ラスベガスにはユニークなホテルがたくさんあり、見ているだけでも楽しいです。今回はその中から『パリス』と『ニューヨーク・ニューヨーク』という2つのホテルを紹介します。
いずれもその名の通りパリとニューヨークをテーマにした人気ホテルで、特徴的なホテルが多いラスベガスの中でも強い存在感を放つホテルです!
パリス
まずは、フランスのパリをテーマにした『パリス (Paris)』(「パリ」は英語読みだと「パリス」になります)。
ラスベガスの繁華街ストリップの中心地フォーコーナーのそばにあり、噴水ショーで有名なベラージオの向かいにあります。
ストリップを歩いていると絶対に目に入ってくるエッフェル塔や青いバルーン状の看板が目印です。
特に、通りに面した場所に建っている「エッフェル搭」はものすごい存在感です。
当初はパリにある本物のエッフェル塔と同じ大きさ (高さ324m) で作ることが計画されていましたが、空港に近すぎるため約1/2サイズ (約165m) になりました。
それでも街中にある建物としては異様なほどの大きさです。
エッフェル塔の下にはフレンチレストランがあります。テラス席からは向かいにあるベラージオの噴水ショーを眺めながら食事ができることもあり、とても人気の場所となっています。
パリスのもう一つの有名な建物がこの「凱旋門」。こちらもパリにあるオリジナルの凱旋門 (高さ50m) よりはやや小さく、約2/3サイズとなっています。
パリの凱旋門の方がもう少し白っぽい色だったような気はしますが、見た目は本物にそっくりで、細部まで忠実に再現されています。
>>参考記事:パリ『エトワール凱旋門』の歴史と見どころ、行列の回避方法
パリでは有り得ない凱旋門とエッフェル塔が並んだ姿も見れてしまいます!
パリにある凱旋門とエフェル等は結構離れているので、こういう構図には絶対なりません。パリ以上にパリらしい景色かもしれませんね(笑)。
エッフェル塔と凱旋門の間にはオペラ座を模した建物もあります。ホテルの本体は通りから少し奥に入った場所にあります。
部屋数2915室の巨大ホテルで、カジノやレストランなどもあります。1999年に開業して以来、ラスベガスのシンボルの一つとなっている有名ホテルです。
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ニューヨーク・ニューヨーク
続いてはアメリカのニューヨークをテーマにした『ニューヨーク・ニューヨーク』。こちらもストリップ沿いにありますが、先ほどのパリスからは南に1.5kmほどの場所にあります。
ストリップとトロピカーナ通りが交差する通称「新フォーコーナー」にあります。
新フォーコーナーには、ニューヨーク・ニューヨークのほか、MGMグランド、エクスカリバー、トロピカーナと言った有名ホテルが並びます。
以前紹介したM&M’sワールド(※1)の向かいにあり、ラスベガスサイン(※2)を見に行く場合には前を通るので、見逃さないようにしたいですね。
※1. 参考記事:ラスベガスの『M&M’s』はまるでチョコのテーマパーク
※2. 参考記事:ラスベガスの有名な「あの看板」はここにあるよ!
ニューヨーク・ニューヨークは1920年代のマンハッタンをイメージして作られており、当時のニューヨークの街並みが再現されています。
エンパイヤー・ステート・ビルディングやクライスラー・ビルディングといった有名な建物もありますね。
敷地内には「ビッグアップル・コースター」というジェットコースターもあります。
このジェットコースターは富士急ハイランドにある「FUJIYAMA」などを作った日本のトーゴ社によって作られたものだそうです。
ニューヨーク・ニューヨークの名物は何と言ってもこの「自由の女神」。ニューヨークにある自由の女神像の約1/2サイズだそうです。本物が約46mなので、こちらは23mくらいですね。
この時は何やら服を着ていますが、ネットで写真を見ると服を着ていない場合が多いので、何かのイベントだったのでしょうか?
せっかくなら本物に合わせて服なんか着てない方がいいと思いますけどね…。
ストリップ沿いにあるエントランスにも大きな自由の女神の表情が描かれていました。こちらから入るとカジノのあるフロアでした。
ニューヨーク・ニューヨークの部屋数は2024室。マンハッタンをイメージした建物がたくさんありますが、全てが客室になっているわけではないそうです。
1997年に開業して以来、そのインパクトから人気ホテルのひとつとなっています。
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次回もラスベガスの人気ホテルの紹介です!