フライト PR

『ヴァージン・オーストラリア』搭乗記 (エアーズロック~シドニー)

ヴァージンオーストラリア
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今回はオーストラリアの航空会社「ヴァージン・オーストラリア」の搭乗記です。

今回はエアーズロックからシドニーへのフライト。記事の後半では飛行機からエアーズロックが見える座席の選び方もご紹介します!

ヴァージンオーストラリアについて

「ヴァージンオーストラリア」は、イギリスのヴァージン・グループの子会社として2001年に「ヴァージン・ブルー」の名前で設立した航空会社です。

設立当時はLCCでしたが、2011年に社名を「ヴァージン・オーストラリア」へ変更すると共に、フルサービスエアラインになりました。

オーストラリアではカンタス航空に次いで2番目の規模の航空会社で、オーストラリア国内をはじめ、北米や中東、東南アジアにも就航しています。

アライアンス(航空会社連合)には属していませんが、デルタ航空やシンガポール航空、エティハド航空などと個別に提携を結んでいます。

2020年に一度は経営破綻しましたが、新たなスポンサーの元で経営再建中です。

 

機体・機内

ヴァージンオーストラリア

こちらがヴァージン・オーストラリアの機体です。機種はボーイング737。ヴァージン・オーストラリアの主力機です。

デザインは白いボディーに「virgin australia」の文字。尾翼には赤い文字で「Virgin」のロゴが書かれています。エンジンにも赤いラインが入っており、アクセントになっています。

イギリスの「ヴァージン・アトランティック航空」の機体は赤い尾翼に白文字で「Virgin」と書かれており、若干デザインが異なります。

コクピットの近くにはオーストラリア国旗を持った女性が描かれています。

 

ヴァージンオーストラリア

こちらがヴァージン・オーストラリアの機内です。黒い革張りのシートに、赤、グレー、紫のヘッドレストが段々に並んでいます。

 

ヴァージンオーストラリアの座席

国内線なのでモニターなどはなく、テーブルとポケットのみ。

 

ヴァージンオーストラリアの座席

非常口の横には「エコノミーX」という少し前後の幅が広い座席があります。通常のシートでも3時間程度の移動では特に狭さは感じませんでした。

 

ヴァージンオーストラリアの機内

頭上のには紫色のライトが光ります。なかなか珍しい配色ですが、いやらしく感じません。ちょっと近未来的な感じで格好いいです。

 

機内食

ヴァージンオーストラリア

国内線では機内食はありませんが、軽食が入った箱が配られました。ヴァージン・オーストラリアはLCCだと思っていましたが現在はフルサービスエアラインで、これらも無料です。

 

ヴァージンオーストラリア

右上の「セヴォリー・スライス」はキッシュのようなオーストラリアで人気の食べ物です。他にもスナック菓子や、チョコレート菓子などが入っていました。

 

ヴァージンオーストラリアの機内食

もっとしっかり食べたい人は、有料で注文することができます。サンドイッチやラップが13ドル (約1,000円)、ドリンクとのセットもあります。

飲み物はソフトドリンクのほか、ビールやワインなどアルコールもあります。

 

機内誌

ヴァージンオーストラリアの機内誌

機内誌は「ヴァージン・オーストラリア・マガジン」というオリジナルの機内誌があります。他の2冊は機内食のメニューとWi-Fiの説明書。

 

ヴァージンオーストラリアの機内誌機内誌は英語のみ。オーストラリア国内やヴァージン・オーストラリアが就航する海外の都市の紹介などです。

 

無料Wi-Fi

Wi-Fiは無料で使用可能。動画は見られませんが、ウェブを見たり、emailやテキストの送受信、SNSのチェックくらいなら出来ます。

高速プランは1時間11.99ドル (約900円)です。

 

無料プランの場合、「Standard」を選択した後、名字と座席番号を入力し、使用条件に同意するチェックを入れます。

 

最後にセキュリティーのためにランダムで表示される数字を入れて「GET ONLINE」をクリックするとWi-Fiに接続できます。

 

エアーズロック空港を出発

エアーズロック空港

今回はエアーズロック空港からシドニーへのフライトです。エアーズロック空港は小さな空港ですが、出発が重なる時間帯は非常に混み合います。

チェックインを待つたくさんの観光客で行列ができていました。手前右手がヴァージン・オーストラリアのカウンター、奥が荷物検査場です。

 

エアーズロック空港

荷物検査を通るとすぐにゲートがあり、待合所になっています。ここも結構混んでいますが、椅子の数が少ないので、立って待っている人も多くいます。

時間になりゲートが開くと、歩いて飛行機まで移動します。

 

エアーズロックが見える座席

ヴァージンオーストラリア

エアーズロック (ウルル) からのフライトでは、飛行機からエアーズロックを見ることができます。ただし、その為には座席選びに注意が必要です。

飛行機からエアーズロックを見るためには、到着時は左側、出発時は右側の窓側の座席に座る必要があります。

 

エアーズロック

もうひとつのポイントは主翼の真横を避けることです。せっかく方向が合っていても主翼で景色が遮られてしまっては勿体無いです。

機体の真ん中あたりの席は避け、前方か後方の席を予約しましょう。

これらの条件が揃えば上の写真のように、上空からのエアーズロックを楽しむことができます!先ほどまであの岩の上にいたと思うと不思議です…。

>>エアーズロック登山に挑戦!今はもう見られない頂上からの絶景

 

カタジュタ

エアーズロック空港を離陸した直後には「カタジュタ」の姿も見えました。

>>『カタジュタ (マウント・オルガ)』のウォルパ渓谷を散策

 

個人的評価

★★★★★★★☆☆☆☆ 6/10

国内線なのでそれほどサービス等もありませんが、軽食が出るだけでも嬉しいです。また無料でWi-Fiが使えるのもいいですね。

今回のフライトは貯まっていたデルタ航空のマイルを特典チケットに交換したので料金は支払っていませんが、通常でもLCC並みに安いです。

ジェットスターなどのLCCは機内食や預け荷物が別料金なので、チケット自体が安くても結局割高になる場合があります。支払う額が同じくらいなら、ヴァージン・オーストラリアの方が良いかも、と思いました。

 

次回からはシドニーの旅行記です!