今回は、フランスの航空会社「エールフランス航空」のチェックイン方法を解説します。
成田空港発のエールフランス航空便は空港のチェックインカウンターではなく、自動チェックイン機で自分で搭乗券を発行しなくてはいけません。
初めての人は戸惑ってしまう方も多いはず。しかも成田空港の場合は、受託手荷物も自動手荷物預け機で自分でタグを印刷し、取り付けまで行わなくてはいけません。
これからエールフランス航空を利用する人は、空港で困らないように、予習しておきましょう!
空港で自動チェックイン機を探す
空港に着いたら、「スカイチーム」の自動チェックイン機を探しましょう。スカイチームはエールフランスが加盟する航空会社連合です。
チェックインカウンターの近くにたくさん並んでいるので、すぐに見つけることができると思います。写真は成田空港の自動チェックイン機です。
チェックインカウンターと違ってほとんど人が並んでいないので、空港についてすぐにチェックイン手続きができるのは便利です。
自動チェックイン機の操作方法
自動チェックイン機はタッチパネル式になっているので、画面をタッチしながら操作していきます。
最初はこのような画面が表示されていますので、利用する航空会社を選びます。今回は一番上のエールフランスを選択。
他にもアリタリア航空やデルタ航空、KLMオランダ航空が同じシステムを使用しています。
続いて言語を選びます。全部で15の言語に対応しています。
日本語は一番右の下から2番目にあります。日本だけではなく、フランスでチェックインした時も日本語を選ぶことができました。
次に、「搭乗券を印刷する」を選びます。マイルカードの登録や、座席を変更するメニューもありますが、これらは後の画面からでも可能ですので、ここでは無視して大丈夫です。
荷物に関する注意事項が表示されます (ここは英語でしか表示されません)。
荷物に入れてはいけないものが入っていないか確認し、左下にチェックを入れます。チェックを入れたら右下の「続ける」にタッチしてください。
なお、画面上段が受託手荷物と機内持ち込み手荷物のどちらにも入れてはいけないもの。
画面下段は「IN CABBIN」にバツがついているものは機内に持ち込めず、「IN CHECKED BAGGAGE」にバツがついているものは受託手荷物に入れることができません。
続いてフライトの情報を確認します。自分のフライトを確認する方法は3つ。
1つめはeチケットの番号を入力する方法。タッチパネルで番号を入力します。
2つめは、パスポートを自動チェックイン機でスキャンする方法です。上の写真の赤枠のところに、パスポートの顔写真があるページを開き、スキャンします。
3つめはエールフランスのマイルプログラムである「フライングブルー」の会員番号を入力する方法です。こちらはフライングブルーの会員の方のみ利用できます。
どれかひとつの方法で自分のフライトを確認できます。
画面にフライトの情報が表示されるので、間違いないか確認しましょう。乗り継ぎ便の場合、最終目的地までの情報が表示されているはずです。
マイルカードの番号を登録する場合、ここで①の「フリークエントフライヤーカードを追加」を選択します。
エールフランスのマイルプログラム「フライングブルー」だけでなく、その他のスターアライアンス加盟航空会社や提携航空会社のマイルプログラムの場合も同様です。
マイルプログラム (航空会社) を選んで、会員番号を登録してください。
マイルカードの番号を登録しないとせっかくのマイルが貯まらないので、忘れずに登録してください。チェックイン時に登録し忘れた場合、近くにいるエールフランスのグラウンドスタッフの方にお願いすると登録してくれます。
座席を変更したい場合、②の「変更」を押してください。ただし、フライトの直前だとほとんど席が空いていないケースが多いので、席を指定する場合は事前に行っておきましょう。
すべて確認したら、③の続行を押します。処理がすべて終わると画面の下から印刷された搭乗券が出てくるので、忘れずに取り出しましょう。
続いて受託手荷物を預けます。
成田空港の自動荷物預け機
羽田空港や関西国際空港では、カウンターで荷物を預けます。結局カウンターに並ぶならチェックインもカウンターでやってくれればいいのに…と思うんですが、航空会社としても少しでも手間を省きたいんでしょうね。
一方、成田空港では自動荷物預け機を使って自分でタグを印刷し、荷物に取り付けなければいけません。成田空港では2017年に国内空港の国際線として初めての自動荷物預け機を導入しています。
①自動荷物預け機を使用する場合、まず>所定の場所にスーツケースを置きます。もし規定の重量をオーバーしている場合、カウンターへ行くようにメッセージが出て、先に進めなくなります。
せっかく列に並んだのに無駄になってしまうので、あらかじめスーツケースの重さは確認しておきましょう。
②次に、右手にあるバーコードリーダー(画面の下にあります)で搭乗券のバーコードを読み取ります。
③画面に表示されたフライト情報を確認して、タグを印刷します。タグが印刷されたら、スーツケースの持ち手に巻きつけて、しっかりとテープを止めます。
これで荷物の預け入れは完了。やってみると意外と簡単です。操作が分からない時は、必ず近くにスタッフの方がいるので、気軽に質問しましょう。
しかし初めての人は戸惑いますよね。まだ自動荷物預け機がそこまで普及していないこともあり、手荷物預け機には長蛇の列ができていました。便利なんだか不便なんだか…。
ウェブやアプリで事前チェックイン
エールフランスでは、空港に行く前にウェブやアプリで事前にチェックインを済ませておくことができます。チェックインはフライトの30時間前から可能です。
ウェブの場合、<エールフランスのホームページ>にアクセスし、メニューから「チェックイン」を選びます。
予約番号または航空券番号とフライト番号からフライトを検索するか、フライングブルーのメンバーの方は、会員番号を入力して検索することができます。
ウェブでのチェックインした場合も搭乗券を受け取る必要があります。
「メールで受け取る」「携帯にダウンロードする」「印刷する」または「空港のチェックイン機で受け取る」のいずれかで搭乗券を受け取ってください。
スマートフォンにアプリをダウンロードして、チェックインを行うことも可能です。アプリの場合もウェブと同様、メニューから「チェックイン」を選択。
予約番号または航空券番号とフライト番号からフライトを検索するか、フライングブルーのメンバーの方は、ログインしてフライトを検索できます。
搭乗券は「メールで受け取る」「携帯にダウンロードする」「印刷する」または「空港のチェックイン機で受け取る」のいずれかで搭乗券を受け取ってください。
それでは、良い旅を!エールフランスの搭乗記はこちらの記事で紹介しています↓
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