今回は、「ウルル・カタジュタ国立公園」の旅行記の最終回。エアーズロック観光の際に宿泊したホテル『ザ・ロスト・キャメル』をご紹介します。
エアーズロック観光の際のホテル選びに迷っている方は参考にしてみてください。
エアーズロックのホテル事情
エアーズロックの近くに街はありません。その為、エアーズロックを訪れる際は「エアーズロック・リゾート」という場所に滞在するのが一般的です。
エアーズロックリゾートはエアーズロックから約20km離れた場所にあり、6つのホテルと1つのキャンプサイト、レストランやスーパーマーケットなどが揃っています。
エアーズロックリゾートにあるホテルは以下の通り。
- セイルズ・イン・ザ・デザート
- デザート・ガーデンズ・ホテル
- エミュー・ウォーク・アパートメント
- ザ・ロスト・キャメル・ホテル
- アウトバック・パイオニア・ホテル
- アウトバック・パイオニア・ロッジ
時期や部屋のタイプにもよりますが、上から高級な順です。ザ・ロスト・キャメルは中間くらいの位置付けです。
エアーズロックリゾートについては下記の記事をご覧ください。
参考記事:エアーズロックリゾートでの過ごし方。ホテルやレストランなど
ザ・ロスト・キャメルについて
「ザ・ロスト・キャメル」は、2018年7月に改装を終え、再オープンしたホテルです。
スーパーマーケットなどお店が集まる「タウンスクエア」というエリアに近く、買い物に行く際にも便利です。
ザ・ロスト・キャメルは、エアーズロックにあるホテルの中では平均的なランクのホテルです。と言ってもエアーズロックの周辺にはホテルが少ないこともあり、結構高いです。
僕が8月にザ・ロスト・キャメル・ホテルに泊まった時は、1泊で460ドル (約35,000円) でした。
ホームページによると、2泊以上した場合で1泊330ドル〜 (約25,000円〜) だそうです。
フロント・ロビー
正面の入口を入ると、大きなアボリジニのアートが描かれたパネルが特徴的なフロントがあります。
フロントの対応は全く問題ありませんでした。日本人の観光客も複数宿泊していました。
ロビーは結構広くて明るい雰囲気。大自然の中にあるホテルっぽくはないです (良い意味で)。
ロビーの一角にはパソコンが置かれたスペースや、雑誌が並んだラックがあります。
客室
客室は約20㎡の広さにクイーンサイズのベッド、ソファー、テーブルが置いてありました。広さ的には十分だったと思います。
通常2人用ですが、人数が多い場合はドアで繋がった2つの部屋を予約することもできるそうです。
キャビネットには壁掛けテレビが設置されています。冷蔵庫やアイロン、セーフティボックスなども備えられています。
水や電気ケトル、コーヒー、フルーツが用意されています。
近くにスーパーマーケットがあるので必要なものがあれば自分で揃えることも可能です。
客室はWi-Fiが飛んでおり、無料で利用することができます。接続方法はカードキーが入った台紙の裏に書いてあります。
バスルーム・アメニティー
続いてはバスルーム。大きな鏡がついた洗面台と、シャワールームがあります。残念ながらバスタブはついていません。
アメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープとサニタリーバッグがありました。
「WIRU」は、オーストラリアの植物を使ったスキンケア用品などを販売しているブランドです。
パッケージやラベルにはアボリジニのドットアートが用いられています。
その他の施設
「ザ・ロスト・キャメル」には宿泊客が利用できるプールもあります。この時は冬 (と言っても日中は25℃以上) だったので利用している人はいませんでしたが、夏なら気持ち良さそうです。
ザ・ロスト・キャメルにはレストランがありませんが、隣の「セイルズ・イン・ザ・デザート」や「デザート・ガーデンズ・ホテル」、近くのタウンスクエアにレストランやバーがあるので、そちらを利用すると良いでしょう。
参考記事:エアーズロックリゾートでの過ごし方。ホテルやレストランなど
次回はエアーズロックからシドニーへのフライトを利用した「ヴァージン・オーストラリア航空」の搭乗記です。