前回まで旅行記を書いたギリシャのエーゲ海に浮かぶ絶景の島「サントリーニ島」。実際にサントリーニ島へ行ってみたくなった方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、日本からアテネを経由してサントリーニ島へ行く方法3パターンをご紹介します。
それぞれの行き方のメリット・デメリットを含めて解説していきます。
サントリーニ島について

ギリシャ本土からは約200km離れた場所にある『サントリーニ島』は別名ティラとも呼ばれ、崖の上に立つ白い街並み、青いドームの教会、美しい夕日などで有名です。
エーゲ海に向かって岸壁に建つリゾートホテルに泊まり、たくさんの人で賑わうフィラのおしゃれなショッピングストリートを訪れ、青いドームの教会が多いイアの展望台から夕日を眺めば、日常を忘れる最高の1日になること間違いなしです!
サントリーニ島の旅行記はこちら↓
>>カテゴリ:サントリーニ島
日本からの行き方
サントリーニ島へは、ギリシャの首都アテネを経由して行く方法が一般的です。アテネも一緒に観光できるので一石二鳥です!
しかし、現在、日本からアテネへの直行便はありません。その為、ヨーロッパや中東を経由してアテネに行くことになります。

所要時間はヨーロッパ経由が一番早く、最短で約16時間。
ヨーロッパを経由する場合は、フランクフルトを経由する「ルフトハンザドイツ航空」、パリを経由する「エールフランス航空」、イスタンブールを経由する「ターキッシュ・エアウェイズ」などが便利です。
>>参考記事:ルフトハンザ航空搭乗記。充実の映画やテレビ番組
>>参考記事:エールフランス搭乗記2019。成田・羽田・関空便の比較も

中東経由の場合は約20時間〜と長くなりますが、1回のフライトはヨーロッパ経由より短くてすみます。
中東を経由するルートとしては、ドバイを経由する「エミレーツ航空」、アブダビを経由する「エティハド航空」、カタールを経由する「カタール航空」などがあります。
>> 参考記事:エティハド航空搭乗記。アブダビ経由でヨーロッパへ!
>>参考記事:エミレーツ航空エアバスA380搭乗記。空飛ぶホテルの噂は本当か?
日本からアテネへのお得な航空券の予約は、エイチ・アイ・エスが運営する格安航空券予約サイト<「サプライス」のホームページ>がオススメです!
アテネからサントリーニ島への行き方
飛行機
アテネから一番早くサントリーニ島に行く方法が飛行機です。アテネ国際空港からサントリーニ島のティラ空港までの所要時間は約50分。便数も多く、1日に何本も運行しています。
チケットの相場は日本の旅行会社で予約した場合、往復で3万円前後です。しかし、タイミングよく格安航空券が手に入れば、往復1万円以下のチケットが手に入る場合もあります!
※航空会社やチケットによっては、受託手荷物の料金が含まれていない場合があります。
総合的に考えて一番オススメな移動手段は、この飛行機です。何より他の方法に比べて格段に早い (フェリーは8時間、高速船は5時間)、そして値段も他とあまり変わりません (むしろ安い場合もある)。
アテネとサントリーニ島を結ぶ路線を運行している航空会社には「オリンピック航空」「ライアンエア」「ボロテア航空」「エーゲ航空」「ハーン・エア」などがあります。
サントリーニ島の空港は、「ティラ国際空港」とも呼ばれます。「サントリーニ島」で検索しても出てこない場合は、「ティラ」または空港コードの「JTR」で検索してみてください。
アテネからサントリーニ島への格安航空券は、<「Kiwi.com」のホームページ>で数多く取り扱っています。
海外の旅行会社ですが、ホームページの表記は日本語です(問い合わせは英語のみ)。日本の旅行会社よりもお得な航空券が見つかる可能性大です!

海外の旅行会社を使うのが不安、という方は、<HIS (エイチ・アイ・エス)のホームページ>で検索してみてください。
取り扱っている航空会社は限られていますが、アテネからサントリーニ島への航空券を購入できます (検索の際に「海外発」に切り替えてから出発地を入力してください)。

サントリーニ島へ向かう機内からはエーゲ海に浮かぶ島々を見ることができました。
ギリシャにはサントリーニ島の他にもミコノス島やクレタ島、ロドス島など観光地として有名な島がたくさんあるので、いつかゆっくりと回ってみたいものです。
フェリー
アテネからサントリーニ島へは船でも行くことができます。低速のフェリーだと8時間〜10時間程度かかるので、美しいエーゲ海を眺めながらのんびりと移動したい人にオススメです。
サントリーニ行きのフェリーを運行しているのは、「Blue Star Ferries」「ANEK LINES」「ZANTE ferries」の3社。
シーズンによって値段は変わりますが、相場は往復1万5千円程度です。いずれもハイシーズンでも週に数便の運行と、便数はあまり多くありません。冬のオフシーズンは運行していない会社もあります。
アテネではピレウス港という港から出港します。ピレウス港までは地下鉄の1号線(グリーンライン)で行くことができます。アテネの中心地からは15分くらいです。
フェリーのスケジュールの検索と予約は<「ダイレクトフェリー」のホームページ>から可能です。
高速船

船でエーゲ海を渡りたい!でもフェリーはちょっと時間がかかりすぎる…という方にオススメなのが高速船。
所要時間は5時間前後で、便数もハイシーズンであれば1日1〜数便あるので、フェリーよりも利用しやすいかもしれません。
高速船を運行しているのは「SEAJETS」と「HELLENIC SEAWAYS」。こちらも時期によって値段は変わりますが、往復2万円程度と低速のフェリーよりも少し高い設定になっています。
フェリーと同じくアテネのピレウス港からの出港になります。チケットは<「ダイレクトフェリー」のホームページ>で検索&予約できます。
アテネからの行き方比較
所要時間 | 料金 (往復) | 出発地 | |
飛行機 | 約50分 | 8千円〜3万円 | アテネ国際空港 |
フェリー | 8〜10時間 | 1万5千円前後 | ピレウス港 |
高速船 | 5時間 | 2万円前後 | ピレウス港 |
移動の効率だけを考えると飛行機がファーストチョイスだと思います。海を見ながらのんびり旅行したい場合はフェリーや高速船も良いかと思います。
アテネ発のツアーも豊富!

アテネからサントリーニ島への移動とホテルがセットになったツアーも多数あります。
ギリシャにはサントリーニ島の他にもミコノス島やロドス島など人気の島がたくさんあり、サントリーニ島を含む複数の島をクルーズ船で巡るツアーなどもあります。
アテネにも旅行会社たくさんありますが、特にハイシーズンは空席がなくなってしまうこともあるので、日本で事前に申し込んでおくことをお勧めします。
サントリーニ島へのツアーは海外オプショナルツアーの「VELTRA」のホームページで検索&予約できます。

サントリーニ島旅行に必要な日数

実際にサントリーニ島へ行くには何日くらい必要でしょうか?
全部で7〜9日の旅行だとすると、サントリーニ島の滞在日数は2泊3日程度が現実的かと思います。
行きと帰りに半日ずつ(飛行機の場合)、主な観光地である「フィラ」と「イア」でそれぞれ半日、残った1日で「フィロステファニ」や「アクロティリ遺跡」、ワイナリーのいずれかを訪れたり、ホテルでのんびりしたり、といったプランです。
日程 | スケジュール例 |
1日目 | 午前:アテネから飛行機で サントリーニ島へ 午後:フィラの街を散策 |
2日目 | 午前:フィロステファニ or ワイナリー or アクロティリ遺跡 午後:イアで夕日鑑賞&夕食 |
3日目 | 午前:ホテルでのんびり 午後:飛行機でアテネへ |
サントリーニ島を訪れる日本発のツアー

個人で飛行機やホテルを手配するのが不安、という方は、日本発のツアーに申し込みましょう!
日本からだと6〜8日間でアテネとサントリーニ島などを回るツアーが一般的です。
<サントリーニ島を含むツアー日程の例>
日程 | スケジュール |
1日目 | 午後:羽田空港を出発 |
2日目 | 午前:アテネ到着 飛行機でサントリーニ島へ |
3日目 | サントリーニ島で自由行動 |
4日目 | サントリーニ島で自由行動 |
5日目 | サントリーニ島で自由行動 |
6日目 | 午前:飛行機でアテネへ 午後:アテネで自由行動 |
7日目 | 午前:アテネで自由行動 午後:アテネ空港出発 |
8日目 | 羽田空港に到着 |
<「近畿日本ツーリスト」のホームページ>ならサントリーニ島へも行けるツアーが多数揃っていますので、ぜひ一度検索してみてください!
日本からサントリーニ島へ行くには、最短でも20時間ほどかかりますが、サントリーニ島の絶景は一生の思い出になること間違いなしです!
この記事を参考にぜひ一度訪れてみてください!
次回はギリシャを舞台にした映画をご紹介します。