バックパッカー時代のヨーロッパ旅行記を連載中ですが、今回は一休みして番外編です。
先日ドイツのミュンヘン空港のクリスマスマーケットに行って来ましたので、その様子をご紹介します。
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットは、空港から出てすぐの場所にあり、乗り継ぎ時間の間でも手軽に楽しめます。ミュンヘン空港でのフライト前に時間がある方はぜひ立ち寄ってみてください!
それでは、ミュンヘン空港のクリスマスマーケットの見所 と開催情報をご紹介していきます。
ミュンヘン空港クリスマスマーケットについて
ミュンヘン空港では毎年クリスマスマーケットが開催されており、今年で21回目となります。
ミュンヘンのクリスマスマーケットと言えば街の中心にあるマリエン広場のものが有名です。
規模ではさすがにそれに敵わないにしろ、ミュンヘン空港にも40軒以上のお店が並び、本場ドイツのクリスマスマーケットを味わうことができます。
空港でのフライト待ちの間やミュンヘンに到着後、気軽に立ち寄ることができます。乗り継ぎの間に時間がある場合にも、一度空港の外に出てクリスマスマーケットを訪れることができます。
国際線の乗り継ぎであっても一度入国手続きさえすれば、空港の外に出ることができますが、再度出国手続きが必要になるので注意してください。
空港の広場で開催しているので、寒くなったりトイレに行きたくなったりしたらすぐに建物の中に入れるのも便利です。街中のクリスマスマーケットだとトイレを探すのも一苦労ですからね…。
それでは、僕が体験したクリスマスマーケットの見所をご紹介します。
ミュンヘン空港クリスマスマーケットの見所
見所1:名物のホットワイン
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットの中でも最も多くの人が並んでいたのがグリューワイン (ホットワイン) のお店でした。
冬のミュンヘンは日本よりも寒く、特に夜になると一層冷えるので、暖かいホットワインで温まりたくなります。
以前訪れたパリのクリスマスマーケットでも「ヴァン・ショー」というホットワインが人気でした。
>>参考記事:シャンゼリゼ通りを彩るパリのクリスマスマーケット
グリューワインを売っているお店はいくつかありましたが、僕がグリューワインを買った「ウインタートラウム」というお店では赤い長靴型のカップにサンタクロースやクリスマスツリーの柄が描かれた可愛いカップに入ってワインが提供されていました。
お値段は4ユーロ (約500円)。支払いの際にはカップのデポジット(保証料)を含めて7ユーロ払う必要がありますが、カップを返却すると3ユーロ戻ってきます。
言い換えるとカップが欲しければ、そのまま持って帰ルことができるんです (当然3ユーロは戻ってきませんが…)!
見所2:ドイツグルメ
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットに40軒以上あるお店にはドイツグルメを味わえる飲食店がたくさんあります。
「カイザーシュマーレン」というミュンヘンで人気のデザートや、「キルテーシュカラーチ」というハンガリー発祥の焼き菓子、ドイツ名物の「プレッツェル」(ドイツ語では濁点の付く「ブレーツェル)など、どれを食べようか迷ってしまうほど種類がたくさん。
こちらは「Bratwurststand」というお店で食べた白ソーセージ。パンで挟んでいただきます。
白ソーセージはミュンヘンの名物で、茹でた状態で食べるのが一般的ですが、こうして焼いてパンに挟んで食べても美味しい!
見所3:スケートリンク
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットにはスケートリンクも登場します。結構大きくてたくさんの人がスケートを楽しんでいました。
リンクは氷と言うか雪が積もったような感じで、少し柔らかくてデコボコしていそうに見えましたが、みなさん普通に滑っていたので特に問題は無いようです。
スケート靴はスケートリンクの横で貸し出しも行っていましたが、自分の物を持参して滑っている方もいるようです。
スケートリンクの隣ではカーリングのような遊びを行っている人もいました。「アイス・ストック・スポーツ」(Eisstockschießen)というドイツ南部で人気の競技だそうです。
見所4:クリスマスツリー
クリスマスと言えばやはりクリスマスツリー。ミュンヘン空港のクリスマスマーケットには約15メートルの巨大なクリスマスツリーが登場します。
横のビルの4階とほぼ同じ高さでした。クリスマスツリーは第1ターミナル側にある「EDEKA」というスーパーマーケットの前にあります。
クリスマスツリーにはシルバーやピンクなどのカラフルなオーナメントで飾り付けられており、たくさんのライトでキレイに輝いていました。
クリスマスツリーを見るならやはり夜がオススメです!
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットでは、15メートルのクリスマスツリー以外にもクリスマスらしい装飾やイルミネーションが溢れています。
場内に流れるクリスマスソングも相まって、クリスマスらしい雰囲気を存分に味わうことができるでしょう。
見所5:音楽イベント
クリスマスマーケット開催期間中、ジャズやロックなどのアーティストによる音楽ライブが行われます。
ライブは、上で紹介した大きなクリスマスツリーの隣にあるステージで火曜から日曜の毎日6時に開催されます。
毎週木曜日には、スケート客を楽しませてくれるDJが登場します!
見所6:空港バスツアー
クリスマスマーケット開催期間中の11月16日〜12月29日の間、ミュンヘン空港では期間限定で夜の空港を巡るバスツアーが開催されます。
たくさんのライトで明るく照らされた滑走路やターミナルなど、夜ならでは姿を満喫することができるでしょう!
一般ツアーは毎日18時にスタートします (週末や祝日には臨時便もあり)。
チケットは大人9ユーロ (約1200円)で、クリスマスマーケットの中にある「Lichterfarten」という小屋で購入することができます。
見所7:その他のイベント
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットでは、日によってクリスマスイベントが開催されます。
11月23日 (土) | 12時〜 | ステージをアドベントリースで飾り付け |
12月6日 (金) | 16時〜 | 聖ニクラウス (サンタクロース) によるプレゼント配布 |
12月21日 (土) | 12時〜 | クリスマスのお願い事作り。クリスマスの天使登場 |
子供向けのイベントも多くあり、家族で楽しめること間違いなしです!
11月23日 (土) | 14時〜 | 人形劇「パンチとジュディ」 |
16時〜 | ピエロ「マニュ」のマジックショー | |
11月27日 (水) | 16時〜 | マジシャン「ディエター」のマジックショー |
12月5日 (木) | 14時〜 | クリスマスベーカリー:ジンジャーブレッドの飾り付け |
16時〜 | ピエロ「マニュ」のマジックショー | |
12月18日 (水) | 16時〜 | 人形劇「パンチとジュディ」 |
開催情報 (期間・時間・場所)
開催期間
2019年の開催期間は11月15日(金)〜12月29日(日)。12月11日(水)は社内イベントの開催につき終日お休みです。
開催時間
開催時間は毎日11時〜21時まで。金曜と土曜は22時まで営業している飲食店もあります。12月24日(火)は、17時までとなっています。
開催場所
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットは、第1ターミナルと第2ターミナルの間にある「MACフォーラム」という広場で開催しています (下の地図をご参照ください)。
電車のミュンヘン空港駅を出てすぐの場所にあり、アクセス抜群です!
注意すべき点
たくさんのお店やイベントがあって楽しいミュンヘン空港のクリスマスマーケットですが、訪れる際の注意点をいくつがお話しておきます。
支払いは現金で
クリスマスマーケットに出店しているお店で買い物をする時は現金が基本となり、クレジットカードが使用できないお店もあります。支払いの際に困らないように必ず現金を用意しておきましょう!
飛行機の時間に注意
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットは空港の外の広場で開催しています。その為、飛行機に乗る場合は荷物検査と(行き先によっては)出国手続きを行わなくてはなりません。
クリスマスマーケットに夢中になりすぎて飛行機に乗り遅れないよう、フライトの時間には十分気をつけてください!
ミュンヘン空港のクリスマスマーケットについては以上です!次回からは再びバックパッカー時代のヨーロッパ周遊記に戻り、チューリッヒ旅行の記録をお伝えします!