今回は、ロサンゼルスで人気のビーチエリアの1つ『サンタモニカ』をご紹介します。
広いロサンゼルスにはいくつかビーチがあり、中でも人気なのが「ベニスビーチ」「ロングビーチ」そして「サンタモニカ・ビーチ」です。
この中で最も街の中心地からのアクセスが良いのがサンタモニカです。
「サンタモニカ・ピア」という大きな桟橋の上にレストランや遊園地がある場所もあり、多くの人で賑わうポイントです。
海沿いの通りを散策
「オーシャン・アヴェニュー」というサンタモニカの海沿いの通りには、パームツリー(ヤシの木)が並び、とってもカリフォルニアらしい雰囲気を感じることができます。
この日は空も晴れわたって、とっても爽やかでした。
ヤシの木が並ぶ芝生の上を、歩きながら海を眺められる通りでは、ジョギングをしている人や、犬の散歩をしている人がいて、地元の人も多く訪れるスポットです。
海沿いの通りから少し東へ行くと、ショッピングストリートが続いています。レストランやカフェなども多く、ビーチを訪れたついでに立ち寄ってみるのもオススメです。
通りではストリートパフォーマンスも見かけました。こちらのダンスグループのパフォーマンスにはたくさんの見物客が集まっていました。
たくさんの人で賑わうサンタモニカ・ピア
サンタモニカで一番人気のポイントが「サンタモニカ・ピア」。オーシャン・アヴェニュー沿いにあるこちらの看板がサンタモニカ・ピア、そしてビーチへの入り口です。
橋を渡った先にあるのがサンタモニカ・ピアです。
「ピア」とは桟橋のことですが、日本でイメージする海の上に突き出た小さな桟橋ではなく、レストランや遊園地もあるとっても大きな桟橋です。
僕が訪れたのは日も傾き始めた夕方の時間でしたが、サンタモニカ・ピアの上はまだまだたくさんの人で賑わっていました。
サンタモニカ・ピアにあるルート66の看板。ちょうどカモメがとまっていました。
サンタモニカは、かつてアメリカ東部のシカゴとロサンゼルスを結んでいたアメリカ横断道路です。そのルート66の西の終着地点がこのサンタモニカです。
ルート66についてはこちらの記事を参照ください↓
>>参考記事:『セリグマン』カーズのモデルになったルート66の街
ストリートパフォーマンスや遊園地も
こちらでも色々なストリートパフォーマンスを行っていました。こちらの方は派手な衣装を着てファンキーな歌を聴かせてくれます。
ストリートパフォーマンスではありませんが、チュロスを売る人もいます。こういう場所に来るとなぜかチュロス食べたくなりませんか?
サンタモニカ・ピアには遊園地まであります。規模は小さいですが観覧車やジェットコースターもあり、たくさんの子供の楽しそうな声が聞こえてきます。
ロサンゼルスで人気のサンタモニカ・ビーチ
こちらがロサンゼルスで人気のビーチ「サンタモニカ・ビーチ」。
5月初めのロサンゼルスは、海に入るにはまだ少し寒いので、泳いでいる人はいませんでしたが、海沿いを散歩したり、ビーチに座って海を眺めたりする人がたくさんいました。
個人的には景色を楽しむにはこれくらいの混み具合の方が嬉しいです。
ビーチの上をたくさんのカモメが飛んでいました。これまたなんともカリフォルニアらしい雰囲気です。カモメの優しい鳴き声もビーチ気分を味あわせてくれます。
場所によってはたくさんのカモメの群れがいましたが、特にエサを狙って人に襲いかかってくるようなことはなかったので、ご安心を。
ピアからビーチへ降りてきました。傾き始めた太陽の光に照らされたピアと海がとっても綺麗でした。
サンタモニカ・ピアの下はこんな感じになっています。ロサンゼルスを舞台にした映画やドラマでたまにこんな風景見ませんか?
ちょっと悪い感じの奴らが桟橋の下で待ち合わせ…みたいな。誰もいませんでしたけどね。
ピアはたくさんの木製の柱に支えられているのですが、だいぶ老朽化も進んでいて、この大きなピアを支えるのは少し不安を感じるのは僕だけでしょうか…。
これだけ観光客に人気のサンタモニカ・ビーチですが、海がとても綺麗なことに驚きました。ゴミはほとんど落ちていませんし、海藻や流木などもそれほどありません。
ビーチの脇に大きなゴミ箱が用意されていることもあると思いますが、きっとボランティアの人たちが掃除されているんでしょうね。
ビーチの美しい景観が守られていることに感心しました。
サンタモニカへの行き方
サンタモニカ・ビーチへは、市バス、または2016年にサンタモニカまで延長された地下鉄 (メトロ) のエキスポライン (Expo Line)で行くことができます。
いずれも終点なので判りやすいです。市バスや地下鉄はTAPカードの1日券が利用できます。
TAPカードの購入方法はこちらの記事をご参照ください↓
>>参考記事:グリフィス天文台への行き方(地下鉄&バス編)
今回あえて夕方にビーチを訪れたのは、サンタモニカ・ビーチで夕日を見るためです。次回は最高に美しいサンタモニカの夕日をご紹介します!