロック)

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今回はメルボルンからエアーズロック (ウルル) への移動に利用した『ジェットスター・オーストラリア』の搭乗記です!

ジェットスター・オーストラリアの機体や座席、機内食についてレポートしていきます。機内からエアーズロックを見るためのヒントもご紹介します。

※「ジェットスター航空」を「ジェットスター・ジャパン」と区別するために「ジェットスター・オーストラリア」と表記しています。

参考記事:ジェットスター・ジャパン搭乗記。LCCでも座席は十分快適!

ジェットスター航空について

ジェットスター航空の機体

『ジェットスター航空』(ジェットスター・オーストラリア) は、グループ会社の「ジェットスター・ジャパン」が日本国内線を運行していることから日本でも知名度の高い航空会社ですが、元々はオーストラリアの航空会社です。

オーストラリア最大の航空会社である「カンタス航空」の子会社で、格安航空会社として2004年に設立されました。

マイレージプログラムも親会社のカンタス航空の「フリークエント・フライヤー」で、ラウンジもカンタス航空のラウンジを利用することになります。

カンタス航空はワンワールドに加盟しているので、JALをはじめとしたワンワールドの加盟航空会社のマイルを貯めることができるほか、エミレーツ航空やアリタリア航空とも個別に提携を結んでいます。

ジェットスター航空は、今回出発する「メルボルン」に拠点を置き、オーストラリア国内約20都市のほか、海外にもオセアニアやアジアを中心とした約20都市に就航しています。

日本では成田空港とケアンズ/ゴールドコースト、関西空港とケアンズを結ぶ直行便があります。

また、グループ会社のジェットスター・ジャパンやジェットスター・アジアを含めると、17ヶ国70都市以上に就航しています。

 

機体

ジェットスター航空の機体

ジェットスター・オーストラリアの主力機材はエアバスA320。180人乗りの機体です。国内線や近距離路線はこのA320になります。

日本線などアジア路線ではボーイング787ドリームライナーが使用されている路線もあります。こちらは約330人乗り。

 

ジェットスター航空の機体

機体のカラーリングはシルバーをベースに下部がオレンジ色になっています。

尾翼には「Jet」の文字とオレンジ色の星が描かれており、側面には「Jetstar」の文字と星、または「Jetstar.com」の文字が入っています。

このカラーリングはジェットスタージャパンと基本的に同じです。

 

機内・座席

ジェットスター航空の機内

続いては機内の紹介です。シンプルな機内ですが、所々にジェットスター航空のカラーであるオレンジ色のアクセントが効いています。

座席のレイアウトは3列×2。国内線では座席にモニターなどはなく、安全の手引きなどが入ったポケットがあるだけです。

 

ジェットスター航空の座席

座席は黒い革(合皮)張りのシートで、こちらもオレンジ色のラインが入っています。合皮とはいえ、安っぽくなくて良いです。

シートのピッチ (間隔) は測っていませんが、たぶん日本のジェットスターと一緒で前後が74cm、横が45cmだと思います。

大手航空会社では前後79cm、横45cmが一般的なので、横は同じで前後が5cm狭いことになります。

しかし、国内線の数時間程度なら全然窮窟さは感じませんでした。もちろん広ければ広いほど良いですが、運賃の安さを考えればこれで十分というのが個人的な感想です。

 

機内食

ジェットスター航空の機内食メニュー

格安航空会社 (LCC) であるジェットスター・オーストラリアでは、運賃に機内食は含まれていません。その為、必要に応じて別料金で注文することになります。フライト前に事前予約しておくこともできます。

メニューは路線によって異なり、一部は国際線のみで提供されるものもあります。国内線ではサンドイッチなどの軽食が中心です。

 

ダッズパイ(ジェットスター航空の機内食)

僕はダッズパイ (Dad’s Pies) というミートパイを注文しました。このダッズパイは、ニュージランドで人気のミートパイのお店だそうです。

 

ダッズパイ(ジェットスター航空の機内食)

中身はスタンダードなミートパイとソーセージロールのセット。トマトソースが付いてきます。値段は9.5ドル (約750円)。

 

ジェットスター航空の機内食メニュー

ベジタリアン用のメニューやグルテンフリーのメニューなどもあり、メニュー毎にマークが表示されています。

飲み物はソフトドリンクが4ドル〜 (約300円〜)、ビールやアルコールが9ドル〜 (約700円〜) となっています。

食事とドリンクを一緒に注文すると2ドル割引になるシステムでした。

 

機内誌

ジェットスター航空の機内誌

機内誌は2冊 (写真の真ん中は機内食のメニュー) 用意されていました。

 

ジェットスター航空の機内誌

1冊はオーストラリアや、ジェットスター航空が就航する海外の都市の紹介。もう1冊はワインなど色々な商品の紹介のような雑誌でした。

全て英語のみですが、観光地の紹介などは写真を見ているだけでも楽しいと思います。

 

エアーズロックが見える座席

エアーズロックへ向かうフライト

今回、メルボルンからエアーズロック (ウルル) へのフライトでしたが、エアーズロックへのフライトで注意したポイントがあります。それは「飛行機からエアーズロックが見える座席に座ること」です。

エアーズロックの空港は文字通りエアーズロックのすぐ近くにあります。その為、座席によっては飛行機からエアーズロックが見えます。

飛行機からエアーズロックを見るためには、到着時は左側、出発時は右側の窓側の座席に座る必要があります。

 

エアーズロックが見える座席

もうひとつのポイントは主翼の真横を避けることです。せっかく方向が合っていても主翼で景色が遮られてしまっては勿体無いです。

機体の真ん中あたりの席は避け、前方か後方の席を予約しましょう。

これらの条件が揃えば上の写真のように、上空からのエアーズロックを楽しむことができます!

 

個人的評価

★★★★★★★☆☆☆☆ 6/10

あくまで航空券の安さを考慮した評価ですが、オーストラリア国内の移動には十分なサービスと機体です。

座席の広さも短時間の移動であれば全く苦になりませんでした。

 

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