今回はラスベガスのストリップに並ぶ、『ベネチアン』と『パラッツォ』というイタリアをテーマにした2つの人気ホテルを紹介します。
ベネチアンとパラッツォはラスベガス・サンズというカジノリゾート運営会社が展開するホテルで、この2つのホテルを合わせると世界で2番目の規模のホテルです。
パラッツォ
まずは『パラッツォ』から。パラッツォはベネチアンの姉妹ホテルとして2007年にオープンしました。
パラッツォ (イタリア語で宮殿や官邸などの大きな建物) の名の通り、とても大きなホテルです。
地上52階、高さ196mもあり、部屋数は3000室以上。客室は全室スイートルームというラグジュアリーなホテルです。
広々としたエントランス
中に入ると天井の高い広々としたエントランスホールが広がっています。
ホテルの中には高級ブティックのほか、カジノやスパ、プール、レストラン、バー、ナイトクラブなどがあり、ホテルの宿泊客以外にカジノやブティックを訪れるお客さんで賑わっていました。
エントランスホールの真ん中には半透明の人魚の像があります。高さ10mはありそうな大きな像です。そのはるか上にガラス張りの天井があり、明るい光がホールに降り注いでいました。
可愛い「LOVE」のオブジェ
奥へ進むと高級ブティックが並ぶエリアがあります。吹き抜けになっているホールには天井から青や黄色のランプのような照明が吊るされ、フロアにはろうそくのようなオブジェが置かれています。
なんだかメルヘンな雰囲気ですね。
さらに歩いていくと、壁から水が流れる噴水と、大きな「LOVE」のオブジェを発見。写真を撮る順番を待つ女性の列ができていました。みなさんモデルさんばりにポーズを決めます。
と、そこへ順番待ちの概念がない子供たちが乱入し、遊び始めました。空気を読まずに遊び続ける子供たちに女性陣もため息。SNS映えする写真を撮るのも楽じゃないですね。
パラッツォに泊まってみたい方は、<エクスペディアのホームページ>で料金・空室を確認してみましょう!
ヴェネチアン
続いては『ベネチアン』。パラッツォの隣に立つこのホテルは、その名の通りイタリアのベネチアをイメージしたホテルです。
こちらはパラッツォよりも早い1999年にオープンしたホテルで、客室はパラッツォと同じく全室スイートルームです。
高さは145mとパラッツォより低い(それでも十分高い)ですが、部屋数は4000室以上もある巨大ホテルです。パラッツォと合わせた部屋数はなんと7000室以上!
光輝くヨーロッパのようなホテル
ベネチアンの周りはまるでイタリアのような雰囲気です。ホテル前の噴水や街頭、道路の上にかかる橋など、とても綺麗でラスベガスにいることを忘れてしまうくらい、他の場所とは異なる雰囲気の場所です。
夜はオレンジ色の光でライトアップされ、その姿がより一層美しく映し出されますので、オススメです。
ホテルの周りにはベネチアをイメージした運河まで作られています。ベネチアといえばこの運河とゴンドラですよね。完全にラスベガスに再現されています。
ベネチアンとパラッツォの中にはグランド・カナル・ショップスというショッピングモールがあるのですが、そちらにもベネチアの運河が再現されていて、そこではゴンドラに乗ることもできます。
グランド・カナル・ショップスについては次回お伝えしますのでご期待ください。
こちらの鐘楼は本場ベネチアの「サンマルコ広場」にある鐘楼にそっくりです。ベネチアに行ったことがある方はすぐに思い当たるのではないでしょうか。
マカオにも同じグループのホテル「ベネチアン・マカオ」があるのですが、そちらにも同じくサンマルコ広場の鐘楼をイメージした鐘楼があり、ホテルのシンボルになっているそうです。
豪華な宮殿のようなホテル
鐘楼の足元から宮殿のようなホテルの廊下を渡ります。柱や手すりなど近くで見ても本物の宮殿と分からないくらい、精巧に作られています。
ただ、廊下の床はちょっぴり現代風。ここまでするなら廊下も石造り風にすればいいのに…。
先ほどの廊下は2階部分にあるので、そこからベネチアン前の広場を見渡すことができます。
運河やそれにかかる橋、鐘楼など、すべてが幻想的にライトアップされていてとても美しい光景でした。
廊下を過ぎて建物の中に入ると天井には美しい中世の宗教画のような絵が描かれていました。周りの装飾やシャンデリアも本当に綺麗ですが、ここはラスベガスなんですよね。
こんなにもリアルに再現するなんて本当に凝っています。さすがラスベガス随一の人気ホテル。是非とも泊まってみたいものです。
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次回はベネチアンの中にある「グランド・カナル・ショップス」の運河でのゴンドラ体験をお伝えします!