今回はモロッコのカサブランカにある『ムハンマド5世国際空港』をご紹介します。
ムハンマド5世国際空港はモロッコ最大の都市カサブランカにあり、ヨーロッパや中東からの便も多く飛んでいるので日本からモロッコに行く際に利用する人も多いでしょう。
「どんな免税店があるの?」
「どんなお土産がオススメ?」
「レストランやラウンジはあるの?」
そんな疑問にもお答えします!
※2019年2月時点の内容です
ムハンマド5世国際空港について
『ムハンマド5世国際空港』(空港コード:CMN)は、モロッコ王国最大の都市「カサブランカ」にある国際空港です。
モロッコの航空会社「ロイヤル・エア・モロッコ」のハブ空港になっており、モロッコ国内線はもちろん、ヨーロッパや北米・南米への便も飛んでいます。
エールフランスやルフトハンザといったヨーロッパの主要航空会社や、エミレーツ航空やエティハド航空といった中東の航空会社も就航しており、日本からモロッコに行く人にとって最もアクセスの良い空港と言えます。
空港の名前は、1957年〜1961年に在位したかつてのモロッコ国王「ムハンマド5世」にちなんで付けられています。
彼は、当時フランスの占領下にあったモロッコの独立を勝ち取ったモロッコの英雄的存在です。
ムハンマド5世国際空港はカサブランカの南西にあり、市の中心部からは車で約30分ほどの場所にあります。
また、市内からは電車も走っており、ムハンマド5世空港のターミナル1に駅があります。
ムハンマド5世国際空港の免税店
ムハンマド5世国際空港には、それなりの規模の免税店があります。
先進国の主要空港のような巨大な売り場はありませんが、化粧品やお菓子、お酒、タバコといった一般的な免税品は一通り揃っています。
写真はターミナル1の出国検査場の先にある免税店です。
タバコ売り場にはカラフルなラクダが描かれたラクダ。
他にも搭乗ゲート近くにもお土産屋さんが並んでいました。モロッコ出国前に買い忘れたお土産がないかチェックするのも良いでしょう。
高級ブランドのショップはほとんどなかった印象です。
モロッコに行く場合、ヨーロッパや中東を経由する場合が多いので、ブランド品を買いたい場合は経由地の空港で探した方が良いと思います。
ムハンマド5世国際空港でオススメのお土産
モロッコのお土産としてオススメしたいのが、「アルガンオイル」(アルガン油) です。
アルガンオイルとは「アルガンノキ」という植物から採れる植物油で、古くからモロッコで使われているものです。
ビタミンEが豊富に含まれるアルガンオイルは、日本でも美容や健康に良いと人気です。
日本で買うと高価なものが多いアルガンオイルですが、モロッコだと日本よりかなり安く購入できるので非常におすすめです!
顔や体に塗るものの他、アルガンオイルを含んだシャンプーや、料理に使えるアルガンオイルなどもあります。
写真は空港ではなくカサブランカにある「APIA」という有名な(らしい)お店で購入したもの。他にも何種類か購入しました。
続いてはお土産の定番「チョコレート」。しかし、ちょっと変わっているところがあります。
このチョコレートには「ラクダのミルク」が使われているんです!なんだか一気にアラブの国のお土産っぽく感じませんか?
モロッコではラクダに乗ってサハラ砂漠を探索するアクティビティーが人気です。ラクダに乗った体験を思い出しながら食べるチョコも良いかも!?
パッケージに高級感があって贈り物にも最適です。
バラマキ用におすすめなのが色々な味のクッキー。左からシナモン、バター、チョコレート。全部で5種類ほどあったと思います。
分かりやすくモロッコ感が出ているのが良いですね(笑)。値段も安いので、みんなに配ってもそれほど高くありません。
軽いのでたくさん買っても手に持って帰るのに負担になりません。
ムハンマド5世国際空港のレストラン
ムハンマド5世国際空港の中にはいくつかレストランがあります。が、それほど多くはありません。
こちらはフランスで人気のパン屋さん「ポール (Paul)」。フランスではどこにでもある超人気店です。
モロッコは元々フランスの植民地だったこともあり、フランスの文化がたくさん入っています(公用語もアラビア語とフランス語)。
「まつり」という日本食のレストランもありました。この時は朝早かったので開いていなかった為、味の良し悪しは定かではありません。
それにしても今やどこにでも日本食のレストランがありますね。
一度モロッコでお寿司を食べましたが、予想に反して割と美味しかったです。そして安い。
「こんなの寿司じゃないじゃん!」というのを期待して行ったのですが…良い意味で期待を裏切られました。
ムハンマド5世国際空港のラウンジ
ムハンマド5世国際空港には、ターミナル1とターミナル2に「パール・ラウンジ (Pearl Lounge)」というラウンジがあります。
このラウンジは以前ご紹介した「プライオリティ・パス」を使えば無料で利用することができます。
参考記事:『プライオリティ・パス』無料で空港ラウンジが使い放題になる!?
エコノミークラスを利用する方や、プライオリティ・パスを持っていない人でも、有料で利用することができます (1回30ユーロ〜=約3600円〜)。
パール・ラウンジはターミナル1とターミナル2の出発エリアにそれぞれあります。写真はターミナル1のラウンジ。結構広くて綺麗でした。
軽食が色々と揃っていて、自分で好きなように取ることができます。
パンやパンケーキ、フルーツのほか、暖かい食事もいくつか用意されています。
水やジュースなどは冷蔵庫から自由に選べます。コーヒーや紅茶はスタッフの方にお願いすると作ってくれます。
たくさんの人が座れるソファー席や、個室っぽくなったプライベートな席など、色々なタイプの席があります。
個室風の席には自分専用のテレビモニターも付いていました。
パソコンも無料で使うことができます。もちろんWi-Fiもあるので自分のパソコンやスマートフォンをネットに接続することもできます。
新聞はフランス語、英語、アラビア語のものがありました。
奥にはシャワールームもあります(おそらく有料)。フライト前にサッパリしたい方はどうぞ。
ターミナル1のパール・ラウンジは、出国検査後の免税店エリアの先にあります。上に看板が出ていますので、それに沿って行きましょう。
免税店エリアを抜けてすぐ左手にラウンジがあります。こちらで受付を済ませてラウンジを利用しましょう。